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和書 467270 (289)



あなた〈下〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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「狐が憑く」「霊媒師」などなど一歩間違えるとキワモノ系にいってしまいそうな題材を見事に切なく迫力のある作品にしあげている。
確かにここまで想いがつのっていけばこのような現象も巻き起こしてしまうのかもしれない、とさえ思ってしまった。
「あなた」を見つめている主からの視点と主人公秀明からの視点の切り替えがとてもうまくさすがだと思いました。




あなたから逃れられない (集英社文庫)
販売元: 集英社

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85年発表の小池初期のミステリー。
彼女の初期のサスペンスものの中ではとても面白かった。
不倫中の金持ちの人妻、エキセントリックな愛人、王のようにのさばる金持ちの夫、奴隷のようにかしづく老いた家政婦。単純に見えた一つの事件をきっかけに、2重、3重にも複雑になっていく。
森瑤子が興味深い解説文を捧げているのも'めっけもの'の1冊だった。




あなたが、いなかった、あなた
販売元: 新潮社

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本作を含め、平野氏の短編集三部作を読んできて思ったことは、正直のところ、氏は未だに自らの確たる世界観を構築出来ていないのではないかということです。
私は、短編作家であれば、今のところチェーホフやヘミングウェイや芥川なんかが好きですが、彼らは短編という枠内に、オーソドクスで普通な形式ながらにも、それぞれに唯一無二の世界観を構築出来ている作家たちです。
それに比べ平野氏の短編作品は、パソコンという器具の利便を活用した結果ではあるのでしょうが、従来のものとは異質な、「小説?」と疑問符を抱いてしまうものも中には見られ、それで結局のところ、一体何がしたいのでしょうか、というような謎が残ってしまいました。
例えば、『女の部屋』なんか、「う〜ん、どうでしょう?」という感じで、『一枚上手』なんかも、「上手かな?」という感じです。
これからパソコンで書く文学として、そういった絵画的な作品がどんどん普及し、従来の文学の形式が根こそぎ崩れていった様を考えると、文学の終焉を予感してしまいます。
モダニズム的な実験風の作品を書くことを、筆者が許容しての結果なのでしょうが、短編集以前の「ロマンティック三部作」という長編三作が、かなり古風な印象を付し過ぎていたので、この新しい感じの(?)短編集とそれらとのギャップが甚だしく、筆者の作家としての普遍性というものに、疑問符を抱きました。
それに引き換え、本作中の『フェカンにて』や『高瀬川』中の『高瀬川』での「大野」という人物を用いての作品は、筆者の人となりを理解出来て、よかったです。
あと、やはり一番魂が感じられたのは、『滴り落ちる〜』中の、『最後の変身』という作品ですな。でも、何か無理矢理感があるというか、高橋源一郎氏も『ディアローグ』収録中の対談で言っていましたが、平野氏の作品には核というものが希薄で、『最後の変身』にしてもどこまでが本気か判断しかねるところがあります。
つまり何が言いたかったかというと、も少し筆者のオーソドクシーな短編作品の力量が見てみたかった。




あなたがいて、そして私 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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あなたがいて、そして私
販売元: 文藝春秋

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あなたがいなくなった後の東京物語
販売元: 角川書店

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あなたが名探偵 (創元クライム・クラブ)
販売元: 東京創元社

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 本格ミステリは全てすべからく犯人当てミステリではないが、逆は真なり――と、本格の中にはアリバイ崩しや倒叙ものもあるんだから当然でしょ、というなかれ、犯人当てというか「読者への挑戦」付きミステリにはその枠組みの中で洗練されたアノ手コノ手のワザがあり、何なら鮎川哲也の創元推理文庫から出ている短編集を読んでくださいませ、いやーホントにン十年も前にこんなことを考えたひとがいるなんて、ちょっとした感動を覚えますですよ。近年、この種の感動を覚えたのは愛川晶『カレーライスは知っていた』(光文社文庫)。文句ナシの怪作集。
 さて本書はこれらとくらべると、まーずいぶんスマートな出来(笑)。解答を公募したのだから仕方ないといえばそうなんですが。でも「カレー――」も懸賞小説だったんだけれど(しかも賞品自腹)。スマートなまま綺麗に解答編を纏めた法月綸太郎のが私のベスト。この「ゼウスの息子たち」は正解率50%を狙った上で、物語を仕立てたと思う。




あなたが名探偵―19の難事件を解決しろ 新企画!犯人は袋とじの中 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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推理小説の謎解きの部分を袋とじにして、短篇小説を推理クイズみたいに楽しむ構成なんですが、かなり楽しいです。
巷の推理クイズブックみたいな、答えを考えるのも面倒だから解答を読んじゃえ!みたいな、どうでもいい話が無く、ミステリーの醍醐味である【謎解き】に夢中になりました。
ミステリー好きで、長編物を読む時間も根気も無くなってきてる貴方にオススメします!




あなたが子どもだったころ―こころの原風景 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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河合氏が10名の方から、その人の子ども時代について聞きます。
10名の方とは、鶴見俊輔、田辺聖子、谷川俊太郎、武満徹、竹宮恵子、井上ひさし、司修、日高敏隆、庄野英二、大庭みな子の各氏です。

対談に、皆さんそれぞれのパーソナリティが出ていて面白いです。
対談後のコメントも、その人をどう感じられたか、いつもながら河合流の人物理解にはうならされます。

個人的には、日高敏隆氏との対談を電車内で読んでいたら、思わず吹き出してしまいました。日高氏は、確か中学の現代国語の教科書に、モンシロチョウの行動について載っていたと記憶しますが、こんなに面白い方だとは知りませんでした。




あなたが子どもだったころ―河合隼雄対談集
販売元: 光村図書出版

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河合氏が10名の方から、その人の子ども時代について聞きます。
10名の方とは、鶴見俊輔、田辺聖子、谷川俊太郎、武満徹、竹宮恵子、井上ひさし、司修、日高敏隆、庄野英二、大庭みな子の各氏です。

対談に、皆さんそれぞれのパーソナリティが出ていて面白いです。
対談後のコメントも、その人をどう感じられたか、いつもながら河合流の人物理解にはうならされます。

個人的には、日高敏隆氏との対談を電車内で読んでいたら、思わず吹き出してしまいました。日高氏は、確か中学の現代国語の教科書に、モンシロチョウの行動について載っていたと記憶しますが、こんなに面白い方だとは知りませんでした。


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