とはいえ、必ずしも全体が俯瞰されているわけではないので、最近営業で悩み気味であるとか、今後さらに成約率を高めたいといった目的には非常にぴったりの書籍であると言える。
すらすらと読めますよ。
「あ、そうそう」とうなずける基本が満載です。
特別に優秀な人だかれ出来る技ではなく、
私にも出来るかもしれないと
思わせる親しみやすいアイデアが中心なので、
実践向きだと思います。
『戦うべき市場は「消費者のハート」そのものである』
『気づく人は傷つきやすく、気づかない人は傷つけやすい』
この2つのところは特に印象に残りました。先ずは目次をみて購入を検討されたら如何でしょうか。
実践編として、三井不動産、旭化成、キリンビバレッジ等の有名大企業の営業マンにも取材しており、いろんな使い方があると分かる。
多業種をカバーしており、サンプルが多いのもお得っぽい。
これによく似た本で「一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法」(熊谷正寿・著)もよく売れていますが、手帳に一元化するという熊谷さんの方法とも比較検討すれば、より自分にフィットした情報整理法が見つかるのではないでしょうか。
あと、「仕事ができる人のノート術」(樋口健夫・著)も本書に関心を寄せる方には大いに参考になると思います。
より詳細なお勧め理由については、カスタマー・レビューを書いておりますので、そちらをお読みになっていただければ幸いです。
ちなみに、最近出た「手帳200%活用ブック」日本能率協会マネジメントセンター (編集) は、より多くの有名人の手帳活用法が分かるので、こちらもお勧めです。
本書と「手帳200%活用ブック」は、「創る使う変わる3KM手帳革命!」土屋 公三・著よりも取材対象者の職業の幅が広く、業界を問わず、ビジネスマンには役立つと思います。
12月発売予定の「夢手帳☆熊谷式(クマガイスタイル)スターターパック」熊谷 正寿 (著), 日本能率協会マネジメントセンター (著)は、前掲の熊谷さんの読者はもちろん、手帳やメモのハウツーに関心をお持ちの方には手にとって見る価値ありだと思います。
登場する8名の各社のトップセールスの方すべて感謝の気持ちを忘れていません。そんなトップセールスの方の言葉に、『保障を保証する』という言葉がありました。私達の業界はおっしゃる通り、販売と同時に納品があるわけではありませんから、報酬だけが先に手に入り、ひょっとすると勘違いを起こしてしまいがちだと思います。保障を保証していく、きっちり納品する、それまでちゃんとそこに存在していく。この業界に入り5年目になりますが、そのことの本当の大切さが身にしみてわかってきました。
ここに登場されるトップセールスの方々には単なるテクニックだけでの成功はなかったように思います。ボランティアが大切だと言い切る部分では、人としての、そう人間力のグレードアップも必要な仕事だということを再確認しました。
本当の成功とは何なんでしょうか、この業界に携わる以上、スカウトされ転職した方は当然収入もアップしないとその意味もないでしょう。もちろん収入も欲しい。
ただ、本書に出てくるトップセールスの方々の場合は人間として一回りも二回りも大きくなった人間としての成功(成長)を感じました。
この仕事に就かなければ成せなかった成功(成長)を目指して積極的に“まず動く”ことから始めます。