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不思議の国の恋物語 (アイスノベルズ)
販売元: オークラ出版
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不条理の周波数 (アイスノベルズ)
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二人でキスをしよう (アイスノベルズ)
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フラジールな関係 (アイスノベルズ)
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不埒×一途=愛 (アイスノベルズ)
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無難に生きてますか? (アイスノベルズ)
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ブレイクダウン (アイスノベルズ)
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プラスティック・シティ (I’Sノベルズ)
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プレイス (アイスノベルズ)
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主人公の横山は、天使と人間のハーフで、背中には羽があります。
ファンタジーっぽいのかなと思いきや、内容はかなり現実的です。フツーにサラリーマンですし。
横山には、羽ともう一つ、『他人の言葉が本心なのか、嘘なのか』を見抜ける能力が備わっています。
ある日、自分の後輩として、ぶっきらぼうで言葉もきつく、決して表面上は人当たりの良くない加賀という男がやってきます。
横山は、そんな後輩を始めは疎ましく感じますが、彼の常に嘘のない誠実な態度や言葉に(天使の資質としてそれが分かる)、
徐々に好感を持つようになります。
仕事の上では人の言葉が本心なのか嘘なのか見抜ける能力は大活躍で、おかげで交渉事には失敗した事がない横山ですが、恋愛となると…。
『相手の言葉が嘘か本当か分かってしまうが故に悩む』横山と、
『相手の言葉が嘘か本当か分からないが故に悩む』加賀。
更に、横山に与えられた能力が
『相手の言葉が嘘か本当かは分かるけど、相手の本心までは分からない』
という点がミソだと思います。だから、言葉にされない相手の気持ちはあれこれ想像して悩む。二人がくっついた後も、お互いが必要な事を
口にしなかったりするせいですれ違ったり…。
結局、横山に備わった能力も恋愛事には役に立たず、普通に悩む普通の人並みの恋愛をするのです。
おそらく、天使という設定はこの『言葉の真意を読める』能力を主人公に与える為の後付の設定ではないかと思います。
別に天使でなくても、その設定が与えられるものなら何でも良かったのかも…。
個人的にファンタジーはあまり好きではないのですが、話自体は現実的ですし…何しろ横山の背中の羽が何気にかなり可愛いので、
うっかり萌えてしまいました。因みに横山は役割としては『攻め』です。
それにしても、木原さんてこういう感情の機微を扱うのが本当にうまいですよねえ…。
プレイバック マドンナ (I’Sノベルズ)
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