和書 492132 (196)
江戸時代パラウ漂流記―新史料の民族誌的検証
販売元: 三一書房
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本書は、江戸時代にパラオに漂着して約4年を過ごして帰国した神社丸乗組員に対する、海外渡航を禁じていた政府側のいわば尋問調書「異国江漂流仕奥州南部之者七人口書」が新たに発見されたことを契機に書かれたものである。しかしながら、単に尋問調書の現代語訳と解説を掲載しているのではなく、当時の、パラオを含むミクロネシア海域の民族学的な記述について、多くの論文・書籍を比較・検討し、さらには、我が国の南洋庁による記録、現在の言語学的調査を含む民族学的論文など、多数の資料を比較検討し、当時のパラオの民族を正確に検証しようとしている。事実と推測の検証が適切であり、ミクロネシアの民族学を勉強しようとする者にとって、欠くことのできない重要な書籍の一冊となるであろう。
評者は、ミクロネシアの農耕文化に関心を持つ者であり、作物や食品の言語学的内容に興味を持って本書を読んだ。言語学的考察にはやや物足りなさを感じるが、それは言語学からの評価であり、民族学的資料としての価値を減ずるものではない。民族学や熱帯農学の学徒には強く勧めることのできる一冊である。
江戸呪術教本―邪兇咒禁法則
販売元: 柏書房
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江戸生業物価事典
販売元: 青蛙房
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江戸性風俗夜話 (河出文庫―巷談・江戸から東京へ)
販売元: 河出書房新社
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続・江戸町人の生活 (目で見る日本風俗誌)
販売元: 日本放送出版協会
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江戸とアフリカの対話
販売元: 日本エディタースクール出版部
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江戸と東京風俗野史
販売元: 国書刊行会
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江戸・TOKYO陰陽百景
販売元: 講談社
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えーと、これは多分帝都・東京にお住まいの方々には、より一層楽しめる本なのでしょうね? あっちこっちの地名が出ておりますですが…いや、地図がついていても、どうもピンとこないもんでね、地方人には。
一応3つのレベルに分けられていて、「ぜひ行ってみましょう」と「行ってみます?」と「行きたいなら止めません」……(汗)。
まあ、個人的には「行きたいなら止めません」のレベルに行きたいところが集中してはいたのですが(爆笑)。
前々から知っていた情報を復習しがてら、加門氏独自の視点からの解説なり感想なりが加味されて、軽妙でありながら深い名所案内となっております。
あと一つ感心したのは、大相撲で有名な両国。ここが何故「両国」なのか。そしてそこで何故「相撲」なのか。また、相撲と神事との関連と、それを脈々と今に伝える伝統とを改めて知ることにより、「何故女は土俵に上がれないのか?」という疑問に対し、実に明確な答えを出しております。私としてはこの本のこの章だけでも、是非ともO坂府のO田知事に読ませたい!と思ってしまったのでした(←意地悪?)。
ともあれかーるく、さらっとご一読を。
江戸東京歳時記 (歴史文化ライブラリー)
販売元: 吉川弘文館
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江戸東京の噂話―「こんな晩」から「口裂け女」まで
販売元: 大修館書店
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