和書 467278 (371)
木蘭の櫂 沙棠の舟―モダン・タイムス欄外
販売元： 新書館
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本編ではどこかなぞめいた人物の慈雨ですが、
彼を構成する刹那感とか、不安定感、そして愛情が、明かされます。
親を追い求める子の気持ちに、
そして、親をよく知らないから自分の足許も危ういという感触に、
かなり感情移入して、泣かされました。
けれど、救いもちゃんとあって、
彼を見守る信之介が、ただの助平親父ではなく、懐の深い人物で、
親父がいるなら大丈夫かと、ほっとしました。
モダン・タイムス〈1〉不本意ながら、朱頭巾 (ウィングス・ノヴェルス)
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この作者の作品は、「真剣に生きる」人がとてもたくさん出てくると思うのだが、このシリーズは格別。
毎作ごとに何か必ず、琴線に触れるフレーズが見つかる作品。
ジュブナイル文学としてかなりの高レベルです。
おすすめ。
モダン・タイムス〈part 2〉閑話休題、でも本題 (ウィングス・ノヴェルス)
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モダン・タイムス〈part.3〉大江戸、貧乏暇無頭巾 (ウィングス・ノヴェルス)
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辻斬りならぬ、辻彫りが出没。ってな事件をを中心に、
またまた千尋が朱頭巾になって活躍させられてしまいます。
しかも千尋は超貧乏。生きてくのに助け合う江戸の人情が、
でもそんな軽いノリではなく、切なく描かれてます。
ぎゅ～っと胸が締め付けられました。思わず涙がもポロリポロリ、です。
どこか目的地というか、落とし所があるような物語じゃありませんが、
一話、一話が、読めます。
加えて、今市子さんのイラストも登場人物たちを綺麗に2D化してます。
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リアルゲーム―虚空間のメサイア (ウィングス・ノヴェルス)
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体感ゲームの仮想世界で出会い、コンビを組んだ相手。コンピューターが設定したよく出来たキャラクターなのか、他の参加者なのか、男なのか女なのか、年上か年下かもわからない。けれど一緒にゲームを続けていくうちに、染み出てくる相手の人柄に惹かれ、主人公はどうにも恋に落ちてしまいます。体感ゲームそのものの問題に巻き込まれ、本当に生き残りを賭けて戦った後、やっと実在した相手とご対面。しかし読者には、どうやら年上らしいということはわかっても、最後の最後まで相手の性別は伏せられたままなのでした。続編でも結局はっきりしないのがポイント。
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幻想迷宮―天界樹夢語り〈6〉 (ウィングス・ノヴェルス)
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心臓に鎖―天界樹夢語り〈5〉 (ウィングス・ノヴェルス)
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シンデレラの呪い―天界樹夢語り〈4〉 (ウィングス・ノヴェルス)
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緑星―天界樹夢語り〈7〉 (ウィングス・ノヴェルス)
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テロリスト〈part3〉―人形使い〈3〉 (ウィングス・ノヴェルス)
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