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和書 492116 (399)



漢代における礼学の研究
販売元: 風間書房

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漢代の学術と文化
販売元: 研文出版

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『カンディード』<戦争> を前にした青年 (理想の教室)
販売元: みすず書房

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「カンディード」のテクストから何をどのように読み取るのか、ということを懇切丁寧に解き明かしている点は、感服する。
一方で、ところどころ挿入されているバーンスタイン「キャンディード」についてのコメントは、著者が文学テクストに向き合うのと同じだけの時間がとれていないことをうかがわせ、その分、星ひとつマイナス。バーンスタインがリリアン・ヘルマンなどからの勧めで「赤狩りの時代」にヴォルテールのテクストとどのように向いあって、音楽作品に仕上げていったのか、また、その改訂を晩年に到るまで繰り返したのはなぜか(CDも数種類現役版で入手可能)など、押さえてほしかった。




カンデライオ (ジョルダーノ・ブルーノ著作集)
販売元: 東信堂

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カント
販売元: 勁草書房

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岩崎武雄の傑作。小著ながら三批判書を的確に紹介。カントの全貌を明確にする。講談社学術文庫の水田洋の書いた「アダム・スミス」と、思想もの解説書の双璧と思う。つまり、原典を読む以上に、良く分かってしまうような錯覚を与えるほどに確かなこと。しかし、アウトラインを辿るような解説ではなく、しっかり内容に批判的なメスを入れているところが素晴らしい。近代的な人間主義の確立にカント哲学の成果を見る本書は、今の時代、つまり人間性やその未来の可能性について、大らかには期待できない今の時代には、やや受けにくいかもしれない。でも、本書の良い所は、カントの著作からはなれず批判的に解説しながら、自身の解釈を立てていくわけで、殊更に、持論を主張しているわけではない。余りに妥当な解釈で、本書のようにしか、カントは読みようが無いわけで、これ以外の解釈は、或る意味「逸脱」「改釈」だと思う。それはそれで良いけれど、スタンダードは本書にあると思う。何よりも真正面からの勝負だと思うのは、しっかりと「神」の問題をカント哲学の重要問題として位置づけて解釈していることで、昨今あるような「こちら側に」引き戻して行う改釈ではない。分かり難いからと言って、明らかに当の著者が大文字で書いている「神」「絶対者」の問題を、日本人の日常性に関係が無いからといって、オミットして、口に合うところだけを拡大して分かりやすく解釈する哲学解説は、非常に良くないと思う。生活実感を根拠に「思想を引っ張ってくる」方式は、古くは小林秀雄の古典解釈に端を発し、高度に展開された吉本隆明や柄谷行人を経て、あまり質の良くない状態で、今日の竹田青嗣や西研に到っている。本書において、哲学書の解説書の手本を見る思いがする。著者には純粋理性批判の研究の大著があるが、あれは単なる解説書以上に、哲学の本として偉大だと思う。個人的には、岩崎武雄の、非常に良識の発達したセンスは、誠実で真面目な哲学者だったカントの解説に向いており、ヘーゲルや弁証法のような、ああいう世の中のどろどろした現実をいっぱい含みながら展開するものには、不向きで、逆に悪い結果を出していると思う。




カント
販売元: みすず書房

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 カントの「純粋理性批判」、「実践理性批判」、「判断力批判」の三批判書及び「単なる理性の限界内における宗教」などで展開された理論が200ページ程度で概説されています。英語圏、ドイツ語圏では相当評価の高い本のようで、確かにカントの理論がコンパクトにまとめられていますし、現代哲学からみたカントの議論の位置付けが提示されているため、読んで確実に理解が深まったと感じることができました。
 ただし、「初学者の確かな手引き」というフレーズがつけられていますが、用語の解説などはありませんし、読者のある程度の理解を前提しているところがあります。全く予備知識のない方が、まずこの本から入るというのはちょっと厳しいかも知れません。本当の入門書で一通り用語と理論の概要を把握されてから臨まれるのが適当かと思います。ちなみに、入門書としてはちくま新書の「カント入門」(石川文康)が大変分かり易いのでお勧めします。




カント (Century books―人と思想)
販売元: 清水書院

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カントについての伝記が多く書かれている。カントの人となりがわかる様で、なかなか興味深い。なんだか、カントの好感度がアップした。後半では、三大批判書についての解説が成されている。それらの解説はページ数が少ないにもかかわらず、結構分り易い。構成力の問題に関する記述は目から鱗がなんとやら。

薄くて読みやすくて、しかも安い!お買い得でしょこの本は。




カント (FOR BEGINNERSシリーズ)
販売元: 現代書館

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カント (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 全くの初学者である私にとって、この本は使いこなせませんでした。本の1/3はカントの著作からの抜粋であって、初心者向けの分かり易い解説はあまりありません。また、著者の手による文章も、あまり推敲されたとは思えず、読んでいてがっかりしました。(ハッキリ申し上げて手抜きと感じました。)
 あえて言えば、ある程度カント哲学の概要を把握した上で、原点を軽く当ってみたいと考える方には向いている、ということになります。が、基本的にはあまりお勧めしません。




カント―世界の限界を経験することは可能か (シリーズ・哲学のエッセンス)
販売元: 日本放送出版協会

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 熊野がカントを書いたのは、今から振り返ってみると、哲学史のための準備であったように思う。そのためか、可もなく不可もなくごく普通のカント解釈に終始している。それにしてもカントの解説にこれほどの小著が書かれるのは、哲学史の一節としてはふさわしくても、一冊の書物としてみるとなにかさびしいかぎりである。逆に言えば、このほどの小著にしなければ読者の購買意欲がわかない時代に入ったことを示している。ある意味では、哲学がコミックになったということであろうか。


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