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和書 492150 (187)



覚醒―撫順戦犯管理所の六年
販売元: 新風書房

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核兵器事典
販売元: 新紀元社

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 難解な分野を出来る限り平易に記述しようとする姿勢が随所に見られ、好感が持てる。しかし、いかんせん理論等の分野では誤解を招きかねない部分や、一般には使われない訳語などが散見され、果たして本当に正確に理解しているのか疑問な点もあり、残念である。
 資料の収集等多大な努力が払われたと推察するが、各種専門家のレビューが有れば、より正確かつ有用なものとなったと思われるだけに非常に惜しい。
 一次資料としての出来は、致命的とも言える部分も散見されるため星2つしかあげられないが、今後の改訂に強く期待して星3つとする。
(なお、厳しい評価を下さざるを得ないのは、理論と核軍縮不拡散の分野だけである。他は努力を多としたい。)




核兵器廃絶への新しい道―中堅国家構想
販売元: 高文研

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革命について (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 本書をホブズボームの「革命の時代 ヨーロッパ 1789−1848」(邦題「市民革命と産業革命」)を読む際に同時並行で読んだ。書名が「革命について」(原題On revolution)となっているが、ここで語られているのはいわゆる「フランス革命」と「アメリカ革命」「ロシア革命」のそれぞれ「自由の創設」の経緯を記述して比較考量する、という目的に終わることなく、例えばジョン・スチュアート・ミルの「自由論」(原題On liberty)で展開されていた議論を継承した性質、特に、イギリスの市民革命で開発されていたにしろ、実質的にはフランス革命の勃発とジャコバン独裁、テルミドール反動、ブリュメール18日、第一帝政といった出来事の連鎖によって出来あがり、ナポレオンの遠征によって他のヨーロッパ大陸諸国にも広がり、採用され、ウィーン体制後にも浸透し続け、現在に至るまで採用されたり棄却されたりしている近代政治上の概念、政治体制の諸々についての再検討というのがアレント自身の真の狙いだったのではないかと思える。
 フランス革命の始まりは、中産階級の政治的不満、アメリカ独立戦争への戦費提供による宮廷財政の逼迫があったにしろ、結局決定的誘因は全土に広がる農業の不作、それによる貧民の飢饉にたいする恐れであったこと、貧民の暴動に乗じて権力を奪取したロベスピエールはルソーの説く国民の一般意志なる集中された権力概念を統治の拠り所にしたこと、その理由は先行する統治形態が絶対主義権力だったことからの帰結であったこと、仮構された国民の一般意志はジャコバン独裁という一党独裁の権力に変わってしまったこと、以上の過程はフランス革命を先例にしたロシア革命でも反復されたことを一方に置き、他方には、イギリスの植民地として植民地アメリカは100年を超える実質的自治を実践していたこと、そもそもメイフラワー協約、ヴァージニアでの権利宣言など植民者相互の双務的契約は自明の実践行為で、権利の行使は日常行為の中でなされていたこと、本国からの独立を図る際には、モンテスキューの、法や権力を超越的な原理ではなく、人間相互の関係をあらわすものとみなす理論をもとにし、又独立する先の宗主国であるイギリス自体が絶対主義には程遠い制限権力だったことによって、権力を集中する形ではなく、権力を分立させて、均衡させることで安定的な統治形態を置くことが出来たとする。
 以上の話しの流れに着目すれば、アメリカ革命がフランス革命よりも優れているという結論になるが、そこに至るまでにアレントは意志と意見、権力と権威、同意と代表など政治上で作用する諸力の概念の分析、リバティとフリーダムという二つ「自由」概念、それらが関わる公的領域と私的領域などの解説も同時に行っていて、そこに本書の難解さの一端、あるいは独特の面白みがある。
 そして最後の章で、いずれの革命も見失い、それ以後、第二次世界大戦後の政党政治による民主政体も見失った統治形態があるといい、それはフランスの例で言えばコミューン、ロシアの例で言えば評議会、アメリカの例でいえばタウンシップという小集団による政治参加だという。それらの仕組みは、政治の意思決定に各階層の成員を継続的に関わらせることで代表制の持つ脆弱性をファイナンスし、代表民主制を再活性化させる為にも効き目があると著者に目されている。民主主義=代表制が何年かのうちで選挙日当日にしか実質的に実現していない、という本文中に引用されている19世紀アメリカの風刺は、21世紀日本においても風刺の効き目を失っていない。

 今の日本でも自明とされている統治形態は、間違いなくフランス革命の一連の過程で生まれ、ヨーロッパ諸国及びアメリカで変容した制度や思想を継承している以上、ここで展開されている「革命において」現象した政治概念・政治制度についての考察は日本人にとっても無縁ではないし、有益なのではないかと思う。上で要約した以外にも多くの論点があり、いろんな読み方の出来る深さを持った1冊だと思います。




陰で支えた軍用機―知られざる第二次大戦傑作機 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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この本と、姉妹編というべき「忘れられた軍用機」は、その中にあなたの好きな機がとりあげられているかで価値が決まります。もしあれば、それは他ではあまり見られないであろう貴重なエピソードが1機につき10ページほどで要領よくまとめられています。
この書には私の好きな機が多くとりあげられており、そういう意味で星5つ。日本ではマイナーとはいえ、航空史、戦史上ではけっして無視できない名機たちの活躍が楽しめます。ゼロ戦やP51などどこでも必ず取り上げられる機にはあきたという飛行機ファンの方、おすすめです。
SM79、FW200、サンダーランド、シュトルヒ、ウォーラス、ライサンダー、ボーファイターなどをはじめ、英国ではメジャーなモスキートやソードフィッシュなどもあります。日本機は二式水戦、月光、新司偵、彩雲、99襲撃などが取り上げられています。




影の訪問者
販売元: 時事通信社

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私の戦争体験 (上) (かごしま文庫 (23))
販売元: 春苑堂出版

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私の戦争体験 (下)
販売元: 春苑堂出版

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下士官たちの戦艦大和―戦艦大和下士官たちのレイテ海戦 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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下士官たちの戦艦大和
販売元: 光人社

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