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和書 492084 (42)



インド幻想紀行〈下〉ヒンドスタンの石窟とジャングルから
販売元: 筑摩書房

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 本書の著者ブラヴァツキー夫人によって1875年に設立された神智学協会とその教義は、ベンジャミン・クレームのシェア・インターナショナルやルドルフ・シュタイナーの人智学協会をはじめとする多数の疑似宗教的組織の思想的淵源となってきましたが、すでにブラヴァツキーの生前から数多くの批判を受けてきています。(ナチスの人種論と神智学協会の教義の関わりについては、横山茂雄「聖別された肉体・オカルト人種論とナチズム」参照)

 その中の一つに、神智学協会が「大師」からの「霊感」によって書かれたと主張するブラヴァツキーの著作Isis Unveiledにおける剽窃問題があります。

 すでに1891年の時点でコールマンは、Isis Unveiledはブラヴァツキーが当時の二次的オカルト文献からの剽窃によって書いたにすぎず、剽窃の具体例はおよそ二千箇所(!)にのぼると主張しました。

 Bruce F.Campbellは、コールマンが指摘した中の数十の例を検討し、そのすべてにおいて、コールマンが挙げた典拠から「イシス」の一節が文字通り剽窃されているのを確認したうえで、ブラヴァツキーが「霊感」によって本書を書いたという主張に重大な疑問をなげかけています。(Ancient Wisdom Revived,University of California Press,1980)キャンベルの書では、「シークレット・ドクトリン」や「マハトマ書簡」に関する同様の剽窃問題、SPRによるブラヴァツキーの詐術暴露事件なども紹介されています。

 また、二十世紀における学問的なカバラー研究の大家であったゲルショム・ショーレムは、「ユダヤ神秘主義」(邦訳:法政大学出版局)の中で、ブラヴァツキーが「秘密教義」を書くにあたって「ゾーハル」などを大量に盗用しているにすぎないことを指摘し、神智学協会を「疑似宗教」と呼んでいます。




インド植民地官僚―大英帝国の超エリートたち (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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インド独立―逆光の中のチャンドラ・ボース
販売元: 朝日新聞社

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インド独立の志士と日本人―アジア精神再興の潮流
販売元: 展転社

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インドの中世社会―村・カースト・領主
販売元: 岩波書店

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インドの「奴隷王朝」―中世イスラム王権の成立
販売元: 未来社

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インドの不可触民―その歴史と現在 (世界人権問題叢書)
販売元: 明石書店

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インドのムガル帝国軍―1504‐1761火器と戦象の王朝史 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)
販売元: 新紀元社

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インドの歴史 (ケンブリッジ版世界各国史)
販売元: 創土社

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イギリスの統治がインドにいかに影響したのか、そしてインドがイギリスに与えた影響まで含め、近代インドを分析している。歴史は独立後のインドまで続けて書かれており、イギリス統治の影響とインドを中心とする南アジア戦後史がわかる。




インド文明5000年の謎 (光文社文庫―グラフィティ・歴史謎事典)
販売元: 光文社

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インダス文明、それを滅ぼし今のインド文化の基礎を作ったアーリア人、日本でも有名なムガール帝国支配、そしてイギリス支配というインドの歴史、カーストをはじめとする文化、宗教が解説されている。この種の本は難解で太くて重くて値段が高いというのが相場だが、この本は文庫本でかつカラー写真が多用してありわかりやすい。これだけカラー写真を使って紙質もいいのに520円はお買い得だと思う。まじめにインドの歴史の勉強をするにはこの1冊で十分。


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