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和書 467270 (143)



コンピュータ・ウォーズ―コンピュータ文化講義 (1979年)
販売元: 朝日出版社

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LEFT ALONE―持続するニューレフトの「68年革命」
販売元: 明石書店

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 近畿大学国際人文科学研究所のスガ秀実教授が、自分の「68年革命」説を検証するために、さまざまなキーパーソンのところへ押しかけてインタビューする映画「LEFT ALONE」の副産物。映画に収録し切れなかった部分も文字に起こして納めてある。
 ま、この本に関心をもった方ならご承知の通り、スガ教授は最近、68年革命説を前面に打ち出した仕事を進めている。これもその一環なんですが、はっきり言って、「68年革命」が現在にとってどう重要なのか、ほとんど語られていない。昔の人の中ではかろうじて津村喬との対話がそれらしくなっているけれど、あとは当時の思い出話。しかも学生運動特有のジャーゴンや複雑な党派の対立・抗争関係についての知識を読者に要求しており、これじゃスガ教授が68年革命の現在的転形態とお考えらしい霜降り肉の脂身状の希薄で分散的で分子的で遊牧民的な運動の持続にそぐわない。仲間内に閉じた自慰行為と批判されても仕方ないんじゃないか。そのくせ松田政男・西部邁・柄谷行人・津村喬といった(往時の)有名どころを引っ張ってきているところが、ちょっとセコイ感じがするゾ。
 私、個人的には「68年革命」説をかなり支持してるんですけど、スガ教授の騙りの戦略は、どうにもナンダカナー。その点、上野昂志も書いている通り、第ⅴ章での花咲政之輔によるスガ教授へのツッコミが、この本でも一番面白い部分だと思う。ただしそれは68年革命とは何の関係もなく、ただスガ教授という愛すべき、しかしちょっとズレ始めたオヤジの個人的感傷や、感傷に安住できない苛立ちや、大学に所属してしまった現在と自分の過去のすり合わせにどう決着つけるかの悩みやら自嘲やらが浮き彫りになる、という点で。しかしそんなのはドーデモいいことですよ!
 近大就職に自分でツッコミ入れてヘラヘラ照れ笑いしてる暇があったら、昔話でなく、68年革命の現在における「持続と転形」をしっかりまとめてくださいよ。ッタクゥ!




Les Dieux Ont Soif (Presses-Pocket)
販売元: Pocket

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Les Enfants De Minuit
販売元: Livre de Poche

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Les Enfants Terribles (Easy Readers)
販売元: Grafisk

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Les Fleurs du Mal / Die Blumen des Boesen. (Bd. 3)
販売元: Hanser, Carl GmbH + Co.

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Les Miserables (Signet Classics)
販売元: Penguin Books Australia Ltd

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LETTERS―赤鬼からの便り
販売元: 徳間書店

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Lewis Carroll's the Nursery Alice
販売元: Godfrey Cave Associates Ltd

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LIFE IS A CARNIVAL―極楽なんでも相談室 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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会社を休んで歯医者さんに通いつめていた時、待合室で暇つぶしに読んでいました。著者がさまざまなジャンルの人生相談にのるのですが、その回答がまたなんとも主観的でおもしろい。読みながら思わず突っ込みをいれたくなる本です。あまり頭を使いたくないときにお薦め。


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