戻る

前ページ   次ページ

和書 492084 (295)



湖がきえた―ロプ・ノールの謎
販売元: 築地書館

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「さまよえる湖ロプ・ノール」。もうこの言葉を聞いただけで胸がワクワクし、ロマンと幻想の世界に浸ってしまう。ロプ・ノールは、あの女児のミイラが発見された事で有名な桜蘭の近くにあるシルクロードの通過点で、タクラマカン砂漠の中にある。桜蘭は豊かな湖のほとりに栄えたとされるが、その湖がロプ・ノールなのである。

しかし、1900年代、ロプ・ノールは秘境であって容易には近付けない。幾つかの探検隊がロプ・ノールの湖を探索するのだが、ある筈の場所から消えて(!)いたり、別な場所に移動して(!)いたりするのだ。まさしく「さまよえる湖」。本書では、地域の歴史、探検隊の奮闘模様、そして"さまよう"原因の科学的解明等が平易に書かれている。

タクラマカン砂漠の中を"さまよう湖ロプ・ノール"。読者の好奇心を惹き付ける夢とロマンの快書。




道のアジア史―モノ・ヒト・文化の交流
販売元: 同文舘出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






密教の門
販売元: 密門会出版部

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






南アジアの歴史―複合的社会の歴史と文化 (有斐閣アルマ―世界に出会う各国=地域史)
販売元: 有斐閣

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






中国史 (宮崎市定全集)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

昔、宮崎先生の全集が出ることを知り、早速本屋に予約した。
第一巻が「中国史」。じつはまだ全部読み終えていません。
けっこう時間がかかるんです。宮崎先生が何気なく書かれていることでも、
浅学菲才にとっては理解するのに時間がかかり、あちこちの資料をひっくり返す事になります。
でも買った価値はありました。もう古本でしか入手できないかもしれないけれど、
中国史や東洋史を学んだ人はぜひもう一度読んでほしいです。
本当に物事を見つめる目が違います。




中国文明 (宮崎市定全集)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






五代宋初 (宮崎市定全集)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






六朝 (宮崎市定全集)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






古代 (宮崎市定全集)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






史記 (宮崎市定全集)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

宮崎市定は類まれな慧眼の持ち主です。古来、難解とされてきた史記貨殖伝の物価考証において、宮崎先生は快刀乱麻を絶つ名推理で二千年来の謎を解明しました。

史記は、銭百万に相当する財産として馬ならば二百蹄と記します。一馬は四蹄だから二百蹄は五十匹。牛ならば蹄角千と書きます。牛の場合、魏の孟康以来、蹄四角二計六で割って百六十七匹と解されてきました。宮崎先生は言います。牛は偶蹄だから一匹八蹄のはず。二角を足すと計十、蹄角千は百匹に違いない。宮崎先生は、羊、豚各千足についても後肢千本すなわち五百匹なりと考証します。その結果、一匹あたりの生産者売価は、馬四千、牛二千、羊四百、豚四百と推定しました。

司馬遷は、千戸の諸侯に比肩する年二十万銭の収益を得るためには、牧畜業では、馬ならば五十匹、牛ならば百匹、羊、豚ならば各五百匹を毎年増殖すればよいと言いたかったのですが、頭数の表示に婉曲な表現を用いて謎をかけました。註釈家は誑かされましたが、宮崎先生は司馬遷のかけた謎を見事に解いたのです。(「史記貨殖伝物価考証」)

本書は、宮崎先生の史記に関する著作、論考をまとめたものですが、宮崎先生ならではの新見解、新解釈、不易の卓見が随所に盛り込まれ、史記愛読者にとっては見逃せない一冊です。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ