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和書 492126 (158)



UFO あなたは否定できるか
販売元: 文藝春秋

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UFO 実録MIB事件簿
販売元: ぶんか社

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UFO&宇宙人問題 最後の真相―地球人類滅亡回避への具体策など
販売元: 近代文芸社

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UFO2&エイリアン―戦慄の真相 (ワニの本)
販売元: ベストセラーズ

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UFO‐X‐ファイル―コズミックウォーターゲート事件の謎
販売元: 三一書房

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UFO―その真相 日本の地名でUFOの謎を解く
販売元: たま出版

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『UFO-その真相』はトンデモ本に残念ながら
入ってしまう一冊だ。
日本の地名には、UFOが飛来した証拠となる
ものがたくさんあると筆者は考え、次々と仮説を呈示する。
只はUFOが着陸する様子を示しているとか
爪は三本足のUFOだとか、言われてみれば
そうかもしれないと夢広がる物語を一杯してくれる。
ぼくも読んでいてそういうこともあるかなぁと思ったが、
まぁ・・ちょっとないやろうなと最後には思わざるを得なかった。
UFOに対して筆者が期待していることがすごい。
弱肉強食のない世界をUFOを操縦する宇宙人が
作ってくれるそうだ。
共産主義の世界に聞こえるのだが、共産主義でもないらしい。
筆者は大阪大学の医学部を出たお医者さんにして、
CBA(終末論的な世界観を表明し一時話題になった
日本のUFO研究団体)の幹部。
筋金入りなので読み応えがあります。
お医者さんが余暇を使って(?)書いた本は、
川尻徹のノストラダムスの本など
なかなか面白い本が多いなぁと感じます。




UFOとUMA 現代神話論 (上)
販売元: 希林館

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UFOとアポロ疑惑 月面異星人基地の謎 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)
販売元: 学習研究社

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UFOと反重力 逆説の宇宙論 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
販売元: 学習研究社

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UFOと宇宙人 全ドキュメント
販売元: 矢沢サイエンスオフィス

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分かる人だけ分かってくれればいい。客観性のないレビューかもしれないが許して欲しい。私は本書を愛しているのだ。
 まず最初の、デニス・ステーシーの秀逸なプロローグ「世界をゆるがせた8つの重大UFO事件」は、UFO神話に重大な影響を与えたという観点のみから選ばれており、まさに混沌としたUFO50年を振り返る仕上がりになっている。この玉石混交っぷりが(石石混交ともいう)、いかにもUFO臭を漂わせている。
 続く本編では、各執筆者が年代ごとに区切ってUFO関連ネタを書いていくが、有名な事件の解説といった縛りがあるわけではなく「その年代のUFOネタなら、面白かったり、興味深かったり、資料価値が高かったり、読む価値あればなんでもOK」という基準で選ばれたとしか思えないような構成である。その結果として、どいつもこいつも面白い。
 最初の1940年代は、マンテル事件ではなく「北欧のゴーストロケット」だったり、かと思えばケネス・アーノルドによる「アメリカ空軍への目撃報告」が、そのまま掲載されており、資料価値が高いものが紛れ込む。こういった貴重な情報が散発的に埋め込まれていることもまた、本書の魅力の一つといってよいだろう。貴重といえばジャック・ヴァレーの日記や、ブルーブック最後の長クインタニラの回想録「プロジェクト・ブルーブック最後の数年間」などは、まず他の日本語文献では手に入らない記録だ。

 しかし、なんといっても最大の魅力は、いろいろな国のUFO研究者が寄稿している、そのユニークさと、しかも、そのいずれもが退屈させないという点である。具体的に国を挙げれば、アメリカ、イギリスは当然として、イタリア、ベルギー、フランス、ロシア、アフリカ、デンマーク、スペイン、カナダ、スウェーデン、オーストラリア、ルーマニア、といった具合で、実に10ヶ国以上に跨っている。

 実績豊富なUFO懐疑論者ビム・バン・ユトレヒトによる「ベルギーの三角UFO」の真相追究調査は、非常に秀逸。懐疑主義的にもニンマリ。
 この手の懐疑系のネタでは、イタリアのマルセル・デラバルによる「UFO神話はこうして誕生する」が傑作すぎる。著者がMIBにされてしまった顛末は、もうっったまらん!思わず電車の中で噴き出してしまった。
 そのような、優れた懐疑論&デバンキングが展開される一方で「女性に科学的知識を授ける宇宙人」といった、別の意味での傑作まであって、顔の筋肉は緩みっぱなしである。
 そして最後、ヒラリー・エバンズによる素敵なエピローグの手前には、イギリスUFO業界の重鎮ジェニー・ランドルズによる「UFO調査6つの基本ルール すべてのUFO研究家に贈る若干の胸にこたえる真実」が用意されている。

 このような具合で、本当に一冊の本としては驚くほどのボリュームと質を誇るUFO本なのである。UFOといえば異星人、という認識しか持たない自称UFOファンを除く、全てのUFOファン(少数派かもしれないが)にお勧めしたい良書である。


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