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和書 467270 (252)



Wの悲劇 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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Wの悲劇 (角川文庫 (5679))
販売元: 角川書店

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薬師丸ひろ子、三田佳子主演の映画で有名になった作品ですが、映画自体は、原作とはほぼ関係ない内容でしたね。
いい作品ですよ映画。一連の角川映画の中では白眉の傑作だと思います。面白いです。
で。
ミステリ読みとしては、先ずは原作の方をピックアップしたいのです。
夏樹静子という作家さんについて、どういうイメージが世間的に持たれているでしょうかね。
ま、想像ですが、愛憎サスペンスの作家、という感じではないかと。TVの2時間サスペンス的なニュアンスですね。
ただこの『Wの悲劇』、本格ミステリの傑作です。
富豪の家(別荘)で起こる殺人事件。そういう家らしく、親族同士の揉め事や愛憎劇も満載。居合わせた一般人?の家庭教師がそこに巻き込まれます。
そして描かれる「女の悲劇」。
といった具合に2時間サスペンス要素も充分濃厚なのですが、骨格となるミステリとしてのプロットが秀逸!二転、三転する真相!
外枠で敬遠しては勿体ないですよ本格好きの方。
因みにこの作品、英訳されているそうで、それはいいのですがタイトルが『MURDER AT Mt.FUJI』。
まあ、確かに山中湖畔の別荘が舞台ではありますが。もう少し何とか……。




Wの悲劇 新装版 (光文社文庫 な 1-25)
販売元: 光文社

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夏樹静子の作品でも、有名な作品。
過去、角川映画として製作されたことでも話題になりました。
が、私はちゃんと読むのは初めてでしたが、期待を裏切らない
出来栄えです。

前半は時間軸に沿って和辻家の悲劇と人間関係、事件の隠蔽工作と
いう場面が、読者の前に、まるで倒叙ものを読むように、かつ、
ある意味あっけないほどどんどん話が進みます。
後半は、さて、この事件は偶発的なものなのか、緻密に計算された
用意周到な出来事なのか?という真相に焦点が移っていきます。

登場人物と、山荘という舞台に限定し、話が発散することなく、
パズルを解いていくかのごとくな、本格推理小説で、読み始めたら
とまらないこと、請合います。

ミステリーを読む醍醐味を堪能させてくれる、
エラリー・クイーンの名作を受け継ぐ正統派な物語で、
Wを冠するに値する畢竟の秀作といえます。




Wの悲劇―Yの悲劇に挑戦する山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)
販売元: 光文社

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Wの悲劇―長編推理小説 (1982年)
販売元: 光文社

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W大野球部物語 【コミックセット】
販売元: サンケイ出版

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W・B・イェイツ全詩集
販売元: 北星堂書店

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W・H氏の肖像 (プラネタリー・クラシクス)
販売元: 工作舎

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W殺人事件―躁鬱(でこぼこ)探偵コンビの事件簿 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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シリーズのフィナーレを飾るにふさわしい量と質である。いつものようにトレンディな話題に絡む殺人事件を縦軸とし、今までなかなか進まなかった朱雀と菜摘の関係を横軸として構成されているが、むしろメインは後者だろう。完全に決着がついたわけじゃないが、とにかく祝福できる結末にほっとさせられる。事件そのものも過去作と比べて不自然さが目立たず、特に対面を気にする独身男性の追い詰められた心情がよく描かれていると思う。他にも事件の発端の意外性、一歩一歩進められていく捜査の緊迫感など、優れた点がいくつも見られる。これでシリーズが終わっているのが惜しい。惜しまれるうちに散るのが華とも言うが。




X-Kit Literature Series (X-Kit Literature Series)
販売元: Maskew Miller Longman,S.Africa

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