和書 492168 (212)
空間データの数理―3次元コンピューティングに向けて
販売元: 朝倉書店
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空間データモデリング―空間統計学の応用 (データサイエンス・シリーズ)
販売元: 共立出版
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空間統計学(Spatial statistics)について日本語でまとめられたおそらく最初の本ではないでしょうか?もしかすると他にもあるのかも知れませんが、私が探した中ではこの一冊しか見つかりませんでした。
本書を全て理解するには広範囲の基礎知識(統計学、確率論、測度論、数学、確率過程など)が必要とされると感じます。
学部生でしたら、空間統計学にはどのようなトピックがあるのかをざっと調べるのに使えると思いますし、また部分的には理解できると思いますが、基本的には大学院以上の人向けかなと思います。
空間統計学は、1.空間点過程、2.ランダム集合理論、3.確率場・回帰、の3つの方法に大別できて、本書2章では、点過程の理論、3章ではギブス点過程とメトロポリス法、4章は3章の応用であるマルコフ確率場モデル、5章はランダム集合モデルと関連するステレオロジ、モルフォロジ理論について解説してあり、6章では空間回帰モデルであるクリギング法について書いてあります。
それぞれの章は、基礎的なことを丁寧に説明してあるわけではありませんので、本書で概要を知ってから、興味を持った分野を参考文献一覧から探して読むというような使い方になると思います。
空間統計学に興味を持った人にとっての、ひとつの指針、または案内役として重宝する本であると思います。
空間群のプログラム TSPACE
販売元: 裳華房
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ククロス島の対決!ヒッポス・レイアの大冒険―円の性質 (数学ワンダーランド)
販売元: 国土社
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組合せアルゴリズム通論
販売元: コロナ社
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組合せアルゴリズムとグラフ理論とを巧く橋渡ししてくれる本は
他にはなかなか無いので魅力的です。
私はラグランジュ緩和法を最も理想的な手法として考えているの
ですが(スケジューリング問題に関して)、なかなかグラフ構造
の頭の中と組合せアルゴリズムとを結びつけることができずに
います。
同じ事を云っているのは分かるのですが...
(この本では具体的なアルゴリズムの詳細は展開されていません)
組合せ幾何学のアルゴリズム
販売元: 共立出版
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組み合わせゲームの裏表
販売元: シュプリンガー・フェアラーク東京
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組合せ最適化―メタ戦略を中心として (経営科学のニューフロンティア)
販売元: 朝倉書店
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メタ戦略を研究している方にとって非常に役に立つ本であり,一読しておくべきであると思います.
理由としては,主に以下の4点を挙げることができます.
そして,これらが他の類似の本との違いといえると思います.
1.数多く存在するメタ戦略を統一的に説明する枠組みを与えており,
理解が深まる.またそれが,新たなアイデアを出す助けになる.
2.メタ戦略の性能を向上させる方法についてページを割いており,
評価の方法や性能向上のための考え方が身につく.
3.処理の流れが比較的詳細に記述されているため,
実装するときの助けになる.
4.どのメタ戦略を利用すればよいか判断するときの指針が,
簡単であるが示されている.
ただし,これから勉強をはじめようという方,
「メタ戦略って何だ?」と思われる方には少し内容は難しいと思います.
まずは,比較的数多く出版されている遺伝的アルゴリズム(GA)
に関する本をざっと読み,概念を身に付けてから読まれる方が
より理解しやすいと思います.
組合せ最適化アルゴリズムの最新手法―基礎から工学応用まで
販売元: 丸善
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情報系の学部生です。研究室の方針で最適化アルゴリズムの教科書として使用しましたが、割と面白いです。遺伝的アルゴリズムの本はよく見た事がありますが、最適化アルゴリズムについてこれだけ書いてる本は珍しいと思います。
ただ、学問的な本なので読みにくい上に、サンプルコードがないのでお手軽に最適化アルゴリズムを使おうとしてる人には向かないです。
内容的には文句なしですが、やはりとっつきにくいという事は否めないので星4つ。
組合せ最適化「短編集」 (シリーズ「現代人の数理」)
販売元: 朝倉書店
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数理計画問題がどのようなアルゴリズムを使って解かれているかを、
数式を使わずに、簡単な物語を使って紹介している。
1.細かい議論はまったく無いので初心者向にも読みやすい。
2.現在までに、どのようなアルゴリズムが主に存在するのかを、手っ取り早く知るためにはちょうどいいと思う。
3.また、この本をキッカケにして、数理計画に興味が持つことができるようになれば、それで十分なのだと思う。(更に勉強したい人のために、参考文献が多く紹介されている)
本当に気軽に(電車にのりながらでも)読める本なので結構オススメ。