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和書 492150 (248)



“グロースドイッチュランド”師団写真史―東部戦線におけるGD機甲擲弾兵師団1942‐1944
販売元: 大日本絵画

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 東部戦線の悲惨さは過去様々な本に記されているが、言葉は多くは要らない、この写真が全てを語っている。
 GDは最新装備やグデーリアンが理想とした機甲戦術を体現する理想的な装備を誇る優良師団とされてきた。この本にも、豊富な装軌車両に分乗する兵士の姿が残されているが、撮影された年代からすると「この装備で大丈夫なのか」という部分が最初から見え隠れしている。タルグル・フルーモス戦以降になると兵士の表情も曇りがちになり、車両も痛んで来る。車両も武器も寄せ集めのようになってゆき、負傷者の写真も目立ち始める。この本の初めの方に写っている人が後半に出て来ることは稀で、相当な戦死と補充が繰り返されているのである。戦闘中の写真はほとんどないが、ようやく最後に現れるタイガー戦車も果たして頼りになったのだろうか。
 戦況が著しく悪化する1944年で写真集は終わっている。この後はソ連の大攻勢が始まり、東部戦線の中央軍集団は散り散りになる。もはや宣伝もクソもなく、写真どころではなくなったのだろう。GDも弱体化し、ドイツに圧し戻されて逃げ回ることになる。もうフォトジェニックでも何でもなくなっていたのかもしれない。
 余り余計な想像を働かせなくても、ありのままの兵士達の姿が全てを語っている。ここに写っている人達の大半は戦死している。




グローバリゼーションと戦争―宇宙と核の覇権めざすアメリカ
販売元: 大月書店

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軍の論理と有事法制
販売元: 日本評論社

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軍医のみた大東亜戦争―インドネシアとの邂逅
販売元: 暁印書館

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軍拡経済の構図―軍縮の経済的可能性はあるのか (有斐閣選書R (28))
販売元: 有斐閣

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軍拡無用―21世紀を若者に遺そう
販売元: すずさわ書店

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軍拡症を診断する
販売元: 朝日新聞社

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軍艦―華麗なる生涯
販売元: 光人社

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軍艦青葉は沈まず―完勝!第一次ソロモン海戦
販売元: 今日の話題社

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軍艦開発物語―造船官が語る秘められたプロセス (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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元日本海軍造船士官福田烈氏を初め、矢ヶ崎正経氏、緒明亮乍氏、梶原正夫氏、矢田健二氏
吉田隆氏、堀元美氏、寺田明氏が雑誌丸に掲載された記事を一冊に集めた物と思われます。
 文庫本としては珍しく(?)伊58潜水艦建造過程秘録写真集は本書95ページから139ページ
の間全て建造工事中の伊58の写真です。
 なかなか面白い一冊でしたので星四つとしました。旧海軍の軍艦が好きで造船に
これから興味を持たれた方には手頃な一冊ではないかと思います。


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