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和書 492084 (219)



中国 如是我想
販売元: 中央公論社

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中国任侠列伝―天子恐るるに足らず!
販売元: PHP研究所

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中国の威信 日本の矜持―東アジアの国際関係再構築に向けて
販売元: 中央公論新社

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 本書は、外務省高官による中国の対外関係史への考察です。気が付いたのは以下の点です。
 (1) 後漢の時代から清朝末期に至るまでの二千年間を対象に、中国・朝鮮・ヴェトナム・日本の対外関係と全体的な国際秩序のあり方を説き明かすという、時間的にも空間的にも、極めてスケールの大きな内容です。
 (2) 周辺諸国にとっての対中関係の意味合いを、ナショナリズム喚起と正統性確保という二つの相矛盾する要請のせめぎ合いといった観点から説明しようとしています。
 (3) 東アジアの伝統的国際秩序の分析に際しては、経済・貿易的な契機だけでなく、安全保障上の考慮に重きを置いており、ヴェテラン外交官ならではの問題意識が提示されています。
 (4) 他方、事実関係の殆どについて一般向けの概説書からの二次使用に依拠しているほか、中国歴代王朝の時代的な捉え方には違和感を覚えさせる部分があります。曲りなりにも歴史を扱う書物として、些かアバウトに過ぎる気がします。

 総じて申すに、事実関係などについてはアバウトでもあり、主観的な問題意識が先行している観を禁じ得ませんが、何と言っても気宇壮大であり、これからの東アジア地域の将来を考えていく上でも一抹の示唆を含んだ本だと思います。




中国の隠者 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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隠者というと田舎にこもる世捨て人を連想するが、本書に登場する人々全部がそういう人たちではない。朝廷でそれなりに地位を保った人(東方朔、東晋貴族たち)もいる。科挙にチャレンジしたがトラブルで立身出世の道を断念せざるを得なかった人(唐寅)もいる。本書で紹介されている人を共通項でくくるとすれば、自己の精神世界で遊ぶことに価値観の重きを置いた(あるいは置かざるを得なかった)人たちということになろうか。結果として、奇行に走った人が多くとりあげられるが、そういう人々に着目し、一般の歴史書とは違う角度で中国史の面白さを紹介してくれることに関しては、著者の作品に並ぶものはない、というのが私の感想である。著者は先に「酒池肉林」で、殺人鬼ばかりでなく、精神の蕩尽(例えば蘇軾)まで取り上げていたが、そういう意味では二つの本はカバーする範囲が一部重なる。実際、竹林の七賢や唐寅は本書と「酒池肉林」の両方に登場する。したがって本書の読者には「酒池肉林」も併せて読むことを薦める。とにかく、日本人を含む東洋人の隠逸思想に大きな影響を与えた人々のあっと驚く人生がてんこもり。中国史へのまなざしを深めてくれる良書として本書はお薦めです。




中国の鬼―魁星樓余聞
販売元: 筑摩書房

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中国の海賊 (東方選書)
販売元: 東方書店

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地の科学 (中国の科学と文明)
販売元: 思索社

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天の科学 (中国の科学と文明)
販売元: 思索社

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思想史 (中国の科学と文明)
販売元: 思索社

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機械工学 (中国の科学と文明)
販売元: 思索社

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