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和書 467270 (332)



あんちゃん (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最近沈みがちな気分に浸っていました。
「思い違い物語」は「こっけいもの」ジャンル、
思わず笑ってしまい心が和んできました。
人間、時には笑う事も大切です。

いつも感じる周五郎の不思議さは、
少女(と言っても17歳前後、江戸時代では
結婚する場合も多い)の心理描写がナゼ理解できる?
ナゼさらりと書けてしまう?ナゼ、ナゼだらけです。

話は変わりますが…、
今井美樹の「PRIDE」と同じ現象が起こりました。
アノ歌詞の可愛らしさが好きですが、
作詞者を知った時の衝撃と同じだったのです。
新潮文庫を愛読されている方なら周五郎の顔写真を
ご存知だと思いますが、少女と彼は全く結びつきません。

男性として幼少期から老年期まで経験され、
そして男だから故に男の心理も深く掘り下げられます。
なのに…乙女の心を描けるなんて…首を捻るのです。
女性の私でさえ、あんな細かな部分を表現できません。
それは少女に限らず熟女まで、いや老女にまで及ぶのです。
女を知り尽くしているとの疑問も…しばしば…思うのです。
推測だけで書けるものでしょうか?

今回出てきた「津留」の可愛らしさも絶品です。
「泰三」という男も面白味溢れている人物です。
微笑みから笑いへ、心地良い読書時間となりました。
初々しい二人の姿に私の気持ちも救われました。
私の片想いの相手への想い…いつかは届くと願いつつ、
「津留」と「泰三」はメデタシに拍手を送ります。




あんちゃん、おやすみ (新潮文庫 さ 28-4)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 単行本で発刊された「少年詩編」を改題して文庫化したもの。
 著者の子供時代のことを綴った私小説的内容だが、誰でも自分のことを照らし合わせて妙に納得できるような一般性を有していると思う。あくまで、大人になって描いた子供世界だが(おそらく子供にとっての子供世界というのはもっと残酷だ)・・・。とりわけ、昭和30年代に幼少期を過ごした方にとっては、自分のことを振り返ってみる良い触媒になるのではないかと思う。




あんつる君の便箋 (1985年)
販売元: 論創社

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あゝ人生日記―大人の絵本
販売元: 新潮社

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あゝ江田島 (1958年)
販売元: 新潮社

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あゝ荒野 (1948年)
販売元: 文芸春秋社

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あゝ雪降りしきる (日本随筆紀行)
販売元: 作品社

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あ・い・た・く・て (小さい詩集)
販売元: 大日本図書

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 これ、すきです。

 自分の心の海をただようかなしみ、座標の定まらぬよろこびの行き着く場所を、ちいさな手のひとさし指でそっと教えてくれるような詩集です。

 60億の人をがくがくと揺さぶるような豪奢な唱句はないかもしれません。しかし、この詩集の言葉は、はじめてひとりでるすばんをするときの幼くまっしろな気持ちをそっと抱きしめてくれます。世界とこれに対峙する自分のすべてを知ろうとする若い青色の意志にさりげなく寄り添ってくれています。愛する人の墓石を静かに見つめる人の薄墨色の思い出をやわらかくなででくれます。

 詩集の最後に、「あなたに」と題された工藤直子さんの文章には、こんなことが書いてあります。

《生まれてきたってことは、迷子になったってことかなあ。…なんて思っています。(中略)迷子の気分は、じつは、すきです。とても、なにかに「あいたく」なるから。そして「あえてうれしい」から。》

 この本は、俺にとってかけがえのない一冊です。




あ・うん (1981年)
販売元: 文芸春秋

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あ・うん (向田邦子TV作品集)
販売元: 大和書房

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