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和書 467270 (116)



The Gospel According to Jesus Christ
販売元: The Harvill Press

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阿弖流為2世
販売元: 小学館

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歴史とSFの融合。千二百年の時を越えて蘇った古代の神々が、”龍”をめぐって現代で繰り広げる壮絶な争い――この壮大なテーマの下、男たちの熱き戦いが展開されるのだが、この漫画「阿弖流為II世」の真骨頂はまた別のところにある。ひとことで言えば「社会風刺」。

とにかく作中のいたるところに、狙ってやってるとしか思えないパロディが散りばめられている。西暦2000年という記念すべき年に起こった時事ネタだ。保険金殺人、(雪印の)牛乳、MATRIX、少年犯罪、首相の交代劇、ワイドショーのリポーター、都知事、etc・・・。これでもかという位、強烈なネタのオンパレードである。しかも、読んでるほうは笑いをこらえずにはいられないのに、作品の人物はみな大マジメな顔でやってるのだから凄い。そして、極めつけが原哲夫先生の劇画調の作画。この絵にしてこの内容、まさに世紀の狭間に誕生したスーパーコミックと呼ぶに相応しい仕上がりだ。また、巻末に少年ジャンプに掲載された読み切り「輝石燃ゆる時」が収録されている。ファンには嬉しい配慮だ。

私の拙い文章ではその面白さを存分に伝えられないのが残念だがとにかくおすすめとしか言いようがないんです。ぜひ一度手に取って読んでみてください。




Grapes of Wrath
販売元: Mammoth

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Great Gatsby
販売元: Broadview Pr

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村上春樹の新訳による十数年ぶりの再読。私は彼の翻訳を必ずしも好まないが、この作品は満を持しての出版だけに、日本語としてよく練られ、大変優れていると思う。

「男はなぜ初恋の女性を忘れられないのか」ということが方々で論じられるほど、これは普遍的事実であるらしい。一方で、かなり理知的な判断のできる女性が、そういうことを「気持ち悪い」と表現したのを聞いた経験がある。左様に、この件についての男女差は大きいのかと思う。環境の違いであるのか、生得の資質の差なのか。私は後者の可能性を考える。これは要するに「過去」と「現在」との相克であり、種の保存について女性の方が必然的に現実的たらねばならないという事情があるように思えるのである。儚い過去よりも現実の、眼前の男性の方が、子孫を残すには有効であるからだ。

ギャツビーは結局「過去」に殉じたのである。思い出の女性は年老いることもなく、よき記憶のみが時とともにより美しく輝きを増し、当の女性さえ支えきれない虚像となって、ギャツビーの心を支配したのである。デイジーは当たり前の女性として「現在」を選んだに過ぎない。

男性にとってこの作品は、限りなく切なく美しい。しかし、女性にとってはどうなのだろう。「気持ち悪い」作品でなければいいが、と思う。




Great Short Works
販売元: Verulam Publishing Ltd

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The Greatest Legacy 英訳版 後世への最大遺物
販売元: 柏艪舎

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世界的に有名な宗教思想家、内村鑑三の著書『後世への最大遺物』の英訳本。原書は今から百年以上前の作品だ。英語は素人なので良し悪しを判断できないが、同じく英語の素人を自負する訳者が、二年近くの歳月をかけて英訳したその努力に頭が下がる。対訳形式なので日本語だけ読んでも面白いが、英語に自信のある方にはさらにお勧めしたい。




Green Bench(グリーンベンチ)
販売元: 河出書房新社

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『Green Bench』
なんて爽やかな題名だろう…。
オープニングも、八月の昼過ぎ、母親が見守る中、姉と弟がテニスを
しているところから始まる、という具合。
家族が再生してゆく話だと思って読んでいました。

しかし、蝉の鳴き声の中、互いの関係の間で揺れる「やじろべえ」は
振りを大きくしながら狂ってゆく…。

おそらく、舞台劇用に作られたものだと思いますが、テレビドラマ用でも
全くおかしくないつくりです。(どっちなんでしょう…?)
ギリシア劇や、シェイクスピアの悲劇を見ているような感じでした。
これは、柳美里さんだからこそ描ける世界なのでしょう。
ジャンルとしては、悲劇だと思います。





The Ground Beneath Her Feet
販売元: Saint Martin's Press Inc.

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サルマンラシュディがロックンロールについて語るなんて、それも小説で。私には物凄い驚きでした。でも、中身は私なんかの期待を遥かに超える、そう徹底的にラシュディ的にぶっとんだ、とんでもなく凄いお話でした(最高!!)。生まれた時にすでに指がギターを爪弾いていたというオルムス君が世界的なロックンローラーになって世界中を駆け巡ります。その彼に幼馴染のカメラマンのレイと、女神様のように「女」を象徴したヴィーナが絡みあって、文字がページが言葉が、そう全てが激しく振動しながら(ロックンロールなんです)ストーリーが展開して行きます。余りに聴覚が繊細になり過ぎたオルムス君は、防音ガラスの箱に閉じ込められたままステージに登場したりします(凄げえ!)。いきなりテキーラの洪水になったりしてひっくり返りますが、びっくりしないで読み進めて下さい。ラシュディ好きにはたまらない、彼の世界、が待っています。ロックンロール観という点では賛否両論あるかもしれませんが(ラシュディさんのロックってちょっと「70年代のブリティッシュ」という気がしないでもありません)、彼のノベルとしては『100%マル』です。ブンブン震えて見て下さい。




フェアウェイに見る夢 (GSコミックス)
販売元: 学習研究社

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密度濃いそれぞれの人生ストーリーが
ゴルフを通して描かれていました。
読み終わって涙がつつつーと流れました。
漫画の絵もとてもいいです。
ゴルフファンにお勧めします。




Guide for Grown-ups, A
販売元: Hardie Grant Egmont

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