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和書 492132 (87)



アイヌ民族と日本人―東アジアのなかの蝦夷地 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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アイヌ民族を考える際に、本書でも引用しているように、「網野善彦による日本人はいつから日本人になったのかという問いは意表をついた新鮮さがあった。」
というように、過去の研究の根本的な視座のいいかげんさの指摘の記述がある。

しかし、本書では、それに深入りはしていない。
日本人の起源については、さまざまな研究があり、南方の人たち、朝鮮半島の人たちが、
なんらかの形で日本列島に来ていることと、以前から住んでいたと思われる、アイヌ、
蝦夷の人たちとの関係を体系的に記述しきれている訳ではないのかもしれない。

本書では、ひとまず18世紀前期の認識を立脚点に、
日本と朝鮮、沖縄、蝦夷の関係に基づこうとしている。

アイヌの文化的な背景、歴史的な背景、日本がアイヌ文化をどのような形で継承しようとしているかは、日本が北方領土の領有権を主張する際に引用されるかもしれない。

そういう政治的な主張とは別に、樺太、千島、北海道の文化的、歴史的な関係の継承を詳細化し続ける出発点となるように読み込みたい。

本書は、政治、経済、記録を中心に変遷しようとしているが、
言語、風習、考え方という視点の補強があると嬉しい。







アイヌ民族の軌跡 (日本史リブレット)
販売元: 山川出版社

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アイヌの歴史を知りたくて瀬川先生の『アイヌの歴史』を読んだのですが,考古学が中心でわかりづらい印象を受けました。なので,この本を読みました。
 内容は歴史史料を主に参考にしているため,アイヌ人の軌跡がわかりやすくなっています。アイヌ文化は北海道の内部で独自に形成されたというイメージを私は持っていました。ですが,倭人との関係だけでなく,中国・ロシアなどの交流の中からアイヌ文化や社会の形成されたことがわかり,目からうろこの状態でした。
 アイヌ人は日本人への同化を強制されたわけですが,なぜそうならなければならなかったのか,幕末期の状況を踏まえて論じられている点も興味深いです。
 アイヌについて勉強する際に一番最初に読む本としては最適です。




アイヌ民族の歴史と文化―北方少数民族学者の視座より (明石ライブラリー)
販売元: 明石書店

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アイヌ民族の歴史と文化―教育指導の手引
販売元: 山川出版社

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アイヌ民族史の研究―蝦夷・アイヌ観の歴史的変遷
販売元: 吉川弘文館

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序章を読むとわかるように、内容は外から見た蝦夷・アイヌ観の変遷史の研究である。それに「アイヌ民族史」と題したことを筆者は「憚られる」としているが、歴史が現代のためのものであり、現代のアイヌがなおアイヌ観によって抑圧されていることを考えれば、本書はむしろ正当な出発点である。また、ありがちな言説批判と一線を画して事実を追おうとする歴史家としての態度は、広く参照された史料・文献と一貫した内省的視点とによく表れている。随所で従来の文献を名指しで批判しているが、その著者たちはむろんのこと、今までの読書で得た「アイヌ観」「アイヌ研究観」を突き崩される読者の側も、姿勢を正さざるをえない。




アイヌ民話全集―キナラブック口伝 (1)
販売元: 北海道出版企画センター

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アイヌモシリ奪回―検証・アイヌ共有財産裁判
販売元: 社会評論社

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アイヌ文様
販売元: 北海道出版企画センター

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アイヌ文様刺繍のこころ (岩波ブックレット)
販売元: 岩波書店

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アイヌは原日本人か (小学館ライブラリー)
販売元: 小学館

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