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和書 467270 (52)



8月の果て (上) (新潮文庫 (ゆ-8-11))
販売元: 新潮社

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8月の果て
販売元: 新潮社

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朝日新聞連載時は読んでおらず単行本しか読んでいないので、
ほかのかたと評価が違うかもしれない。

2年かけて新聞に連載されたとされるこの小説は、
「身を削って書ききる」まさにマラソンのような小説。
(系図には多少フィクションも含まれていると思われるが)
戯曲家から出発した作家としての柳美里さんらしく、
戯曲仕立ての「シャーマンの儀式」からはじまり、
タロットカードをモチーフにした「著者」が生まれるまでを描く
という構成はとても粋だと思う。

今までの柳氏の文章はリズム的に読みづらいものが多かったが、
この作品はすんなりと読めた。
それはおそらく作品と自分を突き放した「ドラマ」として成り立っているから。
それは最後に「ナミコ」と李雨植がシャーマンの手で結ばれるというところに現れている。

この小説を「社会派」ととるかたんなる「ドラマ」ととるかは
意見が分かれるかもしれないが、民俗学としてのしきたりなど、
とても興味を持って読み終えた。ラストの「自由!」の一行が柳氏の一番のメッセージなのであろう。

ただ、氏が主人公を「雨哲」にしたかったのか「雨植」にしたかったのかどっちなのかわからない。。。
全て、が正解なのだろうが。

これからも「作家:柳美里」としてどんどん書いて欲しい。




8月の果て 下巻 (3) (新潮文庫 ゆ 8-12)
販売元: 新潮社

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8月ノ愛人(ラマン)
販売元: 小学館

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ひと夏の恋の物語、なんて言うとちょっと少女趣味だけれど、大人の女になったり初心な少女になったり、娼婦かと思えば男を知らないお嬢様、所詮女は分からん、男には。荒木経惟はゴマンと女に出会っているだろうに、まだ女が分からんと言っているように感じる。それが彼のエネルギーの源なのではないかしら。不思議発見!小悪魔こと小真理。「気がつけばあなたのモノになって夏が終わったらそっと手放してくれたわね」「この勝負の続きはまたいつか。そして、最強の自由をありがとう。わたしのA。永遠にあなたのオンナ」しびれますなあ。こんなことしてていいんですか、荒木さん!




90くん
販売元: 角川書店

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「失われた10年」といわれた90年代。早くもこの10年間を総括する本が現れた。バンドブーム、宮沢りえの「サンタフェ」、ソ連崩壊、湾岸戦争……おまけとしてオーケンのコギャル女装姿まで載っている悪乗り本。




90くんところがったあの頃 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 ほんと90年代は、リアルタイムでした。思い出深いないようでした。




90年代のアダムとイヴ
販売元: 日本放送出版協会

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90年代世界はどう動くか (PHPビジネスカセット 40)
販売元: PHP研究所

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90番死なず (1984年)
販売元: 双葉社

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90番死なず―珠玉の野球小説集 (1981年)
販売元: 双葉社

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