和書 492146 (78)
地域女性史文献目録
販売元: ドメス出版
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地域リーダー力―女性リーダーの育ち方・育て方
販売元: パドウィメンズオフィス
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地球のうえの女性―男女平等のススメ
販売元: 東信堂
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地球のおんなたち―女から女へ、女を語る
販売元: 嵯峨野書院
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地球のおんなたち〈2〉
販売元: 嵯峨野書院
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逐条解説 男女共同参画社会基本法
販売元: ぎょうせい
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母性という神話 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房
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本書では、母性というのは必ずしも女の本能ではないこと、母親は必ずしも子供に対して献身的であるとはかぎらないこと、子供の幸福のために母親が個人的な野心を捨てるとはかぎらないこと等々を、フランスの社会の歴史をたどることにより明らかにしている。
第一部では、まず母性愛が母親の本能として構築される以前(およそ19世紀以前)における家父長制、子供・女性の位置づけについて述べられ、さらに17〜19世紀においていかに母親が子供に無関心であったかが述べられる。それは「放棄」とよぶにふさわしい状況であった。
第二部では、1760年頃に母親という役割、重要性への認識が根本的にそれ以前とは変化したことが述べられる。すなわちここにおいて「すべての母親は子供に対して本能的に愛を抱く」という母性本能の神話が誕生したのである。母性愛が人類にとっても社会にとっても好ましい、自然的かつ社会的価値としてたたえられるようになった。
第三部では、まず、ルソーとフロイトの女性論に焦点があてられる。筆者によれば、私たちが現在持っている(あるいは持っていた)母性という神話が形成されるにあたって彼らが果たした役割は非常に大きい。端的にいえば、彼らは本能・自然・道徳などの名のもとに母親の責任・役割を拡張すると同時に父親の役割を縮小した。このことは一面では、女性の権利の拡大を伴ったが、それと同時に彼女たちの自由を疎外してしまった。
最後に、今日の状況について述べられる。そこでは母性神話に寄与していたフロイトの精神分析が疑われると同時に、母性にとらわれずに生きる女性の姿やフェミニズムの運動が盛り上がってきた事などが述べられる。
本書はフェミニズムの古典的作品であると同時に社会史的研究の興味深い本でもある。フランスでベストセラーになっただけあって、非常に読みやすく両者の入門書としてふさわしいと思われる。また、本書の主張は当たり前のように思われるが、「父性」や「母性」の復権などが世間の一部で唱えられているところをみると、まだまだ価値ある一冊と言えそうだ。
妻をみなおす (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房
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文体が下品であり、論理にも無理な部分があるが、適度な下品さなのでOK。女性が読むと「バカじゃない?」と言いそうな内容だが、フェミニストと妻帯者の男性には、考えるヒントを与えてくれる内容かと思う。森巣博なら何と反論するだろうか?
フェミニズム入門 (ちくま新書 (062))
販売元: 筑摩書房
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ほとんどフェミニズムの歴史について書かれている。フェミニズム入門というよりは、フェミニスト史であり、フェミニスト入門といったほうがいいかもしれない。
フェミ思想的な根拠などはまったく示されず、フェミニストというのはとにかく自由になりたくてしょうがない人達のように感じられてしまった。しかも、それは動物に近い自由であり、思考である。こんなのに啓蒙される人なんているのだろうか?
男根主義、男性社会の欺瞞を鋭く指摘している、といった表現が多々見られるが、歴史的社会的現実性を無視して、とにかく自分達の自由が抑圧されているから男社会が悪いんだ!といった中学生なみの反抗精神である。
現代でどのくらいの割合なのかは分からないが、実際に非常に弱い立場にある女性を(フェミ啓蒙によってではなく、現実に女性が求めていることに関して)救うことを目的にしている人達は尊敬に値する。しかし、この本に出てくるフェミニスト達は論壇村での自分勝手かつ自己満足集団としか言いようが無い。この書のフェミニスト達には妄想以外のまともな未来ビジョンはない。
地図でみる世界の女性
販売元: 明石書店
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世界を俯瞰(高い場所から見下ろす)して見ることにより、
私達(女性の)現状を、より強く把握することが出来ると思います。
女性特有の病気の死亡率・就職率や出生率はもとより、
ドスメティク・バイオレンスやレイプ殺人の被害統計なども
浮き彫りになっているのがこの本です。
世界地図という形をとって、あらゆる国の女性達の現状が
数字で表現されています。
ですが膨大なデータも、実際は氷山の一角かもしれません。
でも、表に出ている部分があまりにもリアルで、
逆に表に出てこない女性達の苦悩が、更に根深いものであると
想像出来る本でした。
女性だけでなく、男性版の本もあるといいですね。