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和書 492158 (100)



温度から見た宇宙・物質・生命―ビッグバンから絶対零度の世界まで
販売元: 講談社

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「温度」をキーワードとして宇宙~地球~物質~生命の科学の過去と現在(2002年当時まで)が語られる好著です。このような多岐に渡る科学分野を一冊の本にまとめる著者の力量は流石だと唸らされました。なお2002年と断った理由は、ホーキング博士のブラックホール蒸発説に関して博士自身が一部理論の修正を2004年に行っているのですが、当然のことながらそれに関する記述はありません。しかし、そのようなことは本書の価値を下げません。既知の理論・実験の測定限界を超える試みを通じ、「人類の能力、好奇心、忍耐力が発見の道を切り開いていく」という科学の営みが極めて明解に語られています(特に後半の章で)。海底・地底に深く潜ってみる、僅かな信号を捉えるべく宇宙空間に目を向ける、超低温の実現を目指す、、、そうして様々な測定限界に挑むことで初めて見つかる副産物(セレンディピティ)の豊かさに気付かされます(特に4章以降)。こうして科学は新発見のない「死」の状態を迎えることなく、発展を続ける訳ですね。また本書は地球環境問題(温暖化、氷河期、生物種の進化と絶滅)を考える上でも大いに参考になりました。

なお、第5章(星の生と死、超新星爆発、ビッグバン、各種元素の生成機構など)に興味を持たれた方には「僕らは星のかけらー原子をつくった魔法の炉を探して」(マーカス・チャウン)もお薦めします。この本も「科学ってロマンだな」と思わせる名著ですょ。(^-^)




温度とは何か―測定の基準と問題 (新コロナシリーズ)
販売元: コロナ社

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温度のおはなし―温度の正体とその計測
販売元: 日本規格協会

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怪奇現象の正体―プラズマの謎 (ホット・ノンフィクション)
販売元: 悠飛社

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解析電磁気学と電磁構造 (日本AEM学会:電磁力応用シリーズ)
販売元: 養賢堂

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解析力学 (裳華房テキストシリーズ―物理学)
販売元: 裳華房

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要点が分かるなどといかに読んでもないのに
レヴューを書いているかが暴露される。
冒頭の式変形はわかりにくく、砂川の力学の考え方
の解析力学の部分を読んで要点をつかんでから
読み直した。




解析力学 (裳華房フィジックスライブラリー)
販売元: 裳華房

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なぜラグランジュ形式以外にハミルトン形式が必要なのか?
なぜ正準変換という概念が必要なのか?

という疑問を解決できる本です。
また量子力学に無理なくつなげることができるように構成されています。
説明や式変形の行間も比較的詳しく書かれていています。著者の意図なのか章末問題も半分
くらいは関係式の証明や前期量子論を意識した問題ですが解答も詳しく書かれています。

ルジャンドル変換と正準変換との関連については、詳しく書かれていないので、
「量子力学を学ぶための解析力学入門」高橋(講談社)
を参考にすればいいのではないでしょうか。




解析力学 (数理物理学方法序説)
販売元: 日本評論社

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解析力学 (パリティ物理学コース)
販売元: 丸善

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この本では質点系での議論がなぜ剛体に拡張できるのかが十分に
解説され、他の本では省略されがちなどろくさい部分の解説が
ちゃんとなされていて論理の飛躍(天下り)が少ない。

但し、式を追ってゆくのが結構大変で、著者の頭が少々よすぎる
ようである。





解析力学 (物理テキストシリーズ)
販売元: 岩波書店

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本書は、かなり詳しい点までしっかり議論して、また、丁寧にわかり解りやすく書かれている解析力学の本である。私は最後の束縛条件がある場合のハミルトン形式の議論をしている章は読んでいないが、そのほかの章は非常にしっかりとした議論がなされていたと思う。しかし、詳細な点にこだわっているところが目立ちすぎて、個々の議論の正当性は認識できるものの、結局何をやっていたのかがわかりにくかった。「通読しやすい教科書」でも無く、また「ある点にこだわった本」でも無く、むしろ「他の本で詳しいところが議論されていない部分をしっかりとやり直した個人のノート」的な本である(図も手書きだし。まあこれはこれで味があるってものではあるが)。こういった微妙さのため、せっかくの詳しい議論が生かされいないので星4つとした。せっかくなので書き直したらいいのではないかと思うのは私だけであろうか。


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