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和書 492084 (78)



中国史なるほど謎学事典 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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ガンジー―非暴力の兵士
販売元: 潮出版社

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ガンジー―インド独立の父 (必読名作シリーズ)
販売元: 旺文社

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ガンジー自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀)
販売元: 中央公論新社

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まず、ガンジーというと、インド綿をまとって、非暴力を提唱したというイメージがありますが、彼が英国紳士のいでたちをしていたこと(11章)、初期の活動のうち17年は南アフリカであったこと(第三部)など、意外に知られていないことが多くで驚きます。 特に、第三部と四部の南アフリカでの経験は、いかに彼が、後に知られる、無抵抗、非不服従と、質素な生活の思想を培っていったかがわかって興味深いです。ヒンズーを土台とした彼がいかにキリストとイスラムの思想に触れていったかもわかります。
 この本は読んでそのまま教訓を得るというよりは、さまざまな課題を考えるきっかけとなる本だと思います。 非殺生を唱えながら、英国の徴兵に応じて、民衆から強烈に突っ込まれるところ(75章)、 非不服従を唱える民衆がただの、暴徒化するところ(73章)、徹底的な菜食を通して死にそうになるところ(76章)など、現実に安易な解答というのはないってことを考えさせられます。 特に栄養学に関するくだりは、私にはかなり受け入れがたいところが多かったです。
 それにもかかわらず、全編を通じて、自分と考えを異にする相手と、議論はするが、思いやりと尊敬を必ず示し、侮辱や挑発にけっして仕返しをしないところなど、今の社会問題の解決のヒントになることが多いと思いました。
 余談ですが、他に私が好きな自伝に、福沢諭吉とベンジャミンフランクリン(共に岩波文庫)がありますが、彼らとガンジーに共通しているのは、若いときに新聞の発行とコラムの執筆にかかわったってところで、そういった経験が彼らの思想と文筆力を養ったのだろうかと興味深く思いました。





ガンジーの実像 (文庫クセジュ)
販売元: 白水社

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 著者は「はじめに」ではっきり書いている。「ガンジーは賞賛していればいいエキゾチックな聖人ではなく、行動の人、改革者、あるいは革命家、いずれにせよ思想家である。」と。「この視点から彼の生涯と事蹟を検討していく」ことが本書の目的である。
 大きく2つの部に分かれている。第一部はガンジーの生涯であり、第二部はガンジーの思想である。第一部は彼の歩んだ軌跡を時系列に紹介し、第二部でその軌跡から見て取れる包括的な思想を、宗教、非暴力と政治、経済と社会、カーストと不可蝕民に分類して整理している。神格化されている彼の偶像からは見えない部分が淡々と明らかにされる。
 自分にとって一番注目した部分は家族との関係であった。「妻との関係においては、彼は権威主義的傾向があり、妻にほとんど決定権を与えなかった。」とある。「自分の考えに同意しないのなら、妻は自分のもとを去ればいいと彼は何度も言った。妻に読み書きを教える必要を認めなかった。妻との性関係を断とうと決心したとき、妻の意見を求めなかった。」
 また、子供が幸せな生涯を送っていないことも注目に値する。「長男ハリラルが、公共の場で酔っぱらい、売春宿に通い、借金した。ガンジーは、彼を助けられなかった。」「次男のマニラルがイスラム教徒と結婚しようとした。ガンジーは・・・この結婚に猛反対した。(中略)もしもマニラルが従わなければ、『インディアン・オピニオン』紙の社長の地位を失うことになると脅かした。青年は折れ、父の協力者の二十歳の娘と結婚した。」「不幸せで、アル中で、借金を抱えた息子ハリラルは、ボンベイのイスラム寺院にてイスラム教徒に改宗した。」など。
 著者は、「ガンジーが現実に及ぼした影響は、その威光よりもはるかに小さかった。」という。しかしながら一方で、「彼の考えは、世界中で数えきれない人びとにインスピレーションを与えている。」ともいう。どちらもその通りなのだろう。
 偉大な精神(マハートマー)の称号は、「人間」ガンジーに付けられたものであることを、しっかりと認識させてくれる意味において、本書は名著だと思う。




ガンディーと使徒たち―「偉大なる魂(マハトマ)」の神話と真実
販売元: 新評論

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ガンディーというと「ものすごく偉い人」というイメージしかありませんでしたが、これを読んでいろいろビックリしました。食事や排泄の改善、公衆衛生こそがインドの人々には必要だと考えていたガンディーは、弟子や周囲の人々に、「今日は出たかね?」とか「これとこれを食べなさい」とか、その日の体調を逐一訊いたり、アドバイスしたりしていたようです。モデルハウスならぬモデルトイレを作り、「便所は食事ができるくらい清潔に」と口うるさく言っていたとか。そういう身体的なことが根元にあって「非暴力」の思想が生まれたのかなあ、と感慨深く読みました。直弟子たちの証言は生々しく、時にはヒステリックに怒ったりもする人間的な部分を描いて「聖者」の脱神話化に成功しています。と同時に、「偉い人」というより「愛すべき人」だったんだな、と思わせる新しいガンディー像をとても細やかに描いています。秀作です。




ガンディーの真理〈1〉―戦闘的非暴力の起源
販売元: みすず書房

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ガンディーの真理〈2〉―戦闘的非暴力の起源
販売元: みすず書房

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逆転の三国志―ifストーリーで読む英傑伝! (GINGA BOOKS)
販売元: 銀河出版

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黄色い巨流
販売元: 叢文社

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