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和書 492048 (107)



やっと浮上したぞ日本経済 (One Plus Book)
販売元: ビジネス社

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やっぱり中国!だから中国!―“負け犬女”の中国見聞録
販売元: 碧天舎

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おもしろい!パラパラのつもりが、一気に読み終えてしまいました。
中国庶民の生活事情や国民性が垣間見えるので、中国に赴任される人、
生活を始める留学生のためになる中国本です。

著者のホンネが飾りのない言葉でつづられているのがいい。
絶版になっているのが悔やまれる一冊です。




やはり奇妙な中国の常識 (ワック文庫)
販売元: ワック

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元来「中国意外史」という単行本を文庫化したものであり、
そこに書かれていることは、題名のとおり「意外史」である。
四書五経が中国の社会ではないことは、以前に比べれば随分と
知られてきたが、それでもまだまだ日本人は中国社会の事を
知らない。知らないで事が済めば良いが、お隣同士であることは
「日本沈没」でもなければ変わりようがない。
それでいて、お隣の事を知らないで暮らせるはずもない。
中国史の碩学泰斗の宮崎市定京大名誉教授の著作にも、一方的では
ない客観的に中国を見る目があった。それは決して「親中国」では
ないと私は思った。
もちろん著者の立場を攻撃する者もいるであろう。特に親中国派に
とっては、著者などは目の上のたんこぶであろう。
それらの状況も踏まえて著作を読まなければならないし、また評価
しなければならない。
中国との付き合い方に際して、重視するのが何なのかを判断する材料は多方面から集めるべきであろう。
そして、その中にこの一冊は当然入るべきものと考える。




ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
販売元: 東洋経済新報社

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「経済学とは突き詰めるとインセンティブの学問だ」
第1章の冒頭に語られているこの言葉が、この本の本質を端的に表しています。
「経済学の本」というイメージで読み始めると確かに面食らいますが、ズルをしたがる学校の先生と7勝7敗の力士の共通点にみるインセンティブ、子供の名前と学力のデータをもとにした相関関係と因果関係の違いなど、具体的でかつ俗物的な事例を挙げて「経済学」の名のもとに論破していきます。
著者は意図していないでしょうが、数字の捉え方という点で、例えばマスコミが多用するデータをそのまま鵜呑みにすることなく多面的に見るべき、という示唆も与えてくれていうように思います。
原著は読んでませんがほどよくスラングっぽく訳された文章も、軽い気持ちで読むことを促してくれます。
著者の切り口と訳者の味付けで大変楽しめる読み物に仕上がってます。肩肘張らずに読むことをオススメします。




やわらかなアタマで日本経済の謎を解く (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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「やわらかな経済学」で日本経済の謎を解く
販売元: 日本経済新聞社

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ゆたかな社会 (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店

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ゆたかな社会 決定版 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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ゆたかな社会では、喫緊の必要はほぼ満たされているために、それでもなお消費支出を増やすよりは、不測の事態に備えて貯蓄することになるだろう。つまり、財布のヒモが堅くなる。そのため、堅くなった財布の紐を緩めさせるための、あの手この手の誘惑=広告の重要性が増す。あってもなくてもよいような需要に人々を引き付けるためのあの手この手の工夫が凝らされるのと対照的に、医療や教育など、より基本的な必要がみたされていない人が放置される。このアンバランスさをアンバランスさとして問題視するのが、ガルブレイスの「社会的バランス論」だ。

そこで、課税と喫緊の必要をみたさねばならない人への補助を通じたバランスの回復が目指されることになる。実際、北欧の福祉国家形成にも影響を与えたそうで、今日、社民的なものを考える上でも大変重要な古典だと思います。




ゆとり社会の創造―新資本論入門12講
販売元: 昭和堂

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よいリストラ悪いリストラ―「所得格差の国」アメリカの活力 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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本書は、タイトルと異なり、リストラについてはあまり触れられていない。そういう意味ではミスリーディングなタイトルであり、表紙のデザインも含めて「金持ち父さん貧乏父さん」の趣味の悪い模倣に見え、損しているように思われる。本書は、アメリカの所得分布を経時的に分析し、富めるものはますます富みそうでないものは成長する経済の恩恵に全く触れることができないアメリカの社会を描写し、それがどのような要因によってもたらされるのか分析(ちなみに、本書のタイトルに用いられている「リストラ」はこの一要因に過ぎない。)し、日本のあり方を論ずる本である。

日本の改革論議などを聞いていると、アメリカ型の流動的かつ実力主義的な社会を礼賛し、日本はそうじゃないから駄目なんだという議!論をよく聞く。学歴が低く単純業務に従事している人からこういう議論を聞くことも多く、アメリカに住んだことがある身としてびっくりさせられることがある。実際には、アメリカで富んでいる人というのは高学歴の専門職であることが多く、日本より学校歴と給与の相関関係が高いばかりか、これらの人の職はさほど流動的ではないかまたは流動性の対価として極端に高い給料を得ている。日本で聞く議論は、話し手にとって都合がいいところだけつまみ食いした安直な議論が目立ち、聞くに堪えない場合が多い。

本書は、そういう安直な誤解を解くのによい本である。具体的な統計をもとにさまざまな議論を紹介しつつ、全体的なアメリカの所得構成について分かりやすく説明する。その現状分析において一読の価値がある本!であるが、翻って日本の現状と処方箋に関する記述(本書第8章)は、現状分析と処方箋が対応しておらず内容として多少薄いところがあるのは否めない。そういう意味では、アメリカの現状の勉強と、アメリカに学べとばかり軽薄な議論を垂れ流す人々へのアンチテーゼとして読むことが適当な本であると思われる。


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