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和書 492084 (308)



ラニガト―ガンダーラ仏教遺跡の総合調査(1983‐1992)図版編 京都大学学術調査隊調査報告書
販売元: 京都大学学術出版会

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李仁模・愛と信念の物語―元朝鮮人民軍従軍記者の奇跡の生還 1950‐93
販売元: 朝鮮青年社

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李玉琴伝奇 満州国最後の〈皇妃〉
販売元: 筑摩書房

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入江曜子氏がこの本を上梓したと聞いて「何故李玉琴?」の疑問が最初に湧いた。「我が名はエリザベス」でラスト・エンペラー溥儀の正室婉容を書いた後、他の四人の妻で最も影の薄い(と、思われる)李玉琴を何故?しかし、この疑問は読み進んでいくうちにすぐ溶けた。李玉琴は傀儡国満州国での暗い時代を、たくましく生き切った中国女性だったのだ。

戦犯管理所から溥儀が出た後結婚した、最後の妻李淑賢を除いて、溥儀の妻達は李玉琴以外、皆貴族階級出身の女性である。満州国の貧困の家庭から選ばれ、わずかの間だけ「福貴人」と呼ばれ、嬉々としてその立場と贅沢な環境に素直に喜び、思案外の貴族の煩雑なしきたり、取り澄ました雰囲気に苛立ち、怒る「福貴人」=玉琴。わずかにして崩壊する満州国と同時に、彼女の誇りであった貴人の立場が変わり、彼女にとって貴人の名は価値あるものから自分を縛り付ける面倒なものへ変わる。その中で貴人として溥儀を待ち生きるか悩む玉琴。溥儀への愛情転じて苛立ちに変わり、共産主義へ変貌した新中国で生きる決心をする玉琴。これ以上は語るまい。是非貴方自身で彼女の半生を読んで頂きたいと思う。

入江氏の筆で描かれる彼女は一本気かつしたたか、そして率直。中国という広大な大地に足をつけて精一杯生きていこうとする、実に人間的で魅力溢れる女性である。ラスト・エンペラーの妻として歴史に翻弄されながらもそれに屈することなく、こんなにたくましく痛快に生きた女性の歴史。ご一読を是非お勧めしたい。




李光地と徐乾学―康煕朝前期における党争 (和歌山大学経済学部研究叢書)
販売元: 白桃書房

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李勣―玄の又玄
販売元: 文芸社

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六朝都督制研究
販売元: 溪水社

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略奪された祖国―日米の朝鮮経済侵略史
販売元: 雄山閣出版

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龍のごとく―宮崎滔天伝
販売元: 葦書房

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劉賓雁自伝―中国人ジャーナリストの軌跡
販売元: みすず書房

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劉備―『三国志』随一の徳望をもつ男 (歴史と人間学シリーズ)
販売元: プレジデント社

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