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和書 492048 (177)



アメリカ人の見た日本の市場開放
販売元: 中央経済社

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神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド2 アメリカン・ディストピア―21世紀の戦争とジャーナリズム (神保・宮台激トーク・オン・デマンド (2))
販売元: 春秋社

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ディズニーランドやマトリックス的仮想現実を比喩にして、ネオコン的世界は文化的多元主義的で不可視のアーキテクチャーに支えられていると宮台は説明する。だが、ネオコン的世界には自発的服従の動機付けを担保する最終的な契機、すなわち正統性が欠けているという批判は、「いままで聞いたネオコン批判のなかでは、一番複雑です」と神保が指摘するようにどうにも分かり難い。

ところが、ローレンス・レッシグの『コモンズ』が紹介される第3章で、宮台がネオコン的世界観の何を批判しているのかが見えてくる。

情報システムに見られるように多層レイヤーを持つシステムでは、下層レイヤーのアーキテクチャーを設計できる者が上層レイヤーにおける人々の行動を制約し方向付けることができる。万人が下層レイヤーのアーキテクチャーに通暁することは不可能だが、アーキテクチャーへのアクセシビリティを保証しようとレッシグは提案している。

つまり、アメリカン・ウェイ・オブ・ライフをだれもが享受したがっているという表層だけを見ても、ネオコン的世界の欠陥は見えてこない。アメリカン・ウェイ・オブ・ライフを支える下層レイヤーのアーキテクチャーがどうなっているのかを知る権利が保証されていなければ、そして、そのアーキテクチャーを批判したり、代替的な選択肢を提案したりすることができなければ、ネオコンの思うがままに操られる操り人形として生きていく他に道はない。思考停止してディズニーランドで戯れ続けるしかないのか? ディズニーランドを拒否する人々にはいったい何ができるのか?

終章では、日米関係を軸にして戦後日本の政治史、思想史が語られる。それはもちろん、日本の深層にあるアーキテクチャーを伝えようとする宮台の試みに他ならない。「必要なのは離脱ではなく操縦」だ。




アメリカンドリームの終焉―世界経済戦争の新戦略
販売元: 飛鳥新社

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アメリカン・フロンティア (渡辺文庫)
販売元: 慶応通信

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「アメリカ陰謀論」の嘘―ウォールストリートから読む日本 (宝島社新書)
販売元: 宝島社

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アメリポンの国際戦略―1990年代をリードするのはアメリカ+日本だ!!
販売元: 日本経済通信社

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新たな開拓“創造と革新”への挑戦―北海道における産業の中長期展望
販売元: 通商産業調査会

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新たな開発戦略を求めて (研究双書)
販売元: 日本貿易振興会アジア経済研究所

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新たな経済成長めざす社会資本整備―日本経済と公共投資〈No.44〉 (建設経済レポート)
販売元: 大成出版社

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アラブ首長国連邦 (ARCレポート)
販売元: 世界経済情報サービス

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