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和書 492178 (17)



アンナのエネルギー観光 (〓@53B2@文庫)
販売元: 〓@53B2@出版社

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リスク評価によるメンテナンス RBI/RBM入門
販売元: 日本プラントメンテナンス協会

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工場の設備管理を担当するスタッフに一読の著。昨今の景気回復で製造業が回復基調の中、工場の生産性向上のためには適切な設備管理が必須である。’生産’と比較して、’設備管理・保全’は陽の目があたりにくいが、手を抜いて大故障が発生して生産ラインが長時間休止ともなれば、その復旧費用のみならず、フル生産下における生産機会損失デメリットは相当なものとなる。とは言いいつ、過剰なメンテナンスはコストアップになる事から、どの程度の保全が適切なのかを見極める事は難しく、工場長はじめ悩むところである。本著はそういった悩みの解決の糸口を与えるものとして価値がある。故障の起こる’確率(リスク)’と起こった時の’被害の大きさ’のバランスをマトリックス(表)的にとらえ、リスクが高く被害の大きいものから優先的に保全していこう、との考え方である。リスクをより定量的に考える事、そのためには物の損傷メカニズムを考える事 等が重要であると説いている。文章は平滑でわかり易くすらすら読めるのはいい事だが、技術的な突っ込みが浅く、具体例も少ないので、製造現場で深刻に悩んでいる最前線の技術者にとっては物足り無さを感じると思うが、長年の勘と経験に頼りがちな保全部署に長くいるベテランの人に、頭の中の整理して斬新的な新しいアクションを考える糧として薦めたい本と思う。




リサイクルのための化学 (一億人の化学)
販売元: 大日本図書

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イラスト・図解 燃料電池のしくみがわかる本
販売元: 技術評論社

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燃料電池って何?という質問に対して、基本的な原理や分類、予想される将来の展望等といった一通りについて答えられる内容です。理系の人間でも特に物足りなく感じることは無いでしょう。但し資料的な使い方には向きません、当然ですが。

星を1つ削っているのは誤字が何度か目に付いた為です。これは何とかして欲しい。




放射線物語―!と?の狭間で (医療科学新書)
販売元: 医療科学社

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原発事故を問う―チェルノブイリから、もんじゅへ (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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原発を語る時は1つの視点から見ることはできません。
技術、政治、社会さまざまな要素が絡み合っています。
この本の著者は多くの人から話を聞き、それをほとんど脚色なしに載せています。
まだ著者の目も冴えていて、相手から聞いた内容から”相手がやりたいこと”をうまく見抜き、1行ほどでまとめています。
原発の有効性、政治腐敗による情報隠蔽、マスコミの偏見報道、原発にただ反対する団体や市民、危機感を持って具体案を出す人。
原発の推進にせよ、撤廃にせよ、多くの課題が残される事を知ることができます。




原発事故はなぜくりかえすのか (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 今日の私達に供給される電力の約半分が原発によるものです。日本には数多くの原発がありますが、原発に対する人々の関心は意外と低いものなのかもしれません。本書では、原子力発電とはいったいどのようなもので、それをどのような歴史の中どのように管理してきたのか。そして、その中にある様々な問題点からわかる過去に起こった原子力関連の事故について、著者自らの経験を踏まえ、わかりやすくしっかりと書き示してあります。
 私達の生活を支える原発や、「科学」というものにはたくさんの側面があり、科学者はもちろんのことそれを扱う一般市民こそが、もっともっと利便性に隠された「真実」を知る必要があるのではないか、と考えさせられる一冊です。




市民科学者として生きる (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 市民科学者、高木さんの一生の物語です。高木さんは脱原発派の科学者でしたが2000年の10月に癌で亡くなりました。享年62歳なのですが、おそらく放射能の影響とは無縁ではないでしょう。この著書はその病床で今までの自分を振り返りながら執筆し、1999年に出版されたものです。
 高木さんは原発業界では有名な人なのですが普通はよく知らないですよね。元は原子力の研究者でありながらその技術と将来性に疑問をもち一般人の立場から原子力を評価してきた人です。現在の原子力資料情報室(CNIC)の初代代表。この業界でこのスタンスにいる人は約1%ぐらいだそうです(^^; 人間誰しも自分の研究が意味の無いものだと思いたくないし、多少の欠点は目をつぶりたくなるものです。それらを積み重ねていくとだんだん変な方向に行ってしまうものですが、現在の原子力業界が正にそれ。この著作の後に東海の臨海事故も東電の事故隠しも起きましたが、それを予言するかのような内容です。
 人としての高木さんも興味深い。癌とは死ぬとわかっていて時間があるからよい、という言い方をしています。つまりは死の準備をする時間があるということなのですが、ここまで達観して癌を捉えた人は見たことないですね。
 2002年8月に東電が事故隠しでカミングアウトしました。しかしその後の東電の態度はまさに居直りです(^^; 今を逃すと脱原発の機会は何年後にやってくるかわかりません。原発がメルトダウンすればすぐなんでしょうが(^^;
原子力資料情報室
http://www.cnic.or.jp/




都市と水 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 1927年生まれの河川工学研究者が1988年に(私の手持ちの本ではこの刊行年)刊行した本。戦後日本における人と水との付き合い方は、便宜上第一期(1945〜1959=戦後復興期)の大水害頻発・治水対策最優先時代、第二期(1960〜1972=高度成長期)の都市化を背景とする利水優先・ダムブーム・水質悪化時代、第三期(1973〜=安定成長期)の省資源・水環境重視・総合治水(流域内保水・遊水機能の維持、住民参加)時代に区分されうる。著者は日本の「伝統的」な水文化に根ざしつつも、都市化を踏まえながら、水文化を新たに再構築する必要性を唱え、そのために治水・利水・水文化の調和のあり方を、総合的に考えようとする。したがって、第二章では治水のあり方として、地下分水路・多目的遊水地・透水性舗装・小区域防災組織・防災情報伝達等について紹介し、第三章では利水のあり方として、水の再利用法、水利転用、緩速濾過法等について述べ、第四章では水文化の再構築として、自然の水質浄化機能の人工的復活、親水事業を通じた地域の再構築等を論じる。川の汚染原因は、川とのわずらわしいつき合いの放棄にある、という言葉は、著者の言うとおり至言であろう。やや過去を美化するような記述がなきにしもあらずだが、本書は人と水との共存のあり方に関して、多様な具体策を総合的に提示しており、データの古さを考慮しても、いまだ十分読む価値があると言えよう。





放射線と健康 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 ページ数がさほどでもない新書版の本の中に、放射線の正体から人体への影響に至るまで、主に医療の視点から見た放射線の情報が十二分にまとめられています。

 本書の特徴をいくつかまとめます。

1.歴史的背景を踏まえ解説をしていること
 放射線の単位や規制について、現状の説明に留まらず、そこに至るまでの遍歴も解説されており、「なぜ今はこうなっているのか」という疑問に答えてくれます。

2.医療被ばくの問題が簡潔にまとめられていること
 著者が放射線医療の専門家であるため、放射線障害と医療に関する内容が充実しています。特に、X線検診の発ガン性や妊婦への影響について、数値を踏まえた解説には強い説得力があります。

3.著者の立ち位置が中立的であること
 低量の放射線が人体に与える影響については、研究者の間でも「有害」「無害」「有益」という、素人から見れば全く異なる主張が繰り広げられている状態です。本書は特定の立場に傾倒することなく、それぞれの主張の背景をバランス良く説明してくれます。

 本書を読み進む上では、中学理科程度の知識が必要になります。放射線の影響を考える上ではその量が大変重要になりますから、本書でもたくさんの値が出てきます。おそらく入門書としては難しめかもしれません。しかし、放射線を知る上では必要な難しさだと、私には感じられました。

 放射線を正しく恐れて、正しく利用するためには、正しく理解する必要があります。その為の入門書として、本書は大変優れていると思います。


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