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和書 492116 (175)



一年有半・続一年有半 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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喉頭がんにより、余命一年半と「死刑の宣告」を受けた中江兆民の遺言と目される内容である。一年半を「余は極めて悠久なり」と考えるほど余裕があるゆえ、その文章に悲壮感は感じない。「一年有半」では、日々思うままのことが綴られている。

注目は「続一年有半」に記述された中江流哲学だと思われる。「わが日本古より今にいたるまで哲学なし」と考えたゆえ、自身を本格的に哲学を論じた日本人第一号と捉えていただろう。その内容はとっつきにくいものでもなく、すっきりしていながら毒舌でもあり、実におもしろい。「精神や霊魂は不滅で、身体は朽ち果てる」といった欧州流哲学を「ねごとを発するとは何たることぞ」と切り捨てる。なぜ「無仏」「無神」「無精魂」という発想になったかは、直接本文を読んでほしいが、欧州思想だけでなく科学にも精通した中江兆民だからこそ書けたという気もする。

また、中江兆民に師事した幸徳秋水の文章も見受けられ、師への尊敬の念と情が感じられる短いながらも実に読ませる内容である。




一枚のはがきから―ある身障投書家の昭和・笑話
販売元: 近代文芸社

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一万人のブッダたちへの百話 (OEJ books)
販売元: 和尚エンタープライズジャパン

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OSHO30代の日々の活動が生き生きと描かれている。弟子の素直な目がOSHOの芳香を損なわず今に伝える。どの福音書も色あせる名著。講話本に食傷気味な人には特に打ってつけ。けた外れの愛の人OSHO個人を身近に感じ、ハートが脈打つ極めて貴重な本である。




一流専門家による心エコー図講義
販売元: 新興医学出版社

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一休 (京の絵本)
販売元: 「京の絵本」刊行委員会

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一冊で哲学の名著を読む―『ソクラテスの弁明』から、サルトル『存在と無』まで17冊がよくわかる!
販売元: 中経出版

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最も難解なサルトル「存在と無」を噛み砕いて意訳しているが、30代でも意味不明で理解できず。

直接原著「存在と無」を読む方が、原作者の真意が伝わる。

哲学を相当勉強されていないと、厳しいです。

入門書となっていますが、実はそうではない気がする。




ポスト構造主義 (〈1冊でわかる〉シリーズ)
販売元: 岩波書店

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特に主体化(=価値規範への従属)の考察に関してポスト構造主義が与えた大きな影響は、
その立場に立つのであれ批判するのであれ、もはや無視することはできないものだと思います。
そうした言語論的な思考方法が与えた大きな影響を知るには、とても良い入門書ではないでしょうか。

ポスト構造主義に関わる主要な語彙は、本書を読むことである程度掴めるかと思います。
いちいち語彙の説明をしてくれる親切な本ばかりであれば初学者にはありがたいのですが、
初学者向けと銘打っておきながら置いてけぼりを食う書籍が多く読者としては気落ちすることも多いものです。
本書を読みアカデミックな言語システムに隷属することでようやく
読者も主体になれるというやや皮肉めいた印象がありますが(笑)、
私にはポストモダンな諸理論の大まかなイメージを把握するうえで大変役に立ちました。

言語システムの中で生き、そこに従属(=subject)することで
主体化し得る(=subjectに「なる」)という社会構築論は
良くも悪くも思考方法を大きく転回するかと思います。




ポストコロニアリズム (1冊でわかる)
販売元: 岩波書店

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本書の特徴的な点は、「下からのポストコロニアリズム」と著者自身が呼んでいるように、ポストコロニアリズムの思想家とその理論を紹介していくのではなく、現在に至るまで世界に存在する、なかなか可視化されることのない日常的光景を「モンタージュ」として次々と描き出していき、ポストコロニアリズムが何を問題としているかを紹介している点にある。

紹介されるエピソード等、とても衝撃的である。が、ある人々にとっては「日常」でしかないそれらの出来事にいちいち衝撃を感じてしまう(=つまり「新鮮味」を感じてしまう)ところにポストコロニアリズムにとっての最大の問題、グローバルなアパルトヘイトというべき問題があるのだろう。広く社会科学を専攻する者にとっても必要な視点である。自分がどんな立場から物を語っているか、自分の立ち位置や問題意識、主張を常に再検討させてくれる。

ただし、本書は、今まで可視化されてこなかったこういう問題がある、ということはよくわかるのだが、ポストコロニアリズムの入門書としては、やはり問題を発見するだけじゃなく、様々な論者がどう問題にアプローチしてきたかももっと盛り込んで欲しいところ。もちろん一冊の入門書で「上から」も「下から」もというわけにはいかないのは仕方がないのだが。サイードやスピヴァクといった思想家を取り上げている本橋哲也『ポストコロニアリズム』(岩波新書)とセットで読むといいのかもしれない。





一冊でわかる日本の思想 (成美文庫)
販売元: 成美堂出版

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一冊でわかる!論語―すべては、いい人生へのヒントである! (成美文庫)
販売元: 成美堂出版

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