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和書 492168 (260)



数学の歴史 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 数学史の本ですが、すべてコトバで記述されています。
故にこそ、私はこの本をきちんと読むのは(高校数学or
大学教養レベルの数学経験者だと)相当苦しいのではな
いかと思います。
 森氏独特の斜に構えた少々きざな言い回しは、軽妙洒
脱で読みやすい、という意見もあるでしょう。が、それ
はその人が数学を大学3、4年の理学工学系の水準で使
い慣れしていて理解できているからだと思うのです(さ
もなくばわかったふりをしているか、です)。
 三平方の定理や二次方程式の一般解の公式程度ならい
ざしらず、それを超える程度の数学を語り聞かせるの
であれば、そこそこ数式やグラフを用いた説明のほうが
読者にとっては小さい負担で理解が高まるはずです。




数学的思考 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 数学史、数学論、数学教育論。1964年に明治図書出版から刊行された本を文庫化したもので、さすがに古い本と言えそう。

 現在の著者の風貌から受ける印象とはやや異なる調子に少し驚いた。この本を書いた頃の著者はまだ30代後半の若手研究者で、比較的アグレッシブな調子で自身の考えを述べている。

 本書の中で言う「最近の〜」というのは1960年代の話、「従来の〜」というのはもっと前の話なので、当時の数学教育について何も知らない私が著者の数学教育論の論点を理解するのは正直難しかった。ただし、その議論の土台となっている著者の数学観や数学史観は、現在と大きくは異ならないのではないかと思う。本書の前半部分で展開されている、数学の歴史や数学という学問に関する著者の考えを中心に楽しく読んだ。






子どもに教えたくなる算数 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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そのまま子供に読んで聞かせることを配慮したためか、
文体がなにか絵本を読んでいるような、
対話型の広告を聞かされているような、
まどろっこしい感じが残念です。
また、「はじめに」と「あとがき」のコメントは冗長で凡庸な印象を受けました。
問題数は紙幅に比べ、十分な量なので☆☆にしました。




算数・数学が得意になる本
販売元: 講談社

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 現在の算数・数学教育にある「きちんと理解する前に解き方だけを丸暗記して、テストで要領よくいい成績をとる」風潮を警告を鳴らす。

 つまずくこと自体が悪いのではく、つまずきそうになった時、踏みとどまり考えことこそ、数学的思考を養うことになるとの点に価値を置く。

 著者は、分数の掛け算できない大学生を前にし、その原因解明の中から、全国の小学校・中学校その他を行脚し、出前授業を行いながら「つまずき」の元にたどり着く。

 本書は、その「つまずき」ポイントに絞った、社会人向けの教養書です。





数学的思考法―説明力を鍛えるヒント 講談社現代新書
販売元: 講談社

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・著者の主張を一言でまとめると「今、日本人に求められている最も重要な能力は、「粘り強く考える」ことと「論理的にきちんと説明する」ことである。従って、その両者を総合した「証明力」を育む教育が軽視されている現状を一日も早く改めなければならない。」
全くその通りだと思います。
・私は理系の工学部の院卒であるので、ポイントのほぼ全ては既知でした。
・しかし、私には以下の3つの発見がありました。
 −1.インドの算数・数学教育が日本を遙かに上回っていること
   (=私自身はインドのカリキュラムの中身については知りませんでした)
 −2.ゆとり教育に繋がった数学軽視の流れの歴史的経緯
 −3.記憶が曖昧になっていることの復習
   (たまに復習すると使っていなかった脳の一部が活性されるような印象)
・1.インドの数学のカリキュラム
 既に90年代の半ばからIT技術評論家の間ではポピュラーだったようだが、「英語を使えることや賃金面での優位性もさることながら、数学特に証明教育で鍛えた問題解決能力と論理力が優れている」と。
 証明に力を入れている一例でいうと、インド国立工科大学(IIT)の入試問題(例として2000年度)は16問の全問が証明問題である。
 また内容のレベルも上で、インドでは中学三年生で対数を、高校では(日本では一切教えていない)微分方程式や3×3の行列があり、統計の部分ではポアソン分布も丁寧に説明されていると。(日本では正規分布に触れるのが精一杯で、なおかつその箇所は教科書の一番最後部であるので軽く触れてお茶を濁す高校がほとんどだ(った。))
・2.90年代前半に言われていたこと
 −数学は単なる計算技術であるから、計算機が発達した現在はやる必要がない
 −数学は理工系学問の基礎だから文型人間や実社会では無用 と言われており1994年に数学教育の危機を訴えるシンポジウム以降、90年後半にデリバティブ取引で日本の金融機関が悉く、外資にやられた結果の背景には数学力があるという認識が追い風になって少し風向きが変わった と分析している。
・3.一例でいうと対数についての記述。「人間の感覚は、与えられた刺激の変化に対してその対数の変化としてしか感じない。」ウェバー・フェヒーナの法則=実際には100倍の刺激には2倍程度、1000倍の刺激には3倍程度しか感じないと。





文系のための数学教室 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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「数学嫌い」から「数学下手」へ。
この本を読んですぐに数学が上手になるわけではない。数学が好きになるための第一歩になればというスタンスで書かれている。

「文系のための」と題打たれているが、ここでの文系とは経済学・政治学といった社会科学の分野である。
数学を好きになるための肝はイメージ化と論理と法則といえようか。数式・数字からグラフなどを用いてイメージを形成する。無味乾燥に見える数式から具体的なイメージをいかに引き出すかのヒントを著者は多く提示している。また、何にでも法則を見いだすことの面白さも紹介している。一見、数学とは縁遠いような民主主義や神の存在証明にまで数学が使えるとは。大学の講義で数学と論理学の違いは数字を使うか言葉を使うかの違いだと聞いたことを思い出した。

一つおすすめのトピックスをあげるとすれば、セマンティックとシンタックスである。
「正しいこと」と「証明できること」は別である。なるほど、論理的に話しているように見えても全く話がかみ合わない議論とはこのセマンティックな議論であるのだと納得。お互いシンタックスに依拠した話を展開すれば、賛同するかは別にしても理解はできるだろう。日本ではセマンティックな論理学が教授され、シンタックスな論理学はまだまだのようである。ディベートが苦手なのもセマンティックに議論を展開させようとするからであろう。





数学は嫌いです!―苦手な人のためのお気楽数学 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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数学が苦手な人が世の中にはたくさんいます。四則演算が出来れば世の中が足りる人がいっぱいいます。
でも本当にそうなのかなあ?
・・・というわけで三人しかいない会社の営業のマナブくんが経理のカズコさんに、まんまと日常に置き換えられて方程式から微積分までを学ぶのがこの本。

それなりに面白く読めましたが、常用対数についていまひとつ突っ込んだ解説がなされていないのと、落語のような自然な対話を狙っているように感じましたが、いまいち不自然でテンポが良くないのがいまいち。

でも微積分の説明はとてもよく、あいまいなまま学校を出た人も目からウロコが落ちると思いますよ!




行動科学における統計解析法
販売元: 東京大学出版会

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心理学・教育学・社会学などの分野を学ぶ人向けのデータ解析法のテキストです.
内容はかなり濃く詰まっていて,記述統計から重回帰分析・多要因分散分析まで説明されていますし,類書にはあまり見られない相関係数の推定という問題も扱っています.
本書は,行動科学分野の統計法の基本を理解した人が,さらに深くがっちりと学ぶためのものであろうと思います.心理統計を初めて学ぶ人や,数式を見るのが嫌いな人には向かないでしょう.一方,統計法をきちんと理解したい人には読みごたえのある,リッチな内容の好著です.
願わくは,数式の導出過程をもう少し詳しく書いてほしかった.その点で星ひとつマイナスです.(でもこれはぜいたくな要求かもしれません.)




行動計量のヴィジュアル表現―数量化3類、4類の解析
販売元: 山愛書院

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行動計量学序説 (行動計量学シリーズ)
販売元: 朝倉書店

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