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和書 492158 (302)



生命科学系のための物理化学
販売元: 東京化学同人

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物理化学〈上〉 (生命薬学テキストシリーズ)
販売元: 共立出版

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 薬学の学生が物理化学の学習に割ける時間は多くはないでしょう。しかし、この学問ほど入念な反復学習を要する分野は、他の薬学必修科目にも稀です。本書は、基本的な物理化学を生命科学への応用という視点を見失わないように学ぶための好適な教科書です。演習問題は多くはないので、他の演習書で補強するべきですが、薬学に必要な物理化学の基礎知識のセットを提供するという意味でも、成功している一冊であると思います。内容は下巻まで考えると決して易しくはありませんが、上巻に収載されている熱力学と分子分光学の基礎の説明は他書よりも詳しく丁寧です。教養2年生か、学部の学生に勧められます。




物理化学〈下〉 (生命薬学テキストシリーズ)
販売元: 共立出版

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 生命薬学において物理化学がどのような役割を果たすべきか、薬学生や専門外の科学者に示すことは難しいことです。本書では、生命科学・薬学において必要な物理化学の理論と実験技術の基礎原理が厳選して記述されています。内容は当然、理・工学部化学系の物理化学教科書と重複することが多いのですが、随所に生命科学への適用を考える記述がなされ、読者の向学心を高め理解を深める効果があります。さらに、理工系の教科書よりも、X線結晶回析と生物物理化学の章が充実しており、大変に優れた書籍です。内容は決して平易ではありませんが、学部学生以上の方々に強く勧められる1冊です。




世界を変えた式―アインシュタインVSニュートン
販売元: 丸善

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ニュートン、アインシュタイン、そして現代人のオッサンの
対話形式で展開される、特殊相対性理論の解説本ですが・・・

内容的には正直難しいです。ある程度科学に関する知識が必要になります。
そして、対話形式のクセに、数式もちょこちょこ出てきます。
(まあ基本的に物理学の本ですから仕方ないですけど)
こうしてレビューを書いている僕も、そこら辺の難しい部分は
あまり理解していません。

しかし、しっかりと特殊相対性理論の肝となる部分は
議論という形で何度も繰り返されるし、その点では一般にある解説書よりも
余程丁寧な作り方をされているな、と思います。
内容に難しい部分はありますけど、「分かった気」には確実になれます。
そして、良くある「解説だけの解説書」と違い、小説的な進み方をするので
これまでの解説書にはない圧倒的な臨場感で、まるで、自分が
3者の議論に対峙しているかのような、はたまた自分が議論を交わしているような
感じを受け、世界にドップリと引き込まれます。
僕は3回ほどこの本を読み返しましたが、また将来読んでしまうことでしょう(笑)
不思議な魅力のある本です。

ニュートンが登場することにより、古典力学との対比についても
多く言及があり、特殊相対性理論の理解に一役買っています。
(特殊相対性理論を一方的に解説するのではなく、古典力学の話を
 織り交ぜることで、より話を具体的にしてくれます。
 もっとも、ソレが原因でややこしくなっている部分もありますが。)

とりあえず雑学として相対性理論を知りたい方にもオススメですが
この本を読むことで新たに具体的な疑問を持つことも出来るので
深く相対性理論を知りたい方の「はじめの一冊」としてもオススメできます。






世界を数式で想像できれば―アインシュタインが憧れた人々
販売元: 青土社

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マクスウェルによる電磁気学の完成は19世紀の物理学界に対する革命であった。当初電磁気学もニュートンの重力理論にならって遠隔作用説で定式化できると思われていたのをマクスウェルはファラデーの力線による場のアイデアを取り入れ、近接作用論で作り上げた。当時はベクトル積の概念がようやく現われたくらいの時期なので、必要な数学の概念も自分で発明した。Curl,Divergence,Slopeなどはマクスウェルが考案し、命名したものである。(Slopeは現在Gradientと呼ばれるもの)また得られた結果を物理的なモデルで説明しようとして、空想的な渦と歯車の複雑な仕組みを考えた。(この仕組みのことは「「場」とは何だろうか」(竹内薫、ブルーバックス)に紹介されている)
以上のような事情が詳しく書かれていてマクスウェルの苦闘がよくわかる。
マクスウェルはよく計算間違いをし、導いた式もまちがっていることがよくあったそうだ。それにもかかわらず、最終的に電磁気学の数式化をなしとげ、電磁波の予想にまで到達した。
「数学の本当の腕は、言語や想像力にかかわるもの」というのが著者の考えだ。
この本はマクスウェルを中心においているが、そのほかにギリシヤ時代から現代にいたるまでの物理学の数学化の意味を広く深く考察していて面白い。




世界が変わる現代物理学 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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 タイトルから、最新の物理学の近況を教えてくれるものと思ったが、実際は、「相対性理論と量子力学により、身近に実感として感じる世界観は変わり、世界観自体がSF化している」というやや哲学的な主張がメイン。従って、紹介されている物理の内容は初歩の初歩であり、現代どころか、20世紀初頭の相対論と量子力学のみに留まっている。この程度なら、物理にほんの少しでも興味のある人なら全員知っていることであり、本書が刊行される意義を感じない。また、その哲学的な主張も、我田引水的なものを感じ、特に作者の創作した小説が書いてあるのは意義も曖昧であり、押し付けがましく不快ですらある。
 基本的に物理学畑の人の哲学論は、一部の人を除き稚拙で狭いものが多い。本書の作者も、自身の書の意義をしっかり考えて、狭い世界から這い出てみては?と思った。




世界の究極理論は存在するか―多宇宙理論から見た生命、進化、時間
販売元: 朝日新聞社

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「数学的経験」、「ゲーデル、エッシャー、バッハ」「利己的な遺伝子」などに比肩しうる、科学系書物の傑作です。
著者は一つのおおまかな仮説を提示しています。この仮説が将来的に
正しくないとわかってしまったとしても、一つの説としてとても魅力があり、世界の見方を変えさせられます。
ただ訳はよくないです。直訳なので意味不明の箇所が多すぎると思います。




素粒子物理学を作った人々 (セカンド・クリエイション)
販売元: 早川書房

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素粒子物理学を創った人々 (セカンド・クリエイション)
販売元: 早川書房

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設計のための高分子の力学―高分子鎖が織りなす力学の世界
販売元: 技報堂出版

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この本の著者は、その序文と略歴でも述べているように、ゴム加工業において長年実学として高分子の力学特性を研究し、その結果を新しい商品の開発に盛り込んできた人である。この本には、従って、その開発のベースとなった著者自身の研究成果と、その研究成果のバックボーンとなった過去の意味ある研究、そして研究成果に基づいて行われたいくつかの開発事例が書かれている。つまり、この本は巷によくある教科書(それらの多くは知識の受け売りであることが多いと感じるのだが)とは異なり、著者が実際に実務としての研究と開発業務に使用できるレベルまでブレークダウンした著者の理解がそのまま書かれていると思われる。 そのため内容がある程度偏っていると思われるところもあるが、実際に利用した理解!である分、実務者には「わが意を得たり」と膝を打つ様な場面が多いと思われる。リファレンスや索引もしっかりしており、活発で独創的な国内の研究活動の割には良書の少ない高分子(特にゴムプラスチック)業界で働く者にとっては辞書的な利用も期待できる良書である。


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