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和書 492164 (100)



宇宙は謎がいっぱい―ビッグバンから人類の未来まで (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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宇宙は分散系である―21世紀に向けて、新しい科学の芽生え
販売元: 日本図書刊行会

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宇宙は自ら進化した―ダーウィンから量子重力理論へ
販売元: 日本放送出版協会

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「自然がそのもっとも深いレベルで数学と関係している、という根拠がまったくない」
「普遍的に成り立つように思える事実を発見したならば、私たちは即座にその理由は歴史にではなく原理にあると考える」が、
「同時に偶発的である可能性を排除する論理的な根拠はない」

「素粒子の特性はそれ固有のものなのか、あるいはその素粒子と宇宙のほかのものとのあいだの相互作用の部分的な現われなのか」
「「物」の特性はすべて現実の「物」のあいだの関係を基礎としており、絶対的な意味をもたない(ゲージ原理)」

本書では、「何年も考えたあとでさえ、意識的に努力しなければ対峙することのできない概念」と吐露しつつ、
「法則は数学を基礎とする永遠のものだというプラトン哲学の概念」を棄却し、
「法則そのものが進化あるいは自己組織化の作用で形成された」と述べ、
「星がブラックホールへと崩壊することで起こる爆発からそれぞれが生まれる、連続的に成長する「宇宙」コミュニティ」という描像、
自己組織的(すべての尺度で構造的)に「ブラックホールが新しい宇宙を生み出す」という宇宙論が紹介されている。

「宇宙全体そのものが自己組織化する非平衡系である」と述べている訳だが、
「エネルギーが一定の速さで流れている開放系でのみ、自己組織化が自然に起こり、永遠に秩序を保つ可能性がある」訳で、
開放系ではなく、孤立系である宇宙との整合性はどうなるのだろうか? と思っていると、
「多くの物理学者と天文学者は、宇宙が相転移を経験したことが、
明確な尺度をもたないフラクタル・パターンのように宇宙全体に分布する、
構造を形成したのかもしれないと考えている」と、相転移という平衡系の概念を宇宙(孤立系)に適用することで、
「宇宙全体が二つの相のあいだで転移をしているところだ、と考えた」ホルガー・ニールセンの説が紹介されている。
相転移点では、「両方の相が同時に存在している」、つまり、
「両方の相の原子の固まりは、原子数個の大きさから目で見ることのできる大きさまで、あらゆる大きさのものが形成される」ので、
無秩序が秩序に席を譲る臨界系・・・すべての尺度で構造的な系・・・
"スケールフリー(尺度のない)(アルバート=ラズロ・バラバシ著『新ネットワーク思考』)" な自己組織化する系が、確かに存在できる。

「自然選択の累積による進化(=自己組織化)の理論は、組織された複雑さの存在を原理的に説明できる、私たちが知っている唯一の理論である。
たとえ証拠がそれと一致していなくても、それは依然として最高の理論である(リチャード・ドーキンス著『ブラインド・ウォッチメーカー』)」

自己組織化ってのは、思考停止を促すズルい概念でもある・・・相転移の理屈を通す限り、
「大規模な出来事は小規模な出来事を単に拡大したものにすぎず、それらは同じ原因で発生する(マーク・ブキャナン著『歴史の方程式』)」ことは否定できない。
プラトン哲学の復活である・・・「敬服する思索家とのつきあいは楽しみであると同時に危険でもある」
心に留め置くのは、次の警句・・・「シラケつつノリ、ノリつつシラケる(浅田彰著『構造と力』)」

「法則そのものが進化あるいは自己組織化の作用で形成された」とは、一体どういうことなのか? 楽しみである。




宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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 宇宙の無限の大きさを思う時、地球などは一つの塵のようであることがわかる。この宇宙には他の星にも生物がいるだろうし、地球が消滅したとしても、それは他の数兆の星が生まれては消えていくように、自然なことである。ましてや地球上に棲む人類が生きようが死のうが、宇宙全体にとっては限りなく小さなことなのだ。
 この宇宙だけでも、このように大きすぎるのだ。しかし、宇宙は無数に存在するのだという。親宇宙から子宇宙、孫宇宙、曾孫宇宙……と限りなく生まれていくと。つまり、この地球がある宇宙もその一つに過ぎず、砂浜の砂粒の一つなのだ。
 本書にも、「沸騰するお湯のように宇宙にボコボコ泡ができる」とあるが、そして泡の隙間で新宇宙が生まれるそうだが、私は「この世は泡沫のようなものだ」というブッダの言葉を思い出すのである。




宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった―マザー・ユニバースとチャイルド・ユニバースの謎
販売元: 同文書院

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 宇宙の無限の大きさを思う時、地球などは一つの塵のようであることがわかる。この宇宙には他の星にも生物がいるだろうし、地球が消滅したとしても、それは他の数兆の星が生まれては消えていくように、自然なことである。ましてや地球上に棲む人類が生きようが死のうが、宇宙全体にとっては限りなく小さなことなのだ。
 この宇宙だけでも、このように大きすぎるのだ。しかし、宇宙は無数に存在するのだという。親宇宙から子宇宙、孫宇宙、曾孫宇宙……と限りなく生まれていくと。つまり、この地球がある宇宙もその一つに過ぎず、砂浜の砂粒の一つなのだ。
 本書にも、「沸騰するお湯のように宇宙にボコボコ泡ができる」とあるが、そして泡の隙間で新宇宙が生まれるそうだが、私は「この世は泡沫のようなものだ」というブッダの言葉を思い出すのである。




宇宙=1.2.3…無限大 (G・ガモフコレクション)
販売元: 白揚社

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宇宙100の大誤解 (ブル-バックス)
販売元: 講談社

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メイン大学教授で天文学を教えるニール・カミンズの書の邦訳版。自身が学生を通じて感じた天文学への誤解を100項目集めて紹介し、解説している。後半はなぜそのような誤解を生じるのかという原因について言及している。250ページの分量で高校以上であれば数時間で読破可能。

本書を読んでの第一感は『米国の大学生は相当レベルが低い』である。紹介されている誤解の全てが大学生によるものかどうかは不明であるにせよ、『ふだん空に見えている星が落ちてくると流れ星になる』と考えている人などいるのだろうかと思うし、『月の満ち欠けが地球の影によっておこる』など多くの項目も同様である。また『満月が人の行動に影響する』という迷信レベルのコメントを天気予報キャスターがする国とはどんなレベルなんだと考えてしまう(日本も大差ないかな)。さらに、一つの説明で済む内容を複数の誤解として重複して紹介している部分も多い。潮汐と月との関係などは一つの説明で十分だし、惑星が楕円軌道を描くことなどは何度も登場する。100個の誤解をタイトルにするために、何でもかんでも集めたという感が強い。他の方も言及しているように、誤解は小学生レベルながら、説明は大学生レベルというアンバランスな記述になっているほか、著者が学生を指導しながら感じた後半の記述は、主観的で論理性を欠いている部分もある。

一概に悪書とは言い難いが、少なくともアインシュタインを読める読者は購入する意義は少ないと思う。今までの知識を再確認する程度の書であり、本書で驚くことが多数あるようではちょっと心配だ。有用な情報も少しはあるが、他の書の方がいいと思うし、後半は菊池聡氏の『超常現象をなぜ信じるのか』などの方がはるかに面白いと思う。星3つとするも、推奨度は低く、星2つにするか迷った末の評価。




宇宙エレベーター
販売元: 大和書房

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著者は、ドイツ育ちのトルコ人宇宙物理学者。宇宙、時間、次元、古代史、原子などの専門分野の話を、著者自身の半生のエピソード(中学生時代に実際にサッカーフィールド一面を使った巨大なタイムマシンを作った話とか)にからませながら、小学生高学年レベルにもわかるように「お話し」してくれます。が、決して「理科」の本ではありません。理系、文系の枠を超え、人間としての感性、創造、愛の大切さを語る心優しいファンタジー本です。子どもにもぜひ薦めたい本ですし、そして大人が子どもの純粋な好奇心を取り戻したい時に手を伸ばすのにうってつけの本です。




宇宙観の歴史と人間 (放送大学教材)
販売元: 放送大学教育振興会

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宇宙誌 (徳間文庫―教養シリーズ)
販売元: 徳間書店

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 松井さんの本はどれも壮大で、子供の頃みた宇宙への夢をかきたててくれる。なかでも本書は、宇宙そして地球、我々人類までをつなぐ、科学の目で作り上げた「創世記」だと思える。
 物理とはいっても、十分に文系の者でも読める(私もそうです)文章力と、下手なファンタジーよりも、リリカルな内容は、是非とも全地球人に読んで欲しい。


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