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和書 492094 (292)



国境をこえるドイツ―その過去・現在・未来 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 多くの資料をもとにドイツの姿を描いた作品。
 ことにポーランドに残ったドイツ人の去就。
 そしてドイツへ帰る途中で死んでいったドイツ人(というよりも文化的にも人種的に半々だったりする)たち。
 ポーランド政府の弾圧など見所は多い。
 ドイツ国内のアカデミズムでも果たしてドイツ人とそうでないものを分ける基準が曖昧なまま放置されてきている。
 つい数年前もオーストリーやポーランドがドイツ政府に対して抗議を繰り広げていたが日本の独研究者にはなぜか届いていない。。。
 その点本書は古いとはいえ示唆に富むヒントを数多く与えてくれよう。




上海路上探検 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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中国でもっとも躍動的な街・上海。著者は上海留学・駐在を経て、上海の歩みを長年に渡って追いつづけてきた。本書ではそんな上海通の著者が、上海の姿を存分に伝えてくれる。惜しむらくは本書の舞台は90年代半ばの上海であり、急速に変化している今の姿を描ききれていないことだ。とはいえ、上海にこれから留学・赴任する人にとっては恰好の入門書となること請け合いである。




ソビエトとロシア (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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都市のコスモロジー―日・米・欧都市比較 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 本書は都市の意味を考察することで、都市性を回復するための手がかりを見つけることを目的とし、序章および4つの章、結びによって構成されている。

 序章では、自動車を製造するように作られた近代的な都市思想は「都市性」を生み出す事が出来ず、ロサンゼルスの暴動から上海の公害に至るまでの都市における危機的状況に要因となったと述べ、都市計画に問題提起をしている。

 第1章では、フランスで最も古い歴史を持つといわれるユリアヌスの浴場と20年ごとに敷地を変え全く同じ形に建て返られる伊勢神宮を事例に挙げ、ヨーロッパの都市は「時間における物質的永続」に執着し、日本では「空間における形の表徴的永続」にこだわると述べている。

 第2章では、丘の傾斜に出来たウルビノの町と無鄰菴(京都)の借景を例に、西洋都市が「外部→内部」の視線を前提としているのに対し、日本や米国や近代都市計画は「内部→外部」の視線を前提としていると述べ、後者は都市の断片化を引き起こしたとしている。

 第3章では、現代都市と歴史都市を比較している。20世紀の都市に欠けているのは創設者を前提とする呪術的・宗教的・政治的な共同体的概念であるとし、都市形成とは外界との境界を明確にする作業であるとしている。

 第4章では、ユートピア的な近代都市計画(機能主義)の時代からポストモダンの時代に入り、場所の意味と都市全体の意味を考えるようになり、都市性が回復に向かっているとしている。
 結びでは、各章の内容を整理した上で、今後の都市を考えるには、「場所性」「都市性」「風土性」をよく理解することが必要である事を述べて結論としている。

 著者の言う「都市性」とは、表象と現存の関係性のことである。例えば、神田川と聞くと南こうせつの曲から喚起される<表象>的なイメージがある一方で、オフィスビルが建ち並ぶといったといった<現存>的イメージがあり、都市とはそういった要素が絡みあっている。表象と現存の調和が「都市性」を生み出すとしている。本書以前の都市論では、表象(人文科学系)と現存(自然科学系)の研究の間には断絶があった。この両者を対等に評価し都市を論じた意義は大きい。




トルコ民族主義 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 普通、トルコ民族と聞けば、アナトリア等を国土とするトルコ共和国のことを思い浮かべますが、元来トルコ系民族はモンゴル高原に居住しており(中国史に記録される鉄勒(てつろく)や突厥)、西へ移動しながら、ウイグル、中央アジア、コーカサス、アナトリア等に広がっていったものです。
 トルコ系民族は移動しながら、各地の先住民族と交じり合い、風貌には大きな違いがあり、一見して同一民族とは見えませんが、言語的には同系統に属しており、文化的・宗教的な共通性も見られます。
 本書は、トルコ系民族の内の中央アジア、アゼルバイジャン、アナトリアに焦点をあてながら、各地域における民族形成の歴史、特に民族主義の展開について解説しています。
 一方各地域での民族主義に対して、トルコ系民族全体を統合するパン・トルコ主義は、近代になり、言語学的・歴史学的な研究の進展を背景として、理念として生まれ、一定の影響を与えては来たものの、現在に至るまで大きなうねりとなることはありませんでした。
 アゼルバイジャンや中央アジア各国は、石油やウランなど豊富な天然資源を有するとともに、ソ連解体後の紛争や政治的混迷が続く中、中東イスラム地域に隣接し地政学的・経済的な重要性を増してきています。
 これら諸国に対して、相対的に経済の発展したトルコ共和国は経済的な影響力を強めており、あらためて言語的・文化的共通性が認識されてきています。
 ともすれば、日本人の知識は、トルコ共和国と西(EU)との関係に偏っているますが、東(アゼルバイジャン・中央アジア)とも政治的・経済的繋がりを強めるトルコ共和国は、政治的・経済的な要として重要な位置を占めています。
 パン・トルコ主義自体が、大きなうねりを形成する可能性は高くないものの、トルコ系民族の広がりと連携は、世界の経済、政治にとって注目すべきことであることが理解されます。




ハンガリー狂騒曲―東欧改革の光と影 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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あまり日本人には馴染みのないハンガリーについて、
改革の進む国内の情勢や旧知識人階級の人々など
当時の状況がとても分かりやすく説明されていました。
著者の体験したエピソードも興味深いものばかりです。
新書ですから値段も高いものではありませんし、
買って損は無いかな、と思います。




反日感情―韓国・朝鮮人と日本人 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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第5章 「天皇と朝鮮人」の扉絵で、韓国紙『ハンギョレ新聞』の一コマ漫画が引用されています。

内容:頭に輪っかのついた昭和天皇らしき人物が虫眼鏡で、地面を埋め尽くした髑髏を観察している。後方に原子爆弾と思しきキノコ雲。
下方に文章【陛下は生前、生物学を愛好されたそうで?】

前天皇を揶揄した表現だけなら、まだ認容できますが、原爆をネタにしているところには驚愕を禁じえません。
韓国の人間なら原爆への関心は乏しいでしょうから悪ノリで書いたようなところもあるでしょうが(それでも許し難いとは思いますが)、この
本を著した者、この挿絵を採用した者は高崎宗司なる日本人です。原爆の悲惨さを、世界中の誰よりも知っているはずの日本人です。

この挿絵を採用した真意を問い質したいですね。

本当は評価すらしたくないですが、抗議の意味で星一つ置いていきます。









不思議の国アメリカ―別世界としての50州 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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毎日のようにテレビで報道されるアメリカ。アメリカってどんな国?そもそもアメリカ人ってどんな人?おおざっぱ、戦争好き、金髪・・・実はこういった「アメリカ」はほんの一部に過ぎない。アメリカは多様な人々の集まりだから多様な文化がある。しかし、そのたくさんある特徴を地域別に見ることによって、おおまかではあるが立体的なアメリカ像が浮かんでくる。なるべくその文化圏の全体像がわかりやすいよう大きな特徴に絞って書かれているので多少ステレオタイプ的ではあるが、それもまた「アメリカ」の本当の姿である。お話は著者の実際の体験とアメリカの歴史に基づいて書かれている為、納得しやすい。本書はアメリカを少し知ってみたい人、歴史を勉強したい人、雑学を身につけたい人におすすめである。




文明の交差路で考える (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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ベトナムの現在 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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