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和書 492148 (185)



アメリカ文化の日本経験―人権・宗教・文明と形成期米日関係
販売元: みすず書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書は、いわゆる近代史の本ではない。
昔の欧米人は、このように日本人を見ていた、という体験記の引用は存分にあるが、基調をなすのは、「文明とは何か」という問いである。
過去のかの国の人々は、現在の我々が漠然と思うよりは、日本と日本人に関心があったという事実に、単純に喜んでいてはいけない。
関心を持ち続けていたということは、監視し続けていた、ということでもある。著者は日本が与えた「文明」についての「重要な教訓」を、多くのアメリカ人は認識できなかったと締め括るが、果たしてほんとうにそうだろうか。
彼らの側の「文明」の基準から逸脱している(と思いたい)我々にとって、大国からもたらされる脅威は、軍事的、経済的優位のみではない。「文明」という基準を、常に等質な具体化できる価値として、手を代え品を代え準備してくる相手について、我々のほうこそもっと関心をもち、改めて認識していかなければならないのではないか、と考えさせられる。
それにしても、邦題と定価は如何なものか。
せっかく面白い内容なのに、この題名では食指が動きにくいのでは。原題は“Outposts of Civilization”。陽気で多様な価値観をもつ米国人の日本観の変遷などでは決してなく、「文明」という最大の武器を常に携えた対岸の隣人の思考という、本書の本質が、原題にはよく現れている。
みすずの本が高いのは今に始まったことではないが、本書の内容がもつ価値、ページ数を考えれば、邦題も定価も、もう少しなんとかして欲しかった。
多くの人に読んで欲しいだけに、残念に思います。





アメリカ保守革命 (中公新書ラクレ)
販売元: 中央公論新社

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本書を特にお勧めしたいのはアメリカの政治の構造について知りたい人、そして、ネオコンについて知りたい人だ。日本では共和党と民主党の違いなど基本的な認識が欠落した新聞記事や論評が多いため、それを読んだ人がまた誤解を深めるという現象が続いている。
本書を読んでおけばそのようなわなにはまることはなくなる。

また、安部首相をネオコンと呼ぶなどネオコンというものをまったく理解しないまま「ネオコン」という単語を使うケースが多いように感じるが、ここまで丁寧にネオコンについてたどった、しかもわかりやすい本は和書では他にないだろう。

本書を読んで特に感じることは、常にアメリカの現象を説明しつつ日本の読者に語りかけている、ということだ。日本の政治はこの点どうだろう、という問いかけを感じる場面が多い。
日本の政界関係者にもぜひ、目を通してもらいたいものだ。




アメリカ民主主義の裏切り―誰が民衆に語るのか
販売元: 青土社

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アメリカもアジアも欧州に敵わない―「脱米入欧」のススメ (祥伝社新書)
販売元: 祥伝社

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まずタイトルや序書と内容がそぐわない。
ヨーロッパとアジア、アメリカを比較していくものと思って買ったが、基本的にヨーロッパに関する歴史的、文化的な小咄の羅列であり、脱米入欧の必要性に対する論理的な根拠はない。
そして各々の関連性はなく、所々に不必要だと感じるレトリックを散見する。
加えて、終盤になるにつれてヨーロッパというよりフランス礼賛の論調へとすりかわっている。
フランス上中流階級のペダンチックなスノビズムに犯されるといっても過言ではないだろう。




アメリカ遊学から永住権までQ&A100
販売元: 亜紀書房

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あまり永住について書かれた本がないのですが、この本ではきっちり触れてます。

非常に読みやすいので、留学や永住について検討されている方はお読みになると参考になると思います。




アメリカ遊学から永住権までQ&A100〈’95年版〉
販売元: 亜紀書房

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アメリカ遊学から永住権までQ&A100〈’97年版〉
販売元: 亜紀書房

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アメリカ遊学から永住権までQ&A100プラス
販売元: 亜紀書房

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充実新版 アメリカ遊学から永住権までQ&A100+
販売元: 亜紀書房

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いらない本はどんどん古本屋さんにもっていくことにしている。しかし、この本はもっていけない。きちんとした取材ときちんとした筆力で書かれている一級の資料だからだ。3人の人間が書いただけの濃さ、つまり、一人では書けない量の情報を扱っている。最近の、体験のみを中心とした人数ばかりそろえてある本とは違うのだ。アメリカに行ってしまえば1、2年もすれば常識となるようなことも、はじめは四苦八苦。この本の内容が頭にはいっているととても助かるはずだ。




アメリカ・ユダヤ人の政治力 (PHP新書)
販売元: PHP研究所

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彼らが経済界だけでなく政界にも影響力をもちはじめたのはニクソン政権での国務長官によるところが大きい。アメリカとイスラエルの関係は日米安保よりも強力な絆で結ばれている。


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