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和書 492132 (283)



日本の怪談 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 著者は明治末から戦前にかけて怪談・奇譚の書き手として活躍した人物。
 本書は1970年に桃源社から出た『日本怪談全集』より27篇を選び出している。著者の故郷である土佐に伝わる怪談を中心にした再話で、稲生物怪録なども含まれている。
 土佐は海の国かと思っていたが、本書には山の怪談が多い。貧しい山国として描かれており意外だった。
 文体や言葉づかいは古風だが、読み慣れると味わいになる。




日本の怪談〈2〉 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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 著者は明治末から戦前にかけて怪談・奇譚の書き手として活躍した人物。
 本書は1970年に桃源社から出た『日本怪談全集』から28篇を選び出したもの。著名な怪談を再話したものから創作に近いものまで、バラエティに富んだ話が並んでいる。故郷の土佐で蒐集した物語も何編か含まれている。
 戦前の作家ではあるが、読みにくいということはない。漢字の読みや言い回しには時代を感じるが、「恐さ」にまつわる感性は非常に現代的。化け物や幽霊より、人間の心の恐さが描かれている。
結末に救いのない話が多いのも特徴。より恐さが引き立っている。




日本の性学事始 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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風俗 江戸東京物語 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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江戸風俗がこれほど正確かつ叙情的に活写された作品はない。いかにテレビの時代劇が出鱈目なものかがよく分かる。綺堂には優れた詩人の資質がある。それが半七モノよりも、むしろこの作品に見事に現れている。思わず陶然とさせられる描写が多いのだ。また「乞食」の部分は、私はわざわざ芝の某図書館からコピーを送ってもらい読んだが、どこが不味いのかわからなかった。綺堂がろくでもない差別者ではないことが分かり、ホッとしたものである。




風俗江戸物語 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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風俗 明治東京物語 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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南方熊楠コレクション〈第1巻〉南方マンダラ (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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南方熊楠コレクション〈第2巻〉南方民俗学 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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南方熊楠コレクション〈第3巻〉浄のセクソロジー (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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南方熊楠の全集を全部読めない人には、この一冊をお読みになることをお奨めいたします。   

 海外で最も注目を集めている彼の著述分野も、このセクソロジー関係、とりわけ岩田準一との往復書簡に代表される「男色研究」なのです。当時まだまだ「性」に関しては後進国だった欧米諸国では「同性愛」の歴史的考究が極めて遅れていたため、彼の作品が今になって重視されているわけです。

ともあれ、文庫というコンパクトかつ廉価な簡易本で彼の名作が読めるとは実に「良い時代」になったものです。




南方熊楠コレクション〈第4巻〉動と不動のコスモロジー (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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南方熊楠は日本が生んだ世界に誇れる碩学の一人である。
古今東西の書物を読み尽くした彼にしかできない学問世界の創造、
その一端を彼の筆によって私たちも垣間見ることができるのだ。

しかしそれは一端であっても
現代にいたるまで目もくらむほどの光を放ちつづけている。

 河出文庫の当シリーズでは中沢新一氏による解題と語注を付属しながら

南方熊楠の膨大な著作をテーマ別に編集している。

 トーテミズムに関する一文にみられるように
日本人・外国人を問わず異論があれば躊躇せずに
舌鋒鋭く指摘する重厚な学者南方の姿。
 アメリカ旅行記にみられるように
ユーモア精神あふれる軽妙な人間南方の姿。

 その両極が同時にみられて非常に興味深い一冊である。

このシリーズの他巻もあわせておすすめしたい。


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