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和書 492062 (228)



情報社会の文化〈4〉心情の変容
販売元: 東京大学出版会

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情報社会の見える人、見えない人―「新しい情報学」への道案内
販売元: 公人社

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情報社会の理論的探究―情報・技術・労働をめぐる論争テーマ
販売元: 関西大学出版部

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情報社会変容―グーテンベルク銀河系の終焉
販売元: 産業図書

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情報社会論の展開
販売元: 北樹出版

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 全4章+補論で構成。各章は、それぞれ一つの論文として独立しても読めるが、全体を読み通すことで社会学者としての情報論をより立体的に鳥瞰できる。とりわけ感心するのは、literature reviewの豊富さと論点の整理のうまさである。凡夫は、都合のよさそうな文献しか読む時間も理解力もないものだが、第一章で37文献、第二章で54、第三章で91、第四章で40の計222文献を偏りなく解釈を交えつつ展望を行い、各章の主題に沿って議論を展開。これから更に良い論文や意見を発信しようとする御仁にはよき手本となろう。

 2-3「ネットワーク社会論と自閉社会論」でとりあげた、情報化による「ひとり化」は人生の重みや楽しみを自分自身で作り出していくような主体性を育んでゆくのだろうかという問題意識の紹介。分かったつもりで用いていた「大衆」とは、紐帯を失われた孤立した人々のことを指すのだが、わが国では大衆を平準化された、階級のない、平等化した社会と捉えられがちであること。しかしながら、消費の多様さや変化を大量販売の終焉を理由に、大衆社会からの脱却を主張するのは、「話がズレている」(pp.69-71)という指摘。
 関連して、3-4「消費社会論と情報社会論」では、なにをもって消費社会というかという点に関して、貧しい、食うや食わずの社会は、少なくともそうは言わない(p.85以降)との導入部から始まる消費社会のイメージの違い、消費の多段階性を論考する。その上で、情報化と消費化の相互依存性とGDPに現れる現金経済の縄張りの再検討に進む。

 最後に、4-2「情報の反意語たち」において。よく見かける方も多かろうがもう一度考えて見たい。「誰もいない森の仲で木が倒れたとき、そこに音はあったといえるか」(p.109)。この場合の情報の反意語は?

目次、章節項。索引、事項・人名ともあり。参考文献あり。ひもなし。




情報書斎術―パーソナルオートメーションのすすめ (ビジネスエキスパート)
販売元: 日経

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情報処理概論
販売元: 共立出版

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新版・情報処理概論
販売元: 北海道大学図書刊行会

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情報処理一般 (情報処理基礎講座)
販売元: マグロウヒル出版

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改訂 デジタル社会の法制度 (情報処理基礎講座)
販売元: 電子開発学園出版局

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