和書 492094 (179)
英国紳士 (英語オデッセイ別冊シリーズ)
販売元： 秀文インターナショナル
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イギリスといったら、先ず最初に“紳士”という言葉が私たち日本人にとって頭に浮かんでくると思います｡しかし、実際の“紳士”とは、黒のスーツに帽子、傘を常時持っていて、ドアを開けて待っている人達のことではなく、もっといろいろ決まりが合る事に気づかされました。たまにあまりにも滑稽で笑える面白い本でした｡この本を読むと、イギリスの１部の人の行動パターンの謎が解けます｡
英国紳士の奥方
販売元： 秀文インターナショナル
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英国紳士の子供
販売元： 秀文インターナショナル
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英国生活誌〈1〉―復活祭は春風に乗って (中公文庫)
販売元： 中央公論社
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1989年にNHK出版から出た『英国生活誌』を２冊に分け、未収録のエッセイや水彩イラストを加えたもの。
Ⅰ巻では、春から冬まで四季の魅力が描写される。イギリスのこまごまとした事物や風習、イギリス人気質などが取り上げられている。
それにしても読んでいて不快な本であった。著者のイギリス大好きっぷりは有名だが、本書は特にひどい。いちいち、イギリス人と日本人の間に優劣を付けたがり、日本人読者である私は数ページに一回は怒りを覚えることとなった。出口氏の問題点は、イギリスの良いところにだけ目を向けて悪い点には目をつぶってしまうことと、イギリスを褒めるためには事実をねじ曲げてしまうことの２点にある。事実誤認も多く、アマチュアの概念について書いている箇所などは、本当にイギリスのことがわかっているのか、と疑問に思うほど。
こういう本を喜んで読むのは、よほど自虐的な人に違いない。
英国田園譜〈1〉暮らす
販売元： 東京書籍
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英国田園譜〈2〉食菜
販売元： 東京書籍
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英国の紳士
販売元： 晶文社
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紳士になるためにはどうすれば？ある日訪れた市場で私はこの本を見つけた。
すぐさま購入し、頁をめくった・・・そこには私の疑問に答えるべく、
さまざまなエピソードを通じた紳士の本質が描かれていた。
序章に非常に興味深いエピソードが載っていたの紹介したいと思う。
−本文引用−
『憂鬱をふきとばすダーフィーの丸薬』という本を、わたしはしばらく前から読んでいた。
その歌集の中に恋する青年を歌う詩があったが、この青年の恋人の名はアミンタという名だった。
ある日の夜、とある宿に泊まったとき、青年はアミンタと女中のモリーが休む隣の部屋で寝ることになる。
薄い壁を隔てて、青年には女達の話す言葉が逐一聞こえてくる。
二人は一つのベッドに眠り、どちらがさきにしびんを使うか言い争っていた
−ここまで引用−
我々はどこかでこのアミンタという少女を知っている気がする。
このように、興味深いエピソードが多く掲載されているが、全てを紹介するのは無理なので
紳士及び紳士候補生の諸君はぜひ手にとって欲しい。
紳士のバイブルに足る名著だと確信している。
参考までに各章ごとのタイトルを紹介してレビュー終了としたい。
1章 紳士らしく振る舞う
2章 過去の遺産
6章 優美な物腰、堅固な信条
7章 スポーツマン紳士
8章 ニューカム大佐
9章 民衆の声
10章 ロマンチックな現実主義者
11章 ほとんど宗教
12章 紳士を作る工場
17章 世界の半分に君臨して
18章 高邁な理想
19章 エピローグ・今日の紳士
英国パブ・ストーリー
販売元： 東京書籍
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英国101話 (中公文庫)
販売元： 中央公論社
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英国101話
販売元： 中央公論社
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著者が事あるごとに反感を示している某氏の、『○○のイギリス観察辞典』を意識したような作りになっていて（笑）、見開き2ページで一つの話題が完結するようになっています。英国に関する蘊蓄集です（雑誌の連載を一冊の本にまとめたのではなくて、書き下ろしなのかな？）。
著者の本を既に読んだことがある方ならば、ご存知かと思いますが、大学の先生が書いた小難しいものとは違って、一度読んだらば、あっという間に読み終えてしまう面白さでした。中でも、著者がエキストラとして『太陽の帝国』に出ていたのは意外でした（笑）。