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和書 492164 (61)



宇宙で地球はたった一つの存在か (ウェッジ選書―「地球学」シリーズ)
販売元: ウェッジ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

松井氏は比較惑星学を専門とする著名な学者。水惑星理論の提唱者として知られる。本書は松井氏を監修者として(大半は自分で書いているのだが)、宇宙飛行士の毛利衛氏、惑星進化学の田近英一氏、生態学の長沼毅氏の論を纏めたもの。4部立てから成る。

1部は松井氏の執筆で、地球自身の分析と太陽系における地球の普遍性と特異性について述べる。著者の自家薬籠中の話題だが、頁数の関係で駆け足になったのはやむを得まい。2部は毛利氏の執筆で、「ユニバソロジ」という概念を提唱する。universe+ecologyの造語だろうか、全てを含む空間、宇宙で色々な角度で物事を見るとどうなるかという問題意識だそうである。スペースシャトルでの経験を通じ、地球の普遍性、人間の普遍性(他の生物と変らない)を語る。ただし、7頁と短いのが残念でもっと話を聞きたかった。3部の前半は田辺氏の執筆で、地球の歴史を語る。3部の後半は長沼氏の執筆で、地球上生物の生命の原理と多様性を語る。4部は再度松井氏の執筆で、本書の集大成として文明の普遍性について語る。

本書を通じて盛んに使われる「普遍性」という言葉。地球だけが特別な惑星ではない。人間だけが特別な生物ではない。そんな事を考えさせてくれる良書。




宇宙はこうして誕生した (ウェッジ選書)
販売元: ウェッジ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

第一部を読了したところですが、宇宙論の最新の全体像を俯瞰できる良書です。
NEWTONや新刊書で宇宙論について取り上げられますが、どこまでが
わかっていてどこからがまだ未解決なのか最新の全体像に触れたい、その
ような読者に最適です。
文科系でも読み進められるレベルで、相対性理論&量子論から「ビッグバン」
「ダークマター」「ニュートリノ」「超ひも理論」など断片的に知っていた
話題がどのような位置関係にあるのか大きな見取り図を与えてくれます。
文章もこなれていて、ぐいぐいと引き込まれるように読み進めてしまいます。
人間なんてなんて小さな存在か!ということが科学的な観測で証明される
レベルまで宇宙の全体像は既にわかってきているようです。
お勧め星★★★★★です。




宇宙環境科学 (ウェーブサミット講座)
販売元: オーム社

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ウェーブレット解析による地球観測衛星データの利用方法
販売元: 森北出版

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ウォッチング・雲と星 (野外活動図鑑)
販売元: 国土社

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ウォッチング雲と星 (校外活動ガイドブック (6))
販売元: 国土社

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失われた火星人面岩「メサイア」の謎 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
販売元: 学習研究社

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いつもながらの「あすかあきお節」です。
本書のころからは、本職もぼちぼち思い出してこられたようで、ムー誌上で漫画の形式で発表したものを、一冊分の内容に膨らませた上、お得にも巻頭にその漫画まで収録されているという、ある意味アブストラクトつきの論文のような構成。

さて、あすかあきおの惑星論第二ステージ、と本人の銘打つシリーズの端緒となる本書ですが、第一ステージの中核であったヴェリコフスキー理論に加え、原始キリスト教シリーズ、プラズマシリーズ、カッバーラシリーズのそれぞれの研究成果をごたまぜ^H^H^H^H融合して、より一層の奇想天外な結論を導く手法は見事の一言につきます。

得意技である「以前に論証して、可能性があると結論できた命題に関しては、その後無条件で真実として扱える」という技法は、さらに完成度を増し、足掛け数年に亘る前フリと応用というカタチで、本書、およびこれに続く第二ステージの処々に見て取れることでしょう。いっぱしのあすかあきお読みを自認する方でも唸らされること請け合いです。

まさか火星人面岩を、あのヒトの肖像だと見破るとはっ…!




失われた原始惑星―太陽系形成期のドラマ (中公新書)
販売元: 中央公論社

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 著者は鉱物学の専門家。隕石や月の石の特徴を調べることで、太陽系誕生の謎にせまっている。
 地球には、地球誕生時の岩石は残されていない。地殻変動や風化のためである。そのため、惑星の原初の姿を知るには隕石や月の石に頼らざるを得ない。しかし、隕石は少なく、月の石にいたってはアポロが持ち帰ったごくわずかなものしかない。ところが、鉱物学的な研究を行うことで、小さな試料から多大な情報を引き出すことが出来る。その方法と結果を詳しく説明してくれるのが本書である。
 惑星の誕生という壮大なドラマであり、わくわくさせられる。
 ただ、文章の展開に難あり。また、難しい内容をわかりやすく書こうとしているのは伝わってくるが、成功していない。




新しい宇宙論 失われた時空間の謎―われわれはどこへ行くのかを知る (プレイブックス)
販売元: 青春出版社

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宇宙―そのひろがりをしろう (かがくのほん)
販売元: 福音館書店

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この本は、最も想像力を育み、そして一般教養を身につけねばならない時期に読んだことで、世界観や地理感を身につけられた気がする。思えばコペルニクスやガリレオなどが、一生をかけて宇宙に生きる人間という相対感覚をつきとめようとしたのに、現代の私たち少年はこの一冊で宇宙旅行が出来るのだから幸せだった。そして再び20年後の今日読むと、また発見があったりする。
あの頃、自分にとってはここに出てくる「ブロッケン現象」の神秘さが胸を捉えて離さなかった。高い世界ではこういうことが起こるのか、と1ページめくるごとに高さを増してゆく世界はワクワクさせるのだ。自分たちが暮らす世界から、少しずつ高いところを知ってゆき、アルプスなど地上における自然の規模を知り、そして成層圏、熱圏、太陽系、光の届かない何万光年の彼方を知る。絵で知ることができるのだ。もうその頃には、どこまでも果てしない宇宙の奥行き・無限というものに、無意識ながら少年に「虚無」という恐ろさまで知らしめてくれる。科学の本、には違いないけどとてつもない想像力を養ってくれる哲学的な入り口のような、大きさのある一冊だ。


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