和書 492158 (18)
くりこみ群の方法 (現代物理学叢書)
販売元： 岩波書店
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無限大回避の道具としての認識しかなかった ‘くりこみ‘ですが、この本を読んで、ある程度その意味が解った様な気になりました（あくまで‘気になった‘）。
残念なのは、物性が中心になっている点。
くりこみに関わる多くの方は、素粒子関係だと思いますので、この点は残念です。
まあ、日常的にくりこみを使っているけど、何となく腑に落ちない感じを持っている様な方は、一度読まれても良いのではないでしょうか？
くわしい物理の新研究
販売元： 洛陽社
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高校物理の参考書。受験テクニックのようなものは一切なく、物理学の本質を理解してもらうことを目的としているようである。白黒の印刷で、しかも数式や説明がつめて書いてある。そのため最近のカラフルな印刷で、くだけた文体の参考書に慣れた人には古くさい印象を与える。しかし、内容はしっかりしている。公式を天下り式に与えることはなく、公式の導出過程を丁寧に説明している。また理解を促すため、あえて高校物理の範囲を逸脱することもある(ビオ・サバールの法則など)。受験参考書としてはお勧めできないが、物理学的な思考力を身につけたいと考えている人には良書といえる。
こうもりのヒソヒソ話―超音波今昔 (ポピュラー・サイエンス)
販売元： 裳華房
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こまはなぜ倒れないか (物理学演習One Point)
販売元： 共立出版
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これからスタート!電気磁気学―要点と演習
販売元： 電気書院
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これから始める人の新電気学入門講座
販売元： 電波新聞社
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これだけは知っておきたいレントゲンと放射線の知識
販売元： 竹内書店新社
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これならわかる 図解でやさしい入門材料力学
販売元： 技術評論社
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材料力学入門者にお勧めしたい一冊である。
“図解〜”というタイトル通り、図を使いながらの解説は、好感を覚える。また、所々に材料力学の知恵を使った応用例が紹介されているのもよい。例えば、「自転車の車輪に放射状に張られているスポークは、あらかじめ引っ張り荷重を与えることで、荷重に耐えられるようになっている」という応用例は、なかなか興味深かった。
本書で使う数式は、高校数学を理解しておけば十分なレベルである。つまり、微分積分は、本文中に登場しない。したがって、高校物理で習う力学を理解しておけば、本書も十分に理解できるものと思われる。
以下は余談であるが…。
最近は、CADで図面を書ける技術者は多くなったように思う。一方で、材料力学を理解していない技術者が増えているように思う。それが昨今のリコールの増加にも少なからず繋がっているように感じる。機械設計者ならば、本書程度の知識は、持っていてもらいたいものである。
ころりん (オリジナル入門シリーズ)
販売元： 仮説社
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こわくない物理学―物質・宇宙・生命 (新潮文庫)
販売元： 新潮社
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物理学の本というと難解な印象を受けるが、この本はそうではない。
物理学が扱ってきたものを、その思想的、時代的な背景を説明しつつ、
わかりやすく解説してくれる。文系人間でも理解可能な内容である。
この本の結論は、最先端の分野の研究者としての、非常に正直な見解なのだろう。この結論に至るまでの、著者の辛苦、葛藤を想像することはできないが、
物理学、物理現象をありのままに捉えようとする著者の心意気には敬意を表したくなる。
いい読後感の味わえる本だと思う。