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和書 492116 (19)



M2 われらの時代に (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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森羅万象にツッコミを入れるサイゾーの名物連載の第一巻。
とは言っても、当時の日本のタブーをそれとなく避けてるし、当時気付かなかった宮台氏の認識不足な部分がいくつか目に付いた。
この対談のスタイルは2chの学術系板の、専門的なスレッドと一脈通じるところがある。
二人だけでこれだけのツッコミが入れられることは本当に凄いことだと思うが、やはりネットの分母を超えるのは難しい。

この本の宮台氏は社会学者の仮面をかぶった扇動家っぽい発言が目立つ。




M2:思考のロバストネス (M2)
販売元: インフォバーン

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社会学者・宮台さんと評論家・宮崎さんのとても「頭の良い」お2人の時事評論です。はっきり言って連載時はとても刺激的であり、難しくもあり(あまりに難しいのか、宮台さんの本に多くみられて好評だったのか、本では脚注がついてとても便利であり難い=私の知識はいつも変わらず低く、脚注ないとかなり困る程度です)理解が浅かったと自分では思いますし、時間をかけて読み、また、読み直す事で少しづつ理解が深まったと思います、それでも6割程度かと自覚していますが。

宮台さんや宮崎さんの言葉にはイチイチ鋭く、また、深いです。とりあえず聞く耳を持っている人々にはとても頷ける(もちろん頷けるばかりではありませんが、意図して過激な言動を、最近特に宮台さんはとっていると思います)話しが多いです。

前後の文脈により、あるいは誰が話しているか?によって左右されてしかるべきなので、抜き出す事は失礼なのですが、それを踏まえても、例えば、「日本人にも立派な人がいた事を教えろ!」とヌルイことホザく前に「何故ダメだったのかを徹底して考え、我々の行動次第では別の帰結を導けたのに、それが出来なかったことがダメ」とかいう言葉が出てきますと、なかなか頷かされます。


よく出てくる保守言論雑誌に対する「馬鹿かよ」とか「ヌルい」とか、いちいちごもっともなのですが、保守言論誌なんて、「オヤジ慰撫史観(斎藤 美奈子さん発明の「新しい歴史教科書をつくる会」的な歴史観の事」を揶揄する言葉)」の為の、宮崎さんの言う「統治権力に対して悪態を吐いて、スカッとする」為の雑誌なんですから。それに、それらの雑誌読む人たちが、サイゾーや、本書を読む確率はかなり低くて効率悪いじゃないですか。わざわざ保守言論誌を読む人々を、あげつらって笑うのは(ま、「笑い」は取れます、少し)、統治権力に悪態はいてスカッとするのとレベルは違うけれど、同じ系列の行為ですよね。ただ、保守系の人たちだろうが、左翼系の人たちだろうが、とにかく頭の悪い、聞く耳持たない連中(というか、テレビに出てくるのはそんな人たちばかりです)とばかり話さなければならないなら、たまには悪態をつきたくなる気持ちも分かるし、宮崎さんが最近「タレント」として見てもらいたいという発言を繰り返ししたり、宮台さんが過激な発言を多くなり、『条件付』の議論が少なくなり、三島に対して非常にシンパシーを感じている様に(しきりに、「内在性な」とか、「発露を」とかいう発言が多くなりました)なったのも分かる気が(私の勝手な解釈ですけれど)しますが。


また、監視社会についても、とても刺激的な論理を展開します。
監視する人々を、監視する人々が必要(無条件に信頼できる存在は無い)になる事でどこまでいっても完全なる安心は無い。ある程度の「適切さ」と「諦念」が必要に(ココで宮崎さんは「すべての死は犬死である」という、とても刺激的な真実を述べます!)なる。監視を設計する(監視者をコントロール=監視する側)人々の設計(適切さ)を一般人(監視される側)が知った時(知る権利、機会を与え、また、知らないでいる権利、機会を使わない権利も与える)に一般人の人が『ズルイ、俺も監視者側に立ちたい』と思う割合が低ければ「適切」で「諦念」を選択も出来る、という論理です。

つまり、これは映画「マトリックス」です(私は最初の映画の地上波放送しか見てませんが)!主人公「ネオ」の様に監視の設計を知る機会(当然反対する権利もありますよね)も与え、途中の赤い薬と青い薬を選択する時のように現実(監視されているという現実)を知る権利も、知らずに過ごす権利も与える。さらに、ネオたちの中の裏切り者「サイファ」の様に、1度知った現実に目を背ける権利(!)まで与える。凄い論理です、ある意味ユートピアです。


普通に考えたらこんな事は夢物語に私には感じられますが、ハイテクノロジーはそれさえ、現実に近づけるチカラを持つかも知れません。また、目指すべき理想の理論として認知されれば、あとは現実的にどう構築していくか?という設計が必要ですし、その設計がなければ意味は薄れますし、ツッコミ所もたくさんありますが、論理、としてとても面白く感じました。




madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2008年 6/20号 [雑誌]
販売元: 阪急コミュニケーションズ

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Maruyama Masao and the Fate of Liberalism in Twentieth-Century Japan 『丸山眞男――リベラリストの肖像』の英語版
販売元: I-House Press (アイハウスプレス)

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瞑想空間 ― meditative spaces
販売元: 河出書房新社

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M・フリーマンという写真家が、主に、現代日本の瞑想的スペースと思われる、様々な工夫と趣向を凝らされた個人的な部屋ないし建築物を、すぐれた分析の文とともに紹介しており、古今東西の歴史的建造物も含めると約100以上の物件が、基本は見開き2ページに掲載されている。
人は、ここまでして自分だけの思いを込めた特別の空間を望むものだ、ということがよくわかる。日常においても、たとえ狭いマンション暮らしでも、何とか工夫して、自分だけのスペースを演出したくなるものだ。まして、土地や資産や、スペースへの強い情熱のある人は、この本にあるように、実現させてしまうのだろう。
小判ながらも240ページの厚み。休みの日などの朝食後、居間で珈琲でも飲みながら、気の向くページをめくって見るのも楽しかろうね・・・・ほんと、見るだけかもしれど・・・。




人工呼吸器・麻酔器・酸素療法用機器・吸入療法用機器・医療ガスの安全 (ME早わかりQ&A)
販売元: 南江堂

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自由と形式―ドイツ精神史研究 (MINERVA哲学叢書)
販売元: ミネルヴァ書房

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My Life (マイライフ)
販売元: サンクチュアリ出版

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実はちょっぴりカウンセラーを受けてみたいんだけどっていう人に
オススメです。かくいう私もその一人でした。
どんな感じかなぁ、と思って進めていくと
とっても感謝すること、大切なこと、
実は毎日の当たり前がとんでもなくありがたいことだったと
気づいたりします。そしてないがしろにしていた
自分の心を気遣う大切さも気付かせて頂けます。

なんて優しいんでしょう。なんて心の奥底まで分かってくれるのでしょう。
自分ってすばらしいって気付かせてくれる本です♪ありがとさんです♪






MY古典 老子のことば (MY古典)
販売元: 斯文会

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MY古典 荘子のことば (MY古典)
販売元: 斯文会

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