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和書 492148 (242)



ラテン・アメリカは警告する―「構造改革」日本の未来 (シリーズ「失われた10年」を超えて―ラテン・アメリカの教訓)
販売元: 新評論

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日本社会の現状や将来を考える際に、アングロサクソンやニュージーランドの改革だけではなく(それも失敗なのだが)、ラテンアメリカの構造改革からも学ぶところは多いはずである。日本の構造改革は、第三世界型新自由主義ではないものの、この本からやはり現在進行中の事態の輪郭は見えてくる。

ただし、ラテンアメリカの個々のケースの羅列といった観がないわけでもない。理論的にもう少し踏み込んで分析可能であったとも思われるので星4つ。しかし、野心的な試みであることは間違いない。





失われたチャンス―ソ連副首相としての一年半
販売元: 新評論

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ウズベキスタン―民族・歴史・国家
販売元: 創土社

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中央アジア諸国を単純にイスラム圏とすることは疑問
ソ連時代との連続性という視点が軽視されていると著者は述べる

旧体制が温存
農業分野ではコルホーズが存続
企業民営化は緩やかに進展

ペルシャ文化とチュルク文化との共存
フェルガナ、サマルカンド、タシケントの三大クランの勢力争い
「ウズベキスタンは、チュルク系住民の土地という意味で典型的にウズベク的
であるフェルガナに片足を置く一方で、サマルカンドやブハラの混交的な文化に
ももう片方の足を下ろす。これはサマルカンド・クランとフェルガナ・クランの
交替によって続いてきた政治構造とも対応」

イスラム勢力はアフガン攻撃後、過激派は勢力を失い
イスラム解放党は穏健派に

「ソビエト的な側面とローカリズムに基づく側面をうまく使い分け両立」
「旧ソ連的な体制はカリモフ政権によって再構築、継承」

軍は経済的に恵まれない農村によって占領され、内部は地域主義的に分断

アンディジャン事件
「主要な通りに一定間隔ごとに警官が立ち、彼らが常に街の動静に
目を光らせているというのが、都市でお馴染みの風景」

ドルを持つ者と持たざる者の経済格差拡大

イスラム穏健派は、上から監視・コントロールし
ティムール礼賛を国民統合の象徴化

米と中露とを競わせ、最大限の利益を引き出そうと努めてきた
したたかなカリモフ政権もそんな余裕はなくなった
上海6を安保協議の場へと転換
米軍基地の撤去を要求:米戦略に真っ向から挑戦
米国の中央アジアへの浸透を防ぎ、「革命」の伝播を防ぐ
これが上海6が自らに課した新たな課題

米のジレンマ「独裁者を支持すべきなのか、それとも民主化を促進すべきなのか」

民主主義革命の三条件
支配エリート層の対立と分裂で政権交代後の受け皿
反政府活動への資金ルート
選挙を含む非暴力的な手段に国民を動員
ウズベクにはその全てがない




ウズベキスタンの桜
販売元: KTC中央出版

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女学生の感性が地の文章として基底にあり、他方においては政治家としての遠慮がちな発言が誰をも傷つけることのない善意に溢れた書物を作り上げている。ただ駐ウズベキスタンの特命全権大使時代に深く関与した1999年の日本人拉致事件に関してだけは例外的に日本外務省の尊大としか言いようのない対応を婉曲、間接的に批判している。よほど腹に据えかねたものと受け取ってよいだろう。
外交官としての視点が忘れられていないのは当然ながら、実際にはむしろウズベキスタンの一般庶民の生活、あるいは彼らとの交流を描いた文章の方にはるかに精彩がある。それこそが著者がもっとも読者に伝えたい主題であったろうと思われる。タシケントの舞台芸術劇場は戦後ソ連に抑留された日本人の労働によって建設された。この劇場と日本人墓地をめぐる話題は読者の心を揺さぶらずにはおかない。
私は短い期間ウズベキスタンを訪れる機会をもったがその僅かな見聞は著者が描くウズベク人の姿にすっかり重なり合うものであった。欧米世界に注目するあまりわれわれが忘れ去ってしまった「もう一つの」世のあり方を思い起こさせてくれる人たちがそこにいた。ウズベキスタンの都市はシルクロードの衰退とともに繁栄から見放された。その繁栄時代は今でも人々の心を引きつける多くの文化遺産として残されている。本書に盛り込まれた数多い写真もこの国への共感にあふれた本文と相まって存分に目も楽しませてくれる。これに歴史についての解説が加わりさえすれば鬼に金棒と思わせるウズベキスタン案内書である。




嘘つき大統領のアブない最終目標
販売元: 早川書房

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前作の『嘘つき大統領のデタラメ経済』に引き続き、
ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたクルーグマン教授
のコラムを『戦争とテロ』、『減税と社会福祉』、『権力の濫用』
の3つのテーマに分けて再編集された本です。

内容は前作同様クルーグマン教授のブッシュ政権に対する痛烈な批判で
仮に本書のすべてが同著者による主観的な見解や多少の誇張
があると考えてもこれほどアメリカの政治は悪いのかと疑いたくなります。
最近では米国はサブプライムローン問題など経済面では順調と言えないまでも
やはり経済大国アメリカのイメージがあっただけにこんなので大丈夫なのか
と不安になりました。(まあ、政治と経済は全てが一緒ではないですが・・・)

あと、本書について前作は400ページ近いボリュームでしたが、
今回は収録が2003〜2004年分と短いためか130ページ程しかなくて
少し物足りない気がしました。





現地緊急報告 歌いながらの革命―クレムリンを揺がす小国エストニアの闘い!
販売元: JICC出版局

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内側から見たペレストロイカ―ソ連70年目の革命
販売元: 読売新聞社

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内なる敵をのりこえて、戦う日本へ
販売元: 草思社

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宇宙開発の国際法構造 (SBC学術文庫)
販売元: 信山社出版

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宇宙人のカバン (ユーモア文学館)
販売元: くもん出版

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