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和書 492084 (87)



教坊記・北里志 (東洋文庫)
販売元: 平凡社

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極東共和国の興亡
販売元: アイペックプレス

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清国文明記 (学術文庫)
販売元: 講談社

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キリスト受難詩と革命―1840~1910年のフィリピン民衆運動 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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原書は1979年刊行。本書の価値が依然として色褪せないことは認めつつも、それにしてもずいぶん時間がかかったものだ。では、26年前に刊行された1冊のフィリピン歴史研究書が、現代の我々(日本語読者)にどのようなインパクトを与えうるのか。

第一に、『キリスト受難詩と革命』は民衆の反乱や抵抗を、民衆の間で伝承されてきた賛歌、詩歌、恋歌といった資料を用いて、民衆自身の意味世界の枠組みで理解しようとする「底辺からの歴史」の試みである。これは、近年のポストコロニアル・ターンを経験した我々にとってすでに馴染み深い視座だといえる。カレントな方法論を経由して、我々は本書の意義を再吟味する機会を与えられている。
第二に、スペイン植民地時代末期から継続するキリスト受難のモチーフが、近年のフィリピンの政治的状況にどのように現れるか示唆する点である。すでに、1986年二月革命については本書と同様の視角から清水展(1991)による研究がなされているが、それでは2001年のピープルパワー2は、それに続くピープルパワー3はどうであったか。民衆対エリートという階級や力についての単純な対立図式からは読み解けない公正さや尊厳というキーワードを含み込んだ現代的民衆運動のありかたを、政治と文化(そして宗教)にまたがるものとしてとらえていく視点を本書は提供している。
第三に、現代社会における宗教の複雑な役回りについて。本書を一読すれば、民衆の中で宗教的なものと政治的なものが矛盾することなく抵抗や革命のイディオムとして作動している様子が、いきいきと描かれていることに気づくだろう。19世紀のフィリピンの民衆運動から、9/11に代表されるような宗教的言説が政治的アリーナで直接的に取引される極めて現代的な葛藤について我々は思いをめぐらすことができるだろう。




記録学研究〈第2号〉―韓国記録学会誌
販売元: ビスタ ピーエス

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金日成回顧録―世紀とともに
販売元: 雄山閣出版

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金日成回顧録―世紀とともに〈1 1912.4‐1930.5〉
販売元: 雄山閣出版

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金日成回顧録―世紀とともに〈2 1930.5‐1933.2〉
販売元: 雄山閣出版

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金日成回顧録―世紀とともに〈3 1933.2‐1935.2〉
販売元: 雄山閣出版

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金日成回顧録―世紀とともに〈4〉
販売元: 雄山閣出版

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