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和書 492094 (163)



インド (暮らしがわかるアジア読本)
販売元: 河出書房新社

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図説世界文化地理大百科 インド (図説世界文化地理大百科)
販売元: 朝倉書店

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インド 多様性大国の最新事情 (角川選書)
販売元: 角川書店

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内容にいまひとつまとまりが無いといえば無いが、エッセイ風の部分も多く読みやすい。執筆から4年以上経っているので経済事情は他をあたったほうが良いだろうが、インド社会の底流にある様々な事情を伝える良書。西欧文化の強い影響を受けた社会の一方に渦巻くヒンドゥーナショナリズム、伝統と進歩の葛藤が少しは理解できた。現代でも「夫人の殉死」が存在する背景とそれに対する様々な考え方、「聖人」ガンジーに対する批判など、日本にいてジャーナリズムの表層的な批評を聞いているだけでは想像もできない内容のことも多く、興味深く読んだ。




インド 宗教の坩堝 (智慧の海叢書)
販売元: 勉誠出版

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インド 宗教紛争とカースト社会 (シリーズ・アジアを見るジャーナリストの目)
販売元: 梨の木舎

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インド 死を生きる
販売元: 明石書店

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インド・新しい顔―大変革の胎動〈上〉
販売元: サイマル出版会

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インド・新しい顔―大変革の胎動〈下〉
販売元: サイマル出版会

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インド・いちば・フィールドワーク―カースト社会のウラオモテ (叢書・地球発見)
販売元: ナカニシヤ出版

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インドを知るための50章 (エリア・スタディーズ)
販売元: 明石書店

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 明石書店は「○○国を知るための△章」というシリーズを持っていて、私もこれまでドイツやスペイン、ブラジルといった各編を読んできました。読み比べてみて分かるのは、このシリーズの各編がどんなテーマを選んで章立てするかは、どうやら全面的に執筆者の裁量に委ねられているらしいということです。そしてそのテーマの選び方次第で、各編の仕上がりに大きな差が生まれていると感じました。

 このインド編は残念ながらテーマの選択には首肯しかねるものがいくつもありました。

 例えば「カースト制度」について4章も割いて記述されていますが、まず論を進めるうえで最も求められる「カーストとは何か」という基礎的情報が欠けています。第21章の表題は「カーストとは何か」となっていますが、書かれていることは「なぜカーストは解消しないのか」という、一歩進んだ議論です。明らかに表題と内容に齟齬があります。

 また外国人ですらカーストの位階のどこかに必ず位置付けられると書かれていますが、それならば「私たち日本人はどこへ位置付けられるのか?」という当然予想されるべき疑問にはこの本は答えてくれていません。

 第49章「インドのアルメニア人社会」というテーマは著者のこだわりが強すぎるのではないでしょうか。インドにおける「マイノリティ移民中のマイノリティ」と執筆者自身がよぶような民族集団についてこうしたインド入門書で章立てしてまで触れる必要はないでしょう。

 私だったら次のような事柄を「インドを知るために」選んでもらいたかったと思います。「インドのメディア」「文学」「クリケットなどのスポーツへの情熱」「女性の社会的地位」「貧困と教育」「日本との関係」。つまりこうした点についてこの本は具体的な言及をしていません。

 複数の執筆陣と編集者との間でどういう議論が行なわれ、この50個のテーマが選ばれたのか、大いに疑問でした。


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