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和書 467270 (258)



Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 4 (4) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

加藤明成と「七本槍」達を討つ堀の女達と十兵衛達はこのまま復讐を遂げられるのかと思いきや敵もさることながら十兵衛の使っている般若面を使い祝言を祝う花嫁花婿を誘拐し、あらぬ噂を立てようと策略する、、、それに十兵衛達はどう立ち向かうのか?

加藤屋敷に堂々とあのような策で乗り込み囚われの女達と般若組の所業をやめさせようとするのはあいかわらず十兵衛には感心させられてしまいます。すご腕だけではない知恵もある、、のにそうはいかないのがこの4巻。人間を人間として扱わない、あっさり「水の墓場」に送る加藤明成と七本槍にはヒーロー十兵衛とは正反対のほんとうに毒々しい悪の匂いがしてますます嫌悪感が増すばかりです。

そういう点においてはせがわ先生はヒーロー側と悪者側をかき分けそれぞれの人物を活かすのが上手いと思います。ヒーローはあくまであっぱれと思うくらい活躍させ、悪者は読み手が嫌がるようなことばかりし悪を演じさせる。そして堀の女達のようにおしとやかなものもいれば勝ち気なものもいておのおのの性格もはっきり出てメリハリがある。

ただ何となく不安なのが果たして皆、無事に生還できるのかどうか、、、。誰かの犠牲なくして十兵衛達の生還があり得ない状況なので一人でも七本槍を倒し皆に生還して欲しいと思います。今までのせがわ先生の作品は4、5巻で完結なのでこの作品はまだまだ続きそうで楽しみです。




Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 5 (5) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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死をも恐れず裸身も恥じずキリキリと弓を引くお千絵達、、、そして見事なまでに果たした十兵衛の救助とこの上ない屈辱を加藤に与えた活躍。もうあっぱれとしか言いようありません!あの時代の刀も持てなかった女性達があそこまでの成長は読む側にとってもスガスガしいはずです。

そしてその後は具足丈之進とお千絵との一騎討ち!この5巻は十兵衛の活躍は少ーしお休みして堀家の女達の力が爆発!っていう感じです。ただ敵ながらにビビっている丈之進とは反対に天丸が悲しくも最後まで主人のために尽きるのはなんとも言えず涙します。

会津への道中、次なる復讐を果たすのは、果たされるのは誰か!?ぜひ堀の女達の活躍をご覧ください!






Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 6 (6) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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着実に加藤明成・七本槍らを追い詰めとうとう6巻、悪の本拠地・会津まであと少しーただ、これからというのに得体の知れない暗雲が感じとれ、、。

沢庵和尚と加藤、謎が多い天海大和尚、ヒーロー側の活躍はアッパレ!という気持ちにさせ、女を嬲り物にする加藤や「女人袈裟」、悪役の活躍は気持ち悪くさせるのが相変わらず上手いです。

女だからわかります、お品とお鳥が取った行動。でもそれが十兵衛の頭に血を昇らせ、犠牲者を出させたということはその行動が過ちということだったと思います。まあ十兵衛も鈍感なんですけど。

最後に登場する芦名銅伯とこれまた美女・おゆらの方。彼らは何を企みどれほど恐ろしいのか?見逃せません。





Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 7 (7) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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会津入りを果たした十兵衛と堀の女達。七本槍の一人が倒され蛇の目は2つに。でも新たに登場した芦名銅伯と恐るべき陰謀と得体の知れない能力が語られ敵本陣で策に策を練らねば「死」が確実に訪れる、、、これからどう闘うのか?闘いは佳境に入っていきます。

天樹院も妖艶ですがおゆらの方も一見、無邪気そうであまり口数少なく美貌の下で何を考えているのかわからないので恐いです。芦名銅伯が百を越えているのならおゆらは一体いつ生まれたのか気になります。

「んふっ」と共に影から堀の女達を支える十兵衛も少しずつではですが本気の力をだしているので頼もしいです。果して沢庵和尚はどうなるのか、芦名銅伯の「幻法・夢山彦」とは!?次巻が楽しみです。






Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 8 (8) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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今回は腕力勝負というよりは思考をめぐらして敵と衝突する、それが8巻だと思います。

「善」のためなら犠牲はやむ得ない、が沢庵和尚にとっては見ぬふりできなかった。作を懲らし、堀の女達と十兵衛は別行動になり、そして自らおとねと共に悪の巣・加藤明成の城へ飛び込む、、、。果してそれが沢庵和尚の思い通りになっているのか、未だに謎の怪人・芦名銅箔の思うつぼになっているのか、一歩踏み違えば一色触発のようでどちらに利があり不利があるのかわからずハラハラしっぱなしです。それにおとねの演技ならぬ艶技も新たに肝の座った女と変身しアッパレです。今後、どのように活躍してくれるのか楽しみです。反対に、今回も5人の僧侶の犠牲があり、いつも以上に思わずウルっとなってしまうのも彼らの覚悟が伝わってきている証拠だと思います。

幻法・夢山彦とは一体、何なのか?お千絵とお笛は銅箔の秘密を暴けるのか!?次関は来年、、待つのは長いです!




Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 9 (9) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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原作既読ファンがやきもきしていたのが、女人袈裟(!)や花地獄以上に
本巻収録の「徳川家も滅んで結構!!」ではないかと思います。
なぜ、敵方含めて女たちが十兵衛に惚れるのか?
その答えがあの台詞にこめられているといっても過言ではない、
破天荒にもほどがあり、優しいにもほどがあり、苛烈にも程がある台詞。
原作をきっちり読んでいて、なによりもまず山風ファンであるせがわ先生は、
そのあたりをきっちりわかっているのでしょう。
大コマを贅沢に使ってのあのシーン。カタルシスがありました。

展開としては、一矢報いることもできず十兵衛側が追い詰められるあらすじ。
大逆転は次巻に譲ることとして、逆境下でもあきらめない十兵衛の
侠気を味わう小休止の一巻ですな。
次巻以降の怒濤の巻き返しが今から楽しみです。




Y十M(ワイじゅうエム)〜柳生忍法帖 (ヤングマガジンコミックス) [コミックセット]
販売元: 講談社

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Y殺人事件―躁鬱(でこぼこ)探偵コンビの事件簿 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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キーワードは「新人類」だろう。書いていて赤面してしまうが、今回はそこを前面に押し出すべく、たくさんの美人女子大生を登場させて、彼女たちと彼女たちの男友達との複雑な人間関係を解きほぐすことに焦点を当てている。種類の異なる事件が立て続けに起きるので、シリーズを通しても相当ややこしい話ではある。軽さや面白さを重視するあまり、推理小説としての整合性に難のあるシリーズだが、今回も残念ながらいくつか納得の行かない点がある。しかし、場面転換もあり、今までにはない華やかさのあるシーンもあって、作品としての充実度は高い。ちなみに2時間ドラマにもなっているが、とってもつまらなかったです。




Z (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎

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本書は、主人公が初めて訪れた祖先の故郷である済州島にて、
自身の戸籍の内容が変造されていることを知るところから始まり、
その謎を解明すべく奔走する中で、
否応なく朝鮮半島の悲劇的な戦後史の闇に直面していくというものです。
ちなみに、戸籍はまさに日本と朝鮮半島において特徴的な制度であり、
彼の国の戸籍制度を垣間見れた点が意外な収穫でした。

ストーリーは3部構成をとります。
第1部は導入として、謎が提示され、混迷が深まっていきます。
そこから、急に物語は太平洋戦争末期の朝鮮半島に飛びます(第2部)。
そして第3部において、急ピッチで謎が解明されていきます。

本書の価値を高めているのは、
なんといっても、それだけで1冊分の内容を誇る、
第2部、すなわち朝鮮半島解放から軍事独裁への歴史をベースとした、痛切な悲劇でしょう。

我が国の圧制が破れて生じた束の間の権力の空白期間、
その間に自主独立を果たそうとした、愛国的な若者たち。
しかし、与えられた条件はあまりにも悪く、
また、日米ソの駆け引きに加えて国内的な権力闘争はあまりに激しかった。
結局、彼らは「Z」によってあっさりと、かつ筆舌に尽くしがたいプロセスで殺戮されます。

多分に事実を踏まえていると思われるこれらの醜い悲劇は、
我が「美しい国」日本も一枚噛んでいるがゆえに、
我々をして東アジアの戦後史についての深い学習を促さずにはいられません。
同時に、主人公の口を借りて語られる在日朝鮮人差別を巡る問題も、
ネットなどでの心ない応酬を見聞するにつけ、
いま一度真面目に考えるべきではないかと思います。




Z
販売元: 竹書房

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