和書 492158 (376)
入門 分子軌道法―分子計算を手がける前に
販売元： 講談社
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「入門」と銘打った書籍を、初心者向けであるとして批判するのは不適ではないでしょうか。
むしろ適切な入門書の少ないこの分野においては（「入門」と名乗りながら初歩の部分の説明がおざなりな本もあります）、極めて優れた入門書です。
ただし、量子化学全般というよりはやはり分子軌道法に対する入門書ですので、それについては注意する必要があります。
本来ならば次は同じ藤永先生の「分子軌道法」に進むことをお薦めしたいのですが、残念ながらそちらは絶版です。
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ニューサイエンスのパラダイム―21世紀のためのプリンキピア
販売元： 技術出版
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ちょっとは知った統計学でそれなりの数式にはアレルギーを見出すまいとしていますが、
ここで紹介されている数式は素人にはかなりきついです。
でも、学問的にきちんとしたベースのある方にとっては、より凄い本ではないでしょうか。
「エーテルの実在」を、あるいはそれの東洋的な表現である
「気」・「プラーナ」・「空」を科学的に証明している試みは素晴らしいと思います。
わたしレベルでは、それ以上書いてはいけないのかもしれません。
とにかく物質とエネルギーに終始する現代物理学に、
筆者のように非物質的な意識の次元とか、情報の次元を組み込む科学者が
日本にもいたことに安堵を覚えるとともに、
やはり学界的にはマスコミ的には無視され続けているのだなぁと、
悲しき現実を実感せざるを得ない書物です。
例えそうではあっても、科学の枠組みの転換（パラダイム・シフト）の書だと思います。
２１世紀の終わりには、「ニューサイエンスの古典」としてきちんと評価される可能性を有した本だと思います。
また、著者は通商産業省・電子技術総合研究所・主任研究官という立場にありながら、
このような本を出されていたとは、なんと天晴れ（あっぱれ）な！方です。
物理化学 (ニューテック・化学シリーズ)
販売元： 朝倉書店
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フリーエネルギーの挑戦 (ニューパラダイムシリーズ)
販売元： たま出版
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１９９２年に初版発行されている古い本ではあるが、その時点までの世界の主だったフリーエネルギーの研究が取り上げられており、内容も充実しているので決して古いという印象は受けない。
本題に入る前に序章が設けられており、「予言考証学」という聞き馴れない言葉が登場する。数ある予言の確からしさを検証する学問らしい。ヨハネの黙示録が別格とされている、というのが面白い。
本題だが、７つの研究が取り上げられている。伝説のニコラ・テスラに始まり、現存する研究者まで、時期も国も様々である。いずれも装置の構造や理論がそれなりに詳細に述べられていて興味深いのだが、いかんせん私では理解できなかった。電気を専攻した人であればもう少し理解できるのではないだろうかと思う。
複数の研究に重複して出てくる要素として、磁石と放電があり、これがフリーエネルギー抽出の原理の大きなヒントになるような気がする。
また、半透膜を使い、溶液のエントロピーを減らす手法も、別のアプローチとして面白い。
現在ではさらに多くの研究が行われているような気がするが、これまでの研究の全体像をつかむには十分な本ではないかと思う。
ニューポリマーサイエンス―高分子のふしぎな働き
販売元： 講談社
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ニュートリノと重力波―実験室と宇宙を結ぶ新しいメディア
販売元： 裳華房
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ニュートンからマンデルブロまで―理論物理学入門
販売元： 朝倉書店
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ハイパースペース・サーフィン―高次元宇宙を理解するための六つのやさしいレッスン
販売元： ニュートンプレス
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ニュートンとアインシュタインの対話―相対性理論よさようなら
販売元： 科学書院
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ニュートン力学と微分方程式の意味がわかる―万有引力から相対論的力学まで
販売元： ベレ出版
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高度な数学を用いず、ニュ‐トンからアインシュタインまでを解説。深く掘り下げていないので、微分なら偏微分あたり、積分は一変数ぐらいを理解していると読みこなせる。ベクトル解析、解析力学、微分方程式の初等理論、相対論等言葉巧みに解説。例示されている計算も面白い。難解な書より余程役に立つ。