和書 492112 (30)
新版 西洋騎士道事典―人物・伝説・戦闘・武具・紋章
販売元: 原書房
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大量の情報が載っており、それが多岐に渡っているところが良いですね。
武具だけ、人物だけ、でなく文学や騎士達の日常に関連する項目があって購入者が知りたい事以上の事を教えてくれる本だと思います。
挿絵も多いです。まあ、文と結構ズレているのが気になりますが。
あ、絵は雰囲気重視という感じなので参考にしやすい写実的な絵ではないです。
さて、訳者の堀越教授の文は―大抵そうなのですが―万人に向けるには配慮が足りずクセが強いですね。
訳注に関してもなんだかなあと言うようなものも多いです。
まあしかし無意味についているわけではありませんし正確は期されていると思います。
最後に細かい事になりますが、あいうえお順の形式なのだし、辞書などを閉じた時に腹にある見出しが欲しかったですね。
同類項などに飛ぶ時、ページも書いて無いし見出しもないので追う時少し面倒くさいかなと。
良い本なんですけどねー、という感じですねどうも。
西洋騎士道事典
販売元: 原書房
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西洋中世史料集
販売元: 東京大学出版会
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大学で西洋中世史を専攻している人でさえ、概説書や専門書を読むことは頻繁にあっても、実際に一次史料やその翻訳に触れたり読んだりすることは、卒論の準備にとりかかるまではまず無いでしょう。
非常に有名な史料なら、世界史の教科書や大学の授業などで名前ぐらいは耳にするかもしれませんが、実際に、ある時代のある地域における史料には、こういうものがあって、具体的にはどういう内容なのかということを知っている人は研究者を除けば、ほとんどいないのではないでしょうか。
史料とは身近なようで、意外にそうではないものです。
本書では西洋中世史の全体(初期から末期まで)を通して、主に西欧主要地域におけるあらゆるジャンルの史料の中から、多くの有名な史料の部分的抜粋の翻訳とその解説がコンパクトにまとめられています。
もちろん、本書に収められている各史料は、現存する全ての史料の数から見れば微々たる物であり、さらにその抜粋の翻訳が載っているにとどまっているので、卒論やゼミでの発表の準備で使う機会はあまり無いでしょう。
しかし、西洋中世史全般における主要な史料とその解説、時代背景が網羅的に収められており、また史料を読み解く上で大事な当時の貨幣や暦に関する解説も載っています。この本を読めば、西洋中世史の各時代・地域・分野の流れを史料を通して概観できますし、今まで知らなかった多くの興味深い史料の存在を発見できます。そういった意味で、一般の西洋中世史概説書では得られないより広範な深みのある歴史理解が得られるでしょう。
大学で西洋中世史を専攻している、あるいはしていた方ならば買って損はないでしょう。これから専攻しようと考えている方は、もう少し勉強を進めてからのほうが良いかもしれません。
西洋中世史事典
販売元: 東洋書林
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日本語で読める西洋中世史の事典がほとんどないので、この翻訳の登場はとても嬉しいのですが、学生と専門家、両方の使用に適した事典をという原著の意図を汲むには値段が高すぎるのが残念。とは言っても、西洋中世史に関わる基本的な事項・人名を網羅していて、記述も簡便で使いやすい事は確かだと思います。また、翻訳がぎこちなくて、何を言っているのか一瞬考えてしまうような項目が時々ありますが、あくまでも情報を与えてくれる事典と割り切って使えば問題ない程度ではないでしょうか。「欧和対照見出し」を巻末に付け加えたり、各項目の参考文献に日本語で読める文献が多く追加されたり、西洋中世史にあまり馴染みの無い日本の使用者への配慮も嬉しい点です。カラーではありませんが、図版も豊富です。深い解説ではなく、手元に置けることを目的とした1冊本の事典としては「値段が高すぎる」ということで星3つです。とは言え、思い切って買ってしまった今は、私は大満足して愛用しています。
西洋の歴史基本用語集 近現代編
販売元: ミネルヴァ書房
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天皇家と多田源氏 (清和源氏の全家系)
販売元: 新人物往来社
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世界暗殺者事典
販売元: 原書房
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世界古地図
販売元: 講談社
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世界戦争事典
販売元: 河出書房新社
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戦史に関する本を読み進んでいくと、他の戦闘の史実を引用している例が少なくない。その引用例が「カンネの戦い」といった有名なものならまだしも、これまで聞いたこともないような戦史例であったとすると、内容が理解できないまま読み進めるしかないのがこれまでの私。しかし大枚はたいて買ったこの本は、載っていない戦史がないのではないかと思わせるほどの内容量。そしてこの本の真骨頂は何と言っても索引の充実度。ページ数でいえば5分の1はあろうかという索引は、本文の50音順とは別に年代順、そして登場人物名順、さらに洋書を読む機会が多い人にとって涙もののアルファベット順までセット。惜しむらくは東洋の戦史についてほとんど記述がないことぐらいであろうか。
世界戦争犯罪事典
販売元: 文藝春秋
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事典という事もあり、各項目についてはそれほど多くの記述はありません。せいぜい4ページくらい。
犯罪性についての意見も無いし、極力公平性を維持している様に見受けられます。
各項目の記述毎に参考文献がまとめて書かれているのも、その後の後追い調査を容易にしてくれます。
1893〜2002年に至るまで、陸海空軍及び銃後を含めて国籍を問わずに猛烈に列挙されています。
(リディチェ村とかカティンの森なども)
関連する私のテーマでは、ほぼ載っているようなので満足です。(例として限定して書いてみます)
・Uボートの商船攻撃
・ルシタニア号
・アセニア号
・Q-Ship
・ラコニア号
・ペリュース号