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和書 492116 (278)



英米哲学入門 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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著者は有名なハイデガー研究者だが、ドイツ哲学全般に大変造詣の深い人で、博引傍証的に、片言一句、引用の根拠を挙げて注記する、典型的な大学人、「東大の哲学の先生」という感じだ。だが、文章はいつも丁寧で、誰にも分かるようにきちんと書いてくれる立派な哲学者だ。その人が、論理記号や、記号の羅列に近い文章を苦手とする人向けに、丁寧に、丁寧に書いてくれた本である。だが、冗長ではなく面白く読めるところが凄い。言っては著者に失礼だが、著者の得意分野の本より面白いぐらいだった。これ1冊で、ムーアからオースティンまで大事なところは基本が分かるぐらいにはなっている。凄い努力の賜物だと思う。だが、時々、我慢しきれなくなったかのように、本音が爆発、「こんな安易な論理で、ハイデガーやヘーゲルを批判できるがらか」と言わんばかりの厳しい指摘は、爽快で哄笑を誘う。一方、読み終わって感謝する一方、やっぱり、論理実証主義の側から言わせれば、この解説には不満と言うか、それは違うぞ、という批判が出てくるのではないか、と想像されてくる。だが、それでも良いのだ。とにかく、読者は、読む前まではチンプンカンプンだった世界が、曲がりなりにも、想定できるようになっているのだから。




英雄と異端 1―反権力の思想史 (1)
販売元: みすず書房

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英雄と異端 2―反権力の思想史 (2)
販売元: みすず書房

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笑顔で迎える大往生への道―ラストシーンは一度だけ
販売元: ぴいぷる社

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易・近思録講義
販売元: 渓水社

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易と人生哲学 (致知選書)
販売元: 竹井出版

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まどろっこしい、が第一印象。
易経の入門編ということだけれど
その哲学をもう少し突っ込んで知りたかった。

易経は占いではない。
という説明に徹している。
ただ、易経の根底に流れている考え方が
何度も何度も語られており
「なるほどなー」
くらいの納得は得られる。
でも知りたいのは、その考え方の背景なんだよ・・・

もうちょっと具体的に
易経の素晴らしさを知りたかった。




易のニューサイエンス―八卦・太極図とコンピュータ
販売元: 東方書店

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自分はこの本を図書館で発見し、一読しました。
生物学関係と易との関連が内容の大半で、
遺伝子情報のそれぞれと64卦とを関連付けた部分などは
圧巻の一語に尽きます。

不幸にもそちら方面の知識がない自分には難解極まりない代物でしたが、
易に興味のある方なら機会があれば、蔵書としておく価値のあるものかと存じます。




易の話―『易経』と中国人の思考 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 かなり、レベルが高いです。
 つまり、古典的素養のない人は最後まで読めないんじゃないの?
 タイトルどおり、易を切り口にした中国文化の解説ですね。
 学術的なことをやさしく説明してありますよ!
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 最初、安岡の本を読んだんですけど。
 おれの評価では、こっちの方が上です!
 好みはあるでしょうけどね。
 不思議なことは書いてありません。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 まあ、難を言えば。
 少し、毛沢東に敬意を持ってるフシがある。
 思想の傾向は、誰にもありますよ!
 気にならない程度です。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いんしつろく、という本があるんですけど。
 安岡の本しか売ってない。
 この著者に書いて欲しいもんです!
 無理でしょうね・・・・・




易経〈上〉 (ワイド版 岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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『易』の翻訳には、岩波文庫の本書と、『朝日古典選』の本田済氏のものとがよく利用されている。いずれも文庫本ということで、利用や値段に手頃だからであろう。

本書、岩波文庫のものは、高田氏と後藤氏の翻訳であり、両者ともに漢学者として著名である。本書には優れた翻訳部分が多々存在する。しかし翻訳内容には疑問の個所もまま存在する。『易』は難読であるから、明白に誤訳であると断定できるわけではないが、それでも誤訳とまで言わずとも、不適切な翻訳と思われる部分がまま見受けられるのである。

『易』は難しい。そのため読者としては、本書一つで満足することなく、地道にいくつかの翻訳書を探して原文の幅広い理解を目ざしたいところである。




易経〈下〉 (ワイド版 岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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陰陽道や風水などの基礎に陰陽五行説がある。この考えには三つの柱がある。宇宙は陰と陽の二つの様相から成り立っているという『易経』の説く陰陽説、万物は水、火、土、金、水の要素の相克ないし相生から成っている五行説、そして星占いから派生した十干十二支の考え方である。これらが組み合わさって複雑な陰陽五行説は成り立っている。さて陰陽説であるが、まず宇宙が混沌とした状態、始源としての「大極」が措定される。そして万物すべての状態の基本型として陰と陽の二つの様態があるとする。さらに陰陽が組み合わさり太陰、少陽、少陰、太陽の四象、さらに乾、坤、震、巽、坎、離、艮、兌の八卦を生み、さらに八卦を組合せて六十四卦を生む。中国古代哲学の二元論たる「易」の原典である。


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