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和書 492054 (27)



1997年・この会社が危ない (Yell books)
販売元: エール出版社

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1998‐2000 株式大暴落―世紀末の危機はこう生き抜く (未来ブックシリーズ)
販売元: たちばな出版

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 「1998‐2000 株式大暴落」、とてもセンセーショナルな題名である。しかし、本書には、株式の暴落よりもむしろ歴史的な知恵に裏付けられた経済の原則や、人間が耐えることができないほどの経済の変化をどう防いだらよいか、その処方箋が主要テーマとして書かれており、題名とは裏腹に、極めて常識的な、しかも理解しやすい内容となっている。

 株式については、作者の予想した1998~1999年からは若干遅れてはいるものの、2001年3月現在、米国株式もダウ・ナスダックともに下げ足を早めており、著者の予想も遠からず現実のものとなる可能性が高まっている。著者の予測力の確かさに敬意を表したい。

 それにもまして評価すべきは、著者が生産性と賃金上昇の乖離が需要と供給のギャップを生み、いずれ株式大暴落と景気の悪化につながっていくことを的確に指摘した点である。私は1980年頃から多くの日本企業の投資効率が極めて悪く、新事業から利益を出せない体質になっていった原因をこれまで考えつづけてきたが、ラビ・バトラ氏の指摘から、企業が労働者の消費者としての側面を軽視して労働者に利益を分配せず、消費者を育てずに実りのない事業に金をつぎ込んでしまった、そのことが投資効率の悪化につながったことに気づかされた。ちなみに、日本では生産性と賃金上昇の乖離が1975年に始まっているという。

 惜しむらくは題名である。株式暴落時期の予測を思わせる題名ではなく、経済原則の解説書としての題名をつけていれば、長く読み継がれるに書籍になったに違いない。




1998年 外為自由化とビッグバン―金融システム自己改革への挑戦
販売元: 朝日出版社

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1998年の株式作戦―株式投資顧問の年間市場予測と超推奨銘柄
販売元: イーストプレス

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1998年・この会社が危ない (Yell books)
販売元: エール出版社

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1999年この信金・信組が危ない (Yell books)
販売元: エール出版社

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1999年の株作戦―証券投資顧問の相場分析と推奨銘柄
販売元: イーストプレス

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1999年ユーロ圏誕生―EU経済通貨統合の進展
販売元: 東洋経済新報社

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19世紀ドイツ株式会社会計の研究
販売元: 多賀出版

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19世紀末英国における労働者階級の生活状態
販売元: 勁草書房

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