和書 467270 (50)
7月24日通り (新潮文庫 よ 27-3)
販売元: 新潮社
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読了後、カバー裏を見ると著者の作品「東京湾景」を以前読んでいたことを思い出しました。その本に対しては「ドラマのように流れるストーリーだが、不要な登場人物もいて完成度が低い」といった印象を覚えました。
本書でもドラマのようにそれぞれの情景が目の前に浮かんできます。何気ないOLの日常がエッセイ風に少しずつ進行していき、結果として一つの読みやすい小説になっています。結末は逆であってほしかったのですが、それも若い人の選択なのでしょうね。
7月24日通り
販売元: 新潮社
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各章のタイトルが
「モテる男が好き!」
「イヤな女にはなりたくない」
「どちらかといえば聞き役」など○×方式の自己分析になっている。
これは主人公の弟の恋人が自分がどんな女なのか分析して、
モテない理由を突き止めようとした場面で出てきた10個のキーワード。
あなたは何個あてはまりましたか?(私は6個)
平凡な女は恋愛で冒険をすることができない。
なぜなら、それは「間違える」ことを極端に恐れているから。
主人公の小百合もそんな夢を見ているだけの女の子なんだけど、
あることをきっかけに勝負に出ようとします。
これは彼女がそう決意するまでの物語です。
私もどちらかとこのタイプなので、生々しく共感できました。
特に高校時代の彼女に告白してきた男子が、
女子の話題の端にものぼることもない地味な男子であったことに傷つき、
「私はああいう男の子に選ばれるような女なんだ」と思ってしまうところなんか
悲しいくらいに理解できてしまった。
「もっと幸せになれたはずなのに・・・」と小さな後悔を抱えている
女の子たちに読んでほしい本です。
かわいいお話でした。
八千万の眼 (1967年) (世界ミステリシリーズ)
販売元: 早川書房
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80年代―スキャンダラス報道の時代
販売元: 翔泳社
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80年代の読み方―10年スパンで日本経済を先見する (1979年) (ノン・ブック―知的サラリーマン・シリーズ〈2〉)
販売元: 祥伝社
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80年代をどう生きるか (1980年)
販売元: 聖教新聞社
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′80年代男はどう生きるか (1979年)
販売元: 講談社
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813 (新潮文庫―ルパン傑作集)
販売元: 新潮社
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有名な堀口訳のルパンを大きな活字で再び。
屈指の冒険小説であり、サスペンス小説であるこの813。
冒険に継ぐ冒険、どんでん返しにつぐどんでん返し
あっと驚く悪役と小説の要素がすべて備わっていたりします。
813 (続) (新潮文庫―ルパン傑作集)
販売元: 新潮社
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いろんな意味でルパン観の変わった作品。
ルパンは「世界のルパン」である前に
「フランスのルパン」だったんですね。
ドイツ皇帝を手玉にとり、領土奪還の夢を語るルパンをみて
当時のフランス人は手を叩いて喜んだのでしょうか?
第一次大戦前の不穏な国際情勢の一端がうかがえます。
仏独の仲の悪さは昔からのことですけど。
堀口大学が訳しているのには驚きました。
彼も相当なルパン好きだったと見えます。
なんだか親近感が湧きますね。
81桝物語―盤上に輝く忘れられぬ局面
販売元: 毎日コミュニケーションズ
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