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和書 492146 (9)



ちくほうの女性たちの歩み
販売元: 海鳥社

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とびこえよ、その囲いを―自由の実践としてのフェミニズム教育
販売元: 新水社

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ともにつくる物語―アルコール依存症回復女性とフェミニストカウンセラーとの対話
販売元: ユック舎

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井上摩耶子さんが新しい本を出した。『フェミニスト・カウンセリングへの招待』につづく2冊目。なかなか快調のようでうらやましい。今回はフェミニスト・カウンセラーとしてつきあったアルコール依存から回復した人との対話が中心で、やっぱり話し上手、というよりは聞き上手な彼女に感心してしまった。『ともにつくる物語』は題名の通りアルコール依存 を克服した松下美江子さんと摩耶子さんの対話が中心だが、話しているのはもっぱら松下さんで、語られる物語は松下さんの半生記である。

 松下さんがアルコール依存症になった原因は、専業主婦であること、しかも、結婚前の妊娠で何度も堕胎手術をして子どもができなかったこと、夫の転勤で各地を転々として、友人関係ができにくかったことなどである。銀行に勤めるエリートサラリーマンの妻がアルコール依存症、となれば、周囲の目は当然冷たいし厳しい。「何とだらしがない」「甘ったれな」といったセリフをはきたくなるのは、たぶんぼくも同じだろう。

 けれども、二人の対話を聞いていると、なぜアルコールに頼るようになったのか、どうしてそこからぬけ出せなかったのかが理解できるようになる。たとえ、すぐに結婚するとはいっても結婚前に妊娠してしまったら、そのことに罪悪感をもつ。だから堕胎手術ということになるが、今度はそれが新たな不安や罪悪感になって妊娠恐怖症になる。で、妊娠をよく確かめずにまた手術。時代は戦後の混乱がまだおさまらない昭和20年代の末。結婚や性に対する考え方は今とはまるで違っていて、医療や身体に対する知識はお粗末なものだった。

 結婚するが子どもはできない。高度成長期の銀行マンだった夫は家にはあまりいない。自分の時間をどう使うか。あれこれやってみても、夫の転勤とともに中断。昼間から酒を飲む生活が始まる。そうして30代から40代にかけてアルコールに依存した毎日が続くことになる。だらしがないからではなく、潔癖であるから、怠け者だからでなく、いろいろやりたい、やらねばという気があるからこそ陥る泥沼。この本を読んでいくと、そのあたりのプロセスがよくわかる。

 摩耶子さんは前作で「物語を聴くことは、今もうっとりする体験である。子どもの頃は、もっとうっとりする体験だった。私の想像力は、人が話す物語を聴くときに一番遠くまで広がっていく気がする。」と書いていた。今回の話はとてもうっとりするようなものではないが、摩耶子さんの想像力はぴったり松下さんに重なっている。




なぜフェミニズムは没落したのか (中公新書ラクレ)
販売元: 中央公論新社

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『今の日本に生きている女が、あの80年代の頃のように、「オイシ−のが好き!」と主張できる、そんなメンタリティをふたたび持ち合わせることができれば、これからの日本は、今よりもましな方向に進めるはずなのである。』(本文273Pより)・・・ってオイオイ(笑)。
バブルの中でたまたま可能だったに過ぎないことを正義だと勘違いしてしまった女の子の妄想社会批評。
さすがに自分の言ってることに矛盾を感じる時もあるようだが、そんな時は『本音は本音であり、「なかったこと」にすることはできない。』とつっぱねる。
『時代が直面している課題に正面から答えます』(中公新書ラクレ刊行のことば)。正面から答えているかどうかはともかく、こういう人が本を出すというのは確かに時代が直面している問題であろう。
ひとつの「症例」として読むには非常に興味深い一冊。




なぜ女は女が嫌いなのか―もっと上手につきあう知恵
販売元: 祥伝社

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これは一言でいえば駄本であり、Post-Feminism時代に入っても相変わらず1960年代的勘違いスローガンを書き散らした時代遅れも甚だしい本書が他ならぬ1990年代に出たことには情けなさだけではなく怒りさえも覚えずにはいられません。こういう駄作を真顔で読めば読むほど女性が男性を悪く言うのと同時かつ同程度に男性が女性を悪く言うという不毛な悪循環から抜け出せなくなるという事実は1970年代後半に男女双方が痛みと共に理解したことだとばかり思っていたのですが、実際にはそうとは言い切れないらしいのです。例えば著者は本書に「女性は心の中に『男性ではない』という一種の怒りを互いに宿しています。男性ならば、社会的地位と権力を持てるからです」(p.144)などというナンセンスな戯言を書いていますが、こういう勘違い描写こそが「男性差別(実際には男性の99.9%は地位も権力も持っていないにも拘らず例外的存在の0.1%が全体像であるかのように言うのは差別以外の何物でもありません)」のみならず「女性差別(男性に生まれてきたら幸せになれたと言うのは差別以外の何物でもありません)」までもを助長してきたのです。




なぜ男は暴力を選ぶのか―ドメスティック・バイオレンス理解の初歩 (かもがわブックレット)
販売元: かもがわ出版

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DV被害者を救済する運動や行政は当然必要だ。但し、よく見かける行政や運動家の中には非現実的な意見を述べるものも少なくない。
何が問題かというとこの手の運動かが主張するような方法では効率が悪過ぎて実際にはごく一部の被害者しか救う事が出来ない。




なにが女性の主要な敵なのか―ラディカル・唯物論的分析
販売元: 勁草書房

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なんてったって男社会なのだ―コネ・差別・セクハラ・無視の四大掟
販売元: 講談社

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にぎにぎしい女たち―フランス史に現われた女性像 (朝文社百科シリーズ)
販売元: 朝文社

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はじめてのジェンダー・スタディーズ
販売元: 北大路書房

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