戻る

前ページ   次ページ

和書 467270 (365)



いま、お金絶対常識―恐れていてはお金はつかめない (プレイブックス)
販売元: 青春出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






いま、そこにある危機〈上〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 CIA対コロンビアの麻薬組織を描いた本である。内容は実質、戦争であり、戦争は国対国でのみ起こるものでないことを示している。ライアンは、ガンに冒されたCIAの情報担当副長官グリーアの代行である。
 
 大統領選の年、コロンビアからの麻薬密輸を止めるため、麻薬組織の撲滅を目指し、国家安全保障問題特別補佐官のカッター主導でCIA、FBI、軍共同で秘密作戦(ショーボート)が実施される(ライアンには知らされていない)。
 しかし、極秘裏でのFBI長官のコロンビア訪問がキューバ出身で麻薬組織のために働くコルテスを通じて漏れ、FBI長官は対戦車砲で暗殺される。

 作戦の秘密が漏れ始め、作戦自体の正当性に疑義が出始める中、当初は承認した大統領がカッターに作戦の中止を求める。
 進退窮まったカッターは、新たなカルテルの頭領になることをもくろむコルテスと取引を行い、結果として秘密作戦で投入された部隊(シャベスもその一員である)は支援なくコロンビアに放置される。
 この状況を打開するためライアン、クラーク、ダン・マリー(FBI)が総力を挙げ、部隊の救出と麻薬組織への打撃を与えることに成功する。

 息をつかせぬ展開は、強烈なうねりとなり、最後まで飽きさせない。
 作戦中亡くなったジマー軍曹の未亡人を巡るごたごたは「恐怖の総和」で登場するし、ファウラーやリズ・エリオットも登場する。
 なお、本書での私の新しい発見は、CIA作戦に関する法的な整理(「合衆国の安全に対する明瞭で当面の危険」に該当しているため、SAHO(特殊かつ危険な作戦)規定が適用され、作戦を公表する代わりに上下院の委員長と副委員長のみに知らせる)の部分であろう。
 アメリカらしく、法的な厳密性を緻密に議論する部分やFBIによる政府幹部への監視は、日本では起こりえないことであるように思われる。




いま、そこにある危機〈下〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 CIA対コロンビアの麻薬組織を描いた本である。内容は実質、戦争であり、戦争は国対国でのみ起こるものでないことを示している。ライアンは、ガンに冒されたCIAの情報担当副長官グリーアの代行である。
 
 大統領選の年、コロンビアからの麻薬密輸を止めるため、麻薬組織の撲滅を目指し、国家安全保障問題特別補佐官のカッター主導でCIA、FBI、軍共同で秘密作戦(ショーボート)が実施される(ライアンには知らされていない)。
 しかし、極秘裏でのFBI長官のコロンビア訪問がキューバ出身で麻薬組織のために働くコルテスを通じて漏れ、FBI長官は対戦車砲で暗殺される。

 作戦の秘密が漏れ始め、作戦自体の正当性に疑義が出始める中、当初は承認した大統領がカッターに作戦の中止を求める。
 進退窮まったカッターは、新たなカルテルの頭領になることをもくろむコルテスと取引を行い、結果として秘密作戦で投入された部隊(シャベスもその一員である)は支援なくコロンビアに放置される。
 この状況を打開するためライアン、クラーク、ダン・マリー(FBI)が総力を挙げ、部隊の救出と麻薬組織への打撃を与えることに成功する。

 息をつかせぬ展開は、強烈なうねりとなり、最後まで飽きさせない。
 作戦中亡くなったジマー軍曹の未亡人を巡るごたごたは「恐怖の総和」で登場するし、ファウラーやリズ・エリオットも登場する。
 なお、本書での私の新しい発見は、CIA作戦に関する法的な整理(「合衆国の安全に対する明瞭で当面の危険」に該当しているため、SAHO(特殊かつ危険な作戦)規定が適用され、作戦を公表する代わりに上下院の委員長と副委員長のみに知らせる)の部分であろう。
 アメリカらしく、法的な厳密性を緻密に議論する部分やFBIによる政府幹部への監視は、日本では起こりえないことであるように思われる。




いま、ワーキングウーマンは…―渡辺淳一対談集
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






いま、危険な愛に目覚めて (集英社文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

収録作品は以下のとおり。

◎ 川端康成  「片腕」

◎ 江戸川乱歩 「踊る一寸法師」

◎ 栗本薫   「侏儒」

◎ 赤江瀑   「獣林寺妖変」

◎ 司馬遼太郎 「前髪の惣三郎」

◎ 筒井康隆  「会いたい」

◎ 連城三紀彦 「カイン」

◎ 宇能鴻一郎 「公衆便所の聖者」

◎ 小松左京  「星殺し」

◎ 森茉莉   「日曜日には僕は行かない」

なかなかバラエティに富んだセレクションではないか。
本来なら、それぞれの作品について軽く感想をかくのだが、それをすると長くなりそうなので割愛。とにかく、よくこれだけ集められたなと感心してしまう。この中のほとんどが今でも他の本で気軽に読める作品だ。だが、栗本薫、宇能鴻一郎、森茉莉の作品は、いまでは本書でしか読めないのではないだろうかと思われる。特別に興味を惹かれた方は本書にあたっていただきたい。「侏儒」は乱歩が書いていたとしてもおかしくない幻妖ミステリ短編。「公衆便所の聖者」は奇妙な感触を残すルポ的な作品。こんな世界があるのだ。まったく縁のない世界ながら、読んでいて不快感はそれほどわかなかった。「日曜日には僕は行かない」はその丹精な筆勢にためいきの出るような作品。一字一句疎かにはされていない磨き抜かれた文章を堪能した。というわけで、普段読むことのない『耽美』の世界を十二分に味わうことのできるこのアンソロジーはぼくみたいな人間にはある意味カルチャー・ショックであった。
う〜ん、人間って奥が深いものなのだなぁ。




いま、吉本隆明25時―24時間連続講演と討論・全記録
販売元: 弓立社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






いま、愛と自由を―寂聴塾からのメッセージ (1982年)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






いま、愛と自由を―寂聴塾からのメッセージ
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






いま、愛と自由を―寂聴塾ノート (集英社文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






いま、抗暴のときに (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者は本書で、「人倫の根源を問い続けることができるか? 国家テロである米国の戦争虐殺行為を彼岸の事としてルーティンワークに埋没せずに、アフガンやイランの爆撃の下の出来事を想像できるか?」と訴えかけてきました。

奇妙なことに、「人倫の根源を問い続けることができるか?」が「君は生き延びることが出来るか?」というガンダムの有名なナレーションにダブりました。君は(正しくこの病んだ時代を)生き延びることができるか?と聞こえるのです。

大前研一氏、船井幸雄氏、佐藤優氏から社会人としての生き方に大きな影響を受けましたが、今、辺見庸氏の著書と生き様が最も私に強いプレッシャーを投げかけます。

本書は2002-3年にサンデー毎日に掲載された「反時代のパンセ」が主となり構成されていますが、今でも十分に読み応えがあり、特に社会人の方には、新入社員でも戦前生まれの方でも、戦争や思想に関する深い見識と著者の洞察を得られるだけでなく、自身の生き様を深く考えさせてくれる点でも強くお薦めします。

以下、本文より抜粋

・国家というのはその根源において、死刑執行と戦争発動を闇の回廊で秘かに繋いでいる。

・ポーランドの詩人、シンボルスカは共同通信のインタビューに「どの世代にも2種類の人間がいる。個人としての魂を持つ人と、自分独自でなく集団的な魂を持って生まれる人」と答えている。

・北朝鮮憎しというナショナルな義憤が盛り上がれば盛り上がるほど、政治力学的には朝鮮半島への日本の歴史的な責任を忘却の彼方に追いやることができ、厳然たる歴史的諸事実そのものさえ、「新しい歴史教科書をつくる会」や三浦朱門のように修正してしまうことが可能な空気ができている。

・ウンベルト・エーコ風に言えば、「ファジーな全体主義」の醸成には必ずマスメディアがあり、それと主観的には意識せずに情報消費者の意識を収奪し、メディアが読者や視聴者と相乗的に意識を劣化させていく。



前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ