戻る

前ページ   次ページ

和書 492048 (240)



キャピタル・フライト 円が日本を見棄てる
販売元: 実業之日本社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

日本の銀行の不良債権や政府の赤字についての危機を述べたもの。

2001年当時、日本が抱えていた問題を放っておけば円離れが起こるので、正しい問題認識をして日本全体が誤った方向にいかないようにしろということを著したものである。
前半部分は著者が得意とする会計を用いて、当時の一般的な見識が根本的に間違っていると述べている。不良債権や国債の取引価格と金利の関係など、知らなかったものも多く非常に勉強になりました。「大手30社問題」など著者が提起するものも多少はあるが、基本的には他人が述べていることに対する批判や賛同に終始している印象を受けました。何かと他国を引き合いに出したり、極論に至ったりして論理を成立させようとしている感じが否めません。最後のポートフォリオの部分は一転して、個人の身を守る方法が書かれていました。奇をてらった文章ではなく、素直に納得できる部分ではないかと思います。
会計についてや、「こんなことがあった」「こういう仕組みになっている」という箇所について非常に勉強になる本だと思います。




円 新時代―日本経済の将来を展望する (有斐閣新書)
販売元: 有斐閣

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






円でたどる経済史 (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






円で見る日本経済―為替レートの変動を考えるために
販売元: 実務教育出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






円と元―中国の挑戦にどう立ち向かうか
販売元: 日本経済新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 「円」と「元」に対する記述は、第一章、第二章と巻末の対談ぐらいで、あとは中国に進出した企業、中国との提携を模索する自治体の話が多い。それも、「~し始めた」とか「~を企画している」とか「~が広がっている」という限りなく未来形に近い現在進行形の話ばかり。
 これって、日経新聞の記事の寄せ集めじゃないかと思う。
 日本人の最大の関心事は、元の切り上げは日本経済にどの様な影響を与えるのか?という設問だと思うが、全くそれに答えていないし、検証もしていない。巻末の各エコノミストらとのインタビューでお茶を濁している。
 それでは、何の為にこの本を出版したのかと思う。同じ様な他のタイトル、出版社の本の方がずっと為になる。
 




円と人民元―日中共存へ向けて (中公新書ラクレ)
販売元: 中央公論新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

人民元についての本が増えている。
中央銀行、銀行、金融市場の変化を押さえた上で、人民元を考察している。著者が日本銀行出身であること、そのなかで香港留学、北京の日本大使館勤務、そしてアジア通貨危機当時は、香港に駐在していた。こうした長期の中国金融ウォッチの蓄積が生かされているのだろう




円・ドル・マルクの経済学―ブレトンウッズ体制50年の実像
販売元: 東洋経済新報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






円・ドル・マルクの時代―日本経済ドルからの離脱
販売元: 東洋経済新報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






円の誕生―近代貨幣制度の成立
販売元: 東洋経済新報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

何故「円」と命名されたのかについては簡単に分かりそうだが、実は分かっていなかったのである。これまでにもわが国の高名な学者が色々な説を展開している。丸い貨幣であることを理由とする「形状説」やイギリスが香港で鋳造した銀貨の単位が「円」であり、わが国は香港造幣局の鋳造機械を購入して銀貨を作ったことから香港銀貨に倣ったという「香港ドル説」、そしてその「折衷説」などである。しかしどれもイマイチ説得力に乏しい。そこで著者は政治的に分断されている江戸時代と明治時代を一つの流れとして捕らえ、江戸の貨幣制度にまで遡って考察する。結論は本書を読んでのお楽しみであるが、結論に至るまでの過程で「円」は明治より遥か以前、1800年ごろには貨幣単位名同然のものとして存在していたこと、また西洋諸国から中国に入ってきた銀貨を中国人は「銀円」と呼んでいたこと、そして現代のわが国のインテリが米国から情報を取り入れようとするのと同様、当時の日本の知識人は中国に学んでいたこと、さらに江戸時代の「三貨制度」は実質的に「金本位制」であったことなどを論じている。本書は当たり前のようで実は解明されていなかった「円誕生の謎」を新しい視点で丁寧に論述している好書である。貨幣史・経済史を学ぶ者だけでなく貨幣収集を趣味とするコレクターにもお薦めできる。




¥の歴史学―貨幣に秘められた謎を解く
販売元: 東洋経済新報社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 本書は、なぜ「円」(旧字は「圓」、丸い形状を意味する漢字)が、日本の貨幣単位になったのかについて、経済学者である著者が、江戸から明治にかけての経済史をたどりながらほとんど残っていない史料から推理して円のミステリーの謎解きを行っていく。そもそもは、約200年前の清代中国人が、茶貿易の拡大により大量に流入しはじめたメキシコドルを数える際に、それまで中国で流通していた分銅型の馬蹄銀と異なる円形の形状から「銀*圓」と、枚数を数える単位として「圓」を使うようになったことがきっかけらしい。それを、漢学にたけた当時の日本人が取り入れ、「…両」の替わりに「…圓」と呼びはじめ、幕末の頃には、「両」のニックネームとして「圓」という呼び方が一般にまで普及していたそうだ。そして明治維新後、新しい貨幣制度を制定する時になって、ニックネームとして普及していた「圓」が公式の名称に昇格したのだという。さらには、韓国の「ウォン」も漢字にすると「圓」となり日本と同じことや、中国では公式の貨幣単位は「元」だが、紙幣には「圓」と表示されているという豆知識も教えてもらった。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ